[546] ★★ウミガメのスープ★★546杯目 腹減りうむ味 サイトトップ / ページインデックス / ▼ページ末尾 / 前スレ / 次スレ

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35 名前:まりもん ◆j6UDP4J.0Y 投稿日:2006/03/03(金) 23:38:16 ID:gpWzhJC80
【問題】
死刑囚は最後の晩餐に、望みのものを食べてご満悦だった。
その夜は看守も苦笑するほどの高いびきで眠った。
翌朝、看守が迎えにくると、死刑囚はベッドの中で冷たくなっていた。
まだ死刑は執行されていないのに。

状況を推理してくださいな。

57 名前:まりもん ◆j6UDP4J.0Y 投稿日:2006/03/03(金) 23:52:30 ID:gpWzhJC80
【解説】
死刑囚は重度の糖尿病。
刑務所生活で症状は抑えられていたが、最後の晩餐にと希望したのは、
ケーキやアイスクリーム。
満足がいくまで平らげた死刑囚は、高血糖症になりいびきをかきながら
あの世にいってしまった…。


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71 名前:こっくりこっくりこっくり ◆zeX0LUnepU 投稿日:2006/03/04(土) 00:32:52 ID:kZYVuRlY0
【問題】
男は、少女をいたぶることで富を得ていた。
少女は必死に抵抗したが、ついに一糸まとわぬ姿にされたとき抗うのをやめた。
まるでただの人形のようになってしまった少女を見たとき
男は自分の富の限界を感じ、ある場所に向かうことを決意した。

状況推理&男が向かった場所あててみて

118 名前:こっくりこっくりこっくり ◆zeX0LUnepU 投稿日:2006/03/04(土) 01:05:54 ID:kZYVuRlY0
【解答】
男の自宅には、テレビの恐怖番組垂涎の髪の伸びるという人形
(問題文少女、以下人形としよう)がいた。
野心家の男は、人形の髪を使ってビジネスをすることを考える。
人形を裸にしてみたり、水につけてみたりしていたぶることにより、
呪いのおかげでどんどん髪が伸びることに目をつけた男。
カツラ業界に売ったり植毛業界に売り込んだり・・・。
カツラ業界は原料に困ることがなくなり、植毛業界も「自然に伸びる」感じがおおうけ。
男と男の人形の話はその業界では知らない人がいないものとなってきた。
なかには、男に大枚をはたいて直に人形の頭から抜いた髪を求める輩も出現した。
一本数十万数百万と価格は高騰していくが、買う人はそれでも買っていく。
ついに人形の頭から全ての髪の毛が消えた。
文字通り、人形は「一糸まとわぬ」姿になった。
人形の中の人は、もう髪を伸ばすことができなくなって、
呪いの人形から「ただつるっぱげの人形」になってしまった。

もうこの人形は使えないなと男は思った。
まあ、充分稼がせてもらったし、この人形はそろそろ潮時だ。
供養寺に行って、一番髪がのびている人形をもらってこよう、そうしよう。

まあ、それ以後男は悲惨な最期をとげたという後付けをしておきます。


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128 名前:鰍 ◆/kE0mQLT0k 投稿日:2006/03/04(土) 01:38:51 ID:I2OXS6S80
【問題】
突然、男の目の前に現れた死神。
まだ死にたくないと思った男は、死神の隙をついて倒すことに成功した。
しかし次の瞬間、真実を知った男は絶望する。

状況を説明してくださいな

163 名前:鰍 ◆/kE0mQLT0k 投稿日:2006/03/04(土) 02:07:59 ID:I2OXS6S80
【解説】
死神は、男に地獄への入り口を見せた。
恐怖した男は無我夢中で、死神を地獄の底へと突き落とす。
助かったと安心しかけたその時、背後から不吉な気配が。
振り向いたそこには、死神の持っていた一本の鎌。
男の倒した死神は、単に鎌を持っているだけの役目だったのだ。

鎌は男の足元を切り裂いて、男は地獄へとまっさかさま。
鎌は今後も命を刈り続ける。

…と、元ネタはゲームです。


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172 名前:貧民 ◆uuMg1iXKpg 投稿日:2006/03/04(土) 03:05:27 ID:rvTbpd1f0
【問題】
それほど、のどが渇いていない男がジュースを4本買い、
4本全部飲み終わると、犬のフンにお金を突き刺し始めた。
どういうことだろう?

251 名前:貧民 ◆uuMg1iXKpg 投稿日:2006/03/04(土) 04:44:16 ID:rvTbpd1f0
【解答】
男が道を歩いているとありえないモノを発見する。
なんと4枚の500円玉がきれいに犬のフンに刺さっているのだ。
取れることは取れるが普通の店では汚くて使えない。
しかし、頭のいい男は近くの自動販売機でそのお金を使った。これなら汚さは関係ない。
ジュース4本ときれいなおつり1520円を手に入れた男は特にのどは渇いてはいなかったが捨てる
のはもったいないのでジュースを飲みながら歩き出した。そして、あのいたずらは誰の仕業だったのか
考えをめぐらせた。子供のいたずらにしては2000円は大金すぎるし、男に好意を寄せている
女性の仕業なんてありえないし、だとしたらこれは貧乏人にお金を恵むという金持ちの道楽だった
のではないか。という結論に至った男は、じゃあ本当にあのお金は自分が貰ってよかったモノなのか
という不安に襲われた。「もっと世の中には貧しい人がいるんじゃないか?」そう思うといても
たってもいられなくなった男は、元の場所に戻ってジュースのおつりせめてもの思いで犬のフンに
突き刺し始めた。ただ出来た代物はものすごい始末となった。


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261 名前:灰猫◇ 投稿日:2006/03/04(土) 06:09:20 ID:PhPgMn1BO
二人は恋人
二人はつがい
二人で一つなはずなのに、一年に一度、側にいることしか許されず、触れる事も許されない。

さて、なんで?

266 名前:灰猫◇ 投稿日:2006/03/04(土) 06:36:45 ID:PhPgMn1BO
1日遅れでひな祭りです


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293 名前:○○○ ◆O772quqJGg 投稿日:2006/03/04(土) 10:57:50 ID:qHrVh2QZ0
【問題】
あの鳥たちを間近に見ていたなら。
私も彼らの仲間になっていたのかも。

状況を。

400 名前:○○○ ◆O772quqJGg 投稿日:2006/03/04(土) 12:38:57 ID:qHrVh2QZ0
【解説】
チベットの方へ観光に行ったのよ。去年の話だわ。
……葬列を見かけたの。
話には聞いていたわ。鳥葬が行われていると。
だけど神聖なものだから、葬儀があっても近づいてはいけないと言われていたのに。
……皆、興味半分で鳥葬台へ近付いていった。
少し具合の悪かった私を車に残して。

……帰ってきた彼らの手には、デジカメや携帯電話、使い捨てカメラが握られていたわ。

そして、今日。
あの日一緒に旅をした仲間の最後の一人の葬儀。
あの日から、ちょうど一年目ね。

あの時、私も一緒に『天の使い』と言われているハゲワシを
間近に見ていたなら。
彼らと共に連れて行かれたのかもしれない……。


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418 名前:受験生山田 ◆9p72yHOrgQ 投稿日:2006/03/04(土) 14:13:12 ID:cZi3IXpEO
つ【問題】
彼らは計画を実行した。
しかし、彼らの予想に反して、計画は失敗した。
そのために彼らは死んでしまった。

状況を説明して下さい

476 名前:受験生山田 ◆9p72yHOrgQ 投稿日:2006/03/04(土) 15:26:32 ID:cZi3IXpEO
【解説】
時はソマリア内戦。
彼らはアメリカの特殊部隊として
紛争を鎮圧させるために派遣された。

彼らは、計画を念密に立てたが、
全く意味を成さなかった。
目的地に到着する前にヘリが撃ち落とされたのだ。
墜落で生き残った隊員も住人に殺されたのだった。


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486 名前:鰍 ◆/kE0mQLT0k 投稿日:2006/03/04(土) 15:50:03 ID:atAikxgV0
【問題】

朝の光が眩しい中で、彼女はそれを目にする。
その瞬間、立ち尽くした。
「まさか、だってそんなはずは…」

状況を説明してくださいな

561 名前:鰍 ◆/kE0mQLT0k 投稿日:2006/03/04(土) 16:54:40 ID:atAikxgV0
【解答】

彼女はある晩、悪夢を見ていた。
彼女の見る夢にしては珍しいことに、その夢の舞台は自分の知っている場所だった。
舞台とは、彼女の住んでいるマンション。
その屋上から、誰かに突き落とされる見知らぬ女性。
女性が地面に激突し、血を流して死んでいく。

翌朝目を覚ました彼女は、嫌な夢だったと思いつつも外出する支度を整え、家を出た。
そしてマンションの玄関のそばを通りかかった時、彼女は思わず足を止める。
夢で見たのと寸分違わぬ場所に、血だまりがあった。


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576 名前:SoapDish ◆WiyBm1u4SY 投稿日:2006/03/04(土) 17:31:09 ID:Ie47bub40
【問題】
仄暗い静寂のなか、幾つもの選択肢に疑いを投げ続ける女。
彼女は行くべき道を模索している。

状況を推理して答えを導いてください。

662 名前:SoapDish ◆WiyBm1u4SY 投稿日:2006/03/04(土) 18:20:30 ID:Ie47bub40
【解説】
日がとっぷりと暮れ、家路を急ぐ彼女の前には、
幾つもの橋が渡されていた。
ここは狢や、狐、狸が化かすことで有名な渓谷。
化かされて道を踏み誤ったら、谷底に真逆さま。
怪我ではすまない。
まして、この淋しい渓谷に、こんなに幾つもの橋が
架けられているわけがなかった。
そこで、彼女は石を橋に放っては、橋に当たる音が
するか試していたのだ。


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674 名前:どんぐり茶 ◆DCEejEYaj2 投稿日:2006/03/04(土) 19:33:04 ID:MOicLwt30
【問題】
天地がひっくり返るかと思うようなひどい嵐の夜、船は座礁し沈没した。
幸福にも救命ボートに乗れた生存者は、朝、大海原を目にして途方に暮れた。
「鳥だ!」
誰かが叫ぶ。
鳥の群れが、彼らの頭上を飛んでいた。
「見失うな。鳥が向かう先に陸があるはずだ」
彼らは遅れまいと、必死に櫂をこいだ。

そのうち、男はある事に気付いた。
鳥が一羽、また一羽と、海に墜落していく。


男は言った。
「俺たちは、全員助からない」

状況よろ。

721 名前:どんぐり茶 ◆DCEejEYaj2 投稿日:2006/03/04(土) 20:06:17 ID:MOicLwt30
【問題】
鳥が一羽、また一羽と、海に墜落していく・・・・・。
男は、海に浮かぶそれを拾い上げた。
やせ細った体に、極彩色の羽を持った小さな鳥。

男が言った。
「熱帯に住む小鳥の一種だ」
「熱帯だって? 一体何百キロ飛んできたんだ?」
男は答えた。
「そもそも、こいつらは渡り鳥じゃない。海なんか渡らないんだよ・・・
・・・俺はわかった気がする。俺たちは、全員助からない」
「なんだって? 何を言い出すんだ?」
男は乾いた笑いをあげた。
「俺たちは嵐を抜けたわけじゃない。嵐のど真ん中にいるんだ。
小鳥たちが住んでいた島で嵐が発生したんだよ。
彼らは、台風の目から抜け出せずに、飛び続けているんだ。・・・死ぬまで!」

波が再び、荒れ始めていた。


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733 名前:酢味噌 ◆yumgLgVQw2 投稿日:2006/03/04(土) 20:19:06 ID:gVAIRJvG0
【問題】
絶対に手に入れられないものを手に入れた彼。
一部しか操れなかったが彼にはそれで充分だった。
その力さえあれば、神と肩さえ並べることが出来た。
だが、彼の死は余りに早すぎた


彼が手に入れた力とは?またなぜ死ぬのが早すぎた?

758 名前:酢味噌 ◆yumgLgVQw2 投稿日:2006/03/04(土) 20:40:17 ID:gVAIRJvG0
【解説】
彼はある時自分の意思で「時間」を止めれることに気付く。
最初のうちはつまらない会議中に時間を止めて居眠りしたり、
イタズラしたり、くだらないことに使っていた。だが「この力はもっと役に立つはずだ」
と思い立った彼は車にひかれそうな人を時間を止めている間に助けたり、
仕事が片付かない同僚の仕事を時間を止めている間にやったりとみんなを助け、自分自身の仕事も同じようにこなしていた

だが、その力を得てから5年後。異変に気付く。

同僚より老け込んでいるのだ。いつもなら駅の階段など楽勝のはずが息が切れる。
そう、彼が時間を止めている間、彼の老化は進行していたのだ。
そのことに気付いた彼だが、彼はその力を使い人を助けてまわった。
そして、10年後。34歳の若さで彼は「老衰」で亡くなった


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767 名前:街の灯の空に ◆HNLd8m8xHM 投稿日:2006/03/04(土) 22:21:01 ID:lSnQW9GF0
【問題】「ご油断なさらぬ」
男は、よく手紙を出す。文面はいつも似たりよったりである
ある日彼は、たまたま手紙の宛て先の住所を間違えてしまった
だがその結果、彼は今までの自らの行為を悔やみつつ、笑みを漏らす事となる

彼が悔やみ、笑みを漏らすに至ったその状況を説明してください

820 名前:街の灯の空に ◆HNLd8m8xHM 投稿日:2006/03/04(土) 22:49:10 ID:lSnQW9GF0
【解説】
男の名は「怪盗エマギム」(本名にあらず)
最近脱サラして怪盗を始めたものの、いつも失敗ばかり
「俺、向いてないのかなぁ・・・」と、日々凹む彼

ある日彼は、某美術館に飾られていた一つの絵画に目を付けた
そこでいつものように予告状を出し、ポリスメンが巣食う中へいざ潜入・・・の筈だった
がしかし、中に入ると警察はおろか誰もいない。トラップも仕掛けられてる気配すらなし
結局、すんなりと目当ての絵をゲッツしてしまった
終始頭に「?」マークが浮かんでいた彼だったが、自宅に戻りPCに保存してある予告状のファイルを見た時、全てを理解した
目的だった美術館の住所は「○○−10−△△−□□」
しかし自分が作った予告上に書かれている住所は「○○−11−△△−□□」・・・
(偶然にも、こちらも美術館だった。問題には関係ないけど)

「何だよ、(結果的にとは言え)予告状出さないだけでこんな簡単に盗めるのかよ。じゃあこれからずっと・・・
いや、それやんなきゃ怪盗っぽくないよな。と言うか怪盗じゃなくて只のコソ泥だよな・・・
あ、いいや。もう怪盗止めるよ、止める。コソ泥でいいや、いい加減生活苦しいし(´∀` )ヘラヘラ」


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833 名前:べっこう飴 ◆RluEohmUAM 投稿日:2006/03/05(日) 00:33:56 ID:iIDL3hdN0
【問題】「究極の仙薬」
現代医療では治療が難しい病気にも効くという、究極の仙薬を研究開発している男がいた。
医者に見放された病の息子を持つ母親が、彼の許を訪れた。
「お願いします、うちの息子にも仙薬を分けてください」
「しかし、あれはそう簡単に手に入るものでは…」
「お願いします、息子が助かるなら、なんでもしますから!」
「……よろしい、ならば……」
冬が過ぎ、夏を迎える頃、母親は死に、病の息子は仙薬を処方されて助かった。

一体、何があったのだろう?

855 名前:べっこう飴 ◆RluEohmUAM 投稿日:2006/03/05(日) 00:46:50 ID:iIDL3hdN0
【解説】
冬虫夏草という薬をご存じだろうか。
冬の間は虫の姿で、夏の間は草に転生する万能の仙薬と伝えられているが、
その実態は、生きた虫などに寄生し、その養分で成長する菌類の一種である。
寄生された虫は生きながらに養分を奪われ、死後も死体を食われ続けるのである。

男は、より効果の強い冬虫夏草を探し続けていた。
冬虫夏草は、宿主の養分を吸収することで成長する。
ということは、寄生先の養分が多いほど効果の高い冬虫夏草が生えて来るに違いない。
そう考えた仙人がたどり着いた究極の冬虫夏草とは、人間に寄生する冬虫夏草だったのである。
男は、母親に「人間冬虫夏草」の菌糸を投与して寄生させ、
母親の命の引き換えに成長した冬虫夏草を、息子に与えて治療したのだ。


一応オリジナルですが、漫画などでありがちなネタと展開かな〜と思います。
実際にある冬虫夏草にどの程度の効果があるかはよく存じません。


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877 名前:まみまみ ◆Mami/3G25s 投稿日:2006/03/05(日) 01:03:10 ID:y9FUYtpC0
【問題】「ミキコ Smile Again」
俺と海亀子の仲を裂くあいつを殺さない限り、俺達は幸せにはなれない。
だが俺が捕まっては海亀子が悲しむだろう。海亀子には俺しかいないのだ。
毎日悶々としながら、憎しみをこめて呪うスレにこの鬱憤を書き込んでいたが、
ある時素晴らしい計画を思い付いた。

海亀子を救い出すための計画、実行の日。
今、目の前を歩いてくる男・・・彼とは面識も何もない。
事前の計画通り、周囲に人気はない。俺と彼の接点も何一つない。証拠も残さない。
俺は、何も知らず俺の目の前を通り過ぎるこの男に後ろから忍び寄り、絞め殺そうとした。
振り返った男は、持っていた刃物で俺の腹を刺した。
薄れ行く意識の中で、憎むべきあいつの声を聞いた気がした。

計画は成功した。


殺された男の名は、亀雄。
海亀子を救い出すための亀雄の計画と、計画が成功である理由を明らかにして下さい。

975 名前:まみまみ ◆Mami/3G25s 投稿日:2006/03/05(日) 02:20:16 ID:y9FUYtpC0
【解説1】
海亀子は少女の頃より十余年間、実父から性的関係を強要されていた。
成人し職場で出会った亀雄と通常の恋愛関係に至り、
父との異常な関係を終わらせるべく、亀雄と結婚したい旨を父親に告げたところ、
怒った父に亀雄は追い返され、海亀子は監禁されてしまった。
亀雄は海亀子を父親の許から完全に救い出すには、父親を殺害する以外ないと考えた。
だが、亀雄が父を殺せば海亀子は悲しむだろう。父を殺した男との結婚など嫌に違いない。
亀雄は悶々としながら、憎しみをこめて呪うスレにこの鬱憤を書き込んでいた。

一方、海亀子の父も、自分と海亀子の仲を裂こうとする亀雄を消したいと考えていた。
しかし、ただ亀雄を殺したのでは、海亀子にとって唯一の肉親である自分が殺人罪で捕まってしまい、海亀子が悲しむだろう。
そう考えた父も亀雄同様、憎しみをこめて呪うスレにこの鬱憤を書き込んでいた。

ある日、父はこのスレに亀雄の書き込みがあることに気付いた。
亀雄が馬鹿正直に父の名を出して呪っていたためである。
亀雄が自分を殺したがっていると考えた父は、ある計画を思い付いた。

その計画とは、第三者を装い亀雄に交換殺人を持ちかけ、
亀雄を人気のない場所におびき寄せ殺害するというものである。
交換殺人は複数の計画者が互いの殺したい人物を交換して殺害するというもので、
交換の事実がばれなければ被害者と犯人の接点が無いため捕まりにくい。
また動機の面で真っ先に疑われそうな相手を殺害したい時も、
実行の時間を知らせ合うことで、動機のある人物に完璧なアリバイを作ることができるのである。

海亀子の父は、第三者が亀雄の書き込みを目に留めたように装いながら、
自作の殺人依頼掲示板に亀雄を誘導、捕まらずに憎い奴を殺す方法があると、
捨てアドを晒し、交換殺人を持ちかけた。

976 名前:まみまみ ◆Mami/3G25s 投稿日:2006/03/05(日) 02:22:41 ID:y9FUYtpC0
【解説2】
海亀子の父は、亀雄が同情し共感するような状況にある架空の人物を演じた。
亀雄はそれにまんまと騙された。
父は亀雄が殺すべきターゲットをでっち上げ、人気の無い場所と日時と時間帯を指示し、
なるべく証拠を残さないようにと絞殺を提案した。
連絡を取り合った証拠のメール等は、交換の事実がばれなければ捕まることはないと言い、
全て完全に消させた。
亀雄は素直で正直で扱いやすかった。

決行の日、海亀子の父はターゲットに成りすまして計画通りの時間・場所に現れた。
自宅から包丁を持ち出し、コートの下に隠し持った。
計画通り亀雄が襲い掛かってきたところで、返り討ちにした。

海亀子の父はそのまま出頭し、
亀雄と娘との結婚を許さなかったら、亀雄が自分を殺そうとしてきた、
とっさに亀雄が持っていた刃物を奪って逆に刺し殺してしまった、
よく見れば刃物は自分の家から亀雄が盗んできた包丁だった、
うちの包丁はよく切れるのだと料理が趣味である娘が亀雄に自慢したためであろう、
と警察に説明した。
海亀子はちょっと殴れば自分の言うことは何でも聞く。同様の証言を海亀子にもさせた。

正当防衛が成立し、海亀子の父が罪に問われることは無かった。
海亀子の父の計画は成功したのである。


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987 名前:んめ問題 ◆dVJimCCZ2A 投稿日:2006/03/05(日) 02:52:45 ID:wtq4pCh50
【問題】
三人の男が会食した。
そのうちの二人がテーブルの食塩を使った。
先に食塩を使った男はアンラッキーになり、
後で使った男は幸運を手にした。
説明してください。

997 名前:んめ問題 ◆dVJimCCZ2A 投稿日:2006/03/05(日) 03:00:42 ID:wtq4pCh50
【正解】
三人の男のうち一人はアメリカの自動車王ヘンリー・フォード一世。
残り二人の男はフォード社に社外取締役としてスカウトされるところだった。
フォード一世には妙な習慣があり、社外から人材を招く前に、必ず食事を共にした。
そして候補者が、食事を口に運ぶ前に塩を振ったら、候補者をリストから外したという。
料理を一口も食べずに塩加減がわかるわけがないのに、そうするという人間には、
経営センスというものがないのだとフォード一世は信じていたという。


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