[532] ★★ウミガメのスープ★★532杯目 熱湯CM味 サイトトップ / ページインデックス / ▼ページ末尾 / 前スレ / 次スレ

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10 名前:KahluaMilk ◆.63AUIEoBU 投稿日:2006/01/26(木) 02:22:49 ID:va7EOnKH0
【問題】“Lost piece of my heart”

私は心を躍らせていた、ようやく私の望みが叶うのだと。
その時、突然の轟音とともに望みは崩れ去ってしまった。
そんな、どうしてこんなところで…。
私は絶望に打ちひしがれたが、なんとか立ち直ると必死になってあちこちを探し回った。
そして今、失われたものをほぼ全て取り戻すことができたのだ。

しかし、何故か私の心が満たされることはなかった。


理由を考えてください。

63 名前:KahluaMilk ◆.63AUIEoBU 投稿日:2006/01/26(木) 02:50:43 ID:va7EOnKH0
【解説】“Lost piece is her heart”

私は長年愛し合っていた恋人との結婚式に臨んでいた。
愛の誓いを交わし、指輪を交換しようとしたまさにその時、突然の轟音とともに式場は崩れ去った。
大地震がこの地を襲ったのだ。
彼女は瓦礫の下敷きになり、炎に飲まれ消えていった。
そして、彼女の真っ黒な亡骸を抱き寄せながら、私の心は暗闇に飲まれていった。

失われた恋人を諦めきれなかった私は“彼女”を取り戻すことにした。
彼女のほっそりとした指先、艶かしい唇、つややかな髪、それらを求めて国中を探し回った。
目当ての部品が見つかると、持ち主を人気の少ないところに連れていき、それを奪った。

幸いにも、誰ひとり私のことを警察に通報しようとはしなかった。
それも当然だ、私は世界で一番大切なものを取り戻すために動いているのだ、
その目的の素晴らしさが持ち主達にも伝わったのだろう、皆揃って口をつぐんでくれた。

長い年月をかけて私は全てのパーツを揃え、ついに失われた“彼女”を取り戻したのだ。

しかし、彼女は以前のように私に微笑んではくれない。
優しく愛撫しても喜びの声をあげることはない。
激しく抱いても温もりを感じることもない。

苦労を重ねて彼女を取り戻したというのに、私の心が満たされることはなかった。


そう、失われたパズルのピースは彼女のココロだったのです。


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74 名前:森羅万象カーニバル ◆1N.QocGNgc 投稿日:2006/01/26(木) 17:50:16 ID:7frY8dgA0
【問題】

親の事情で親戚に預けられた姉弟。
家の手伝いもよくする二人を、親戚は可愛がって育てました。
ある日二人は「ほんとにこの家の人はいい人だねえ」と話していました。
「そうだね。たまに漫画もおもちゃも買ってくれるし」
「世話も焼いてくれるし。ちょっと心配性だけど。私よく注意されるんよ」
「そりゃ姉ちゃんがトンマ過ぎるからだよ」
話を続けているとそのうち、弟の顔色がさっと変わりました。
「姉ちゃん、やっぱこの家良くない。出て行こ!」
「はてな?」と顔に浮かべる姉を引っ張って行ってしまいました。

何があったのでしょ?

116 名前:森羅万象カーニバル ◆1N.QocGNgc 投稿日:2006/01/26(木) 18:21:58 ID:7frY8dgA0
【解説】
心配性な親戚の話をしていた時。
姉が「私なんかいまだ、風呂の火を止めたかどうか確認に来るんよ」と言いました。
風呂に入っていると、十中八九、伯父が「心配して」見に来ると言う。
弟は姉より年下。
火の元が心配なら、例え姉よりしっかりしているとはいえ、年下の自分も確認に来てもいいはずだ。
なのに、自分が風呂に入っている時には見に来ない。
姉と弟の違い・・・風呂・・・!
「やばい!スケベ親父だ!!」
弟は瞬時にそう理解し、姉を邪悪な視線から守るべく手を引っ張るのでした。
※注意の内容は他でもかまいません


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125 名前:Camael ◆fuaQPLQ/I6 投稿日:2006/01/26(木) 20:14:53 ID:YWTQoNj80
【問題】「荒野の決闘」
A「俺はテメーに決闘を申し込むぜ!」
B「望むところだ。それでは我々の傍を通った者に勝負の判定を依頼するので構わないな?」
A「上等だ!それじゃ明日の午後10時にこの広場で待っている!
  もしも来なけりゃ、テメーの負けだからな!」
B「分かっているよ。ははは…この私が恐れをなして逃げ出すとでも思っているのか?」

そう言って彼らは別れた。
勝つ気満々、自信たっぷりのBだったが、しばしの後、
自分の重大な落ち度に気づき、狼狽し、うなだれた。
Bの落ち度とは何だったのだろうか?

154 名前:Camael ◆fuaQPLQ/I6 投稿日:2006/01/26(木) 20:38:38 ID:YWTQoNj80
【解説】
Aは北風、Bは太陽。
ご存知の通り、彼らは約束の広場に通りがかった旅人のコートを脱がすことができるかどうかで
勝負をすることとなった。そこで問題文の会話となったわけである。
決闘の約束を取り付け、北風と別れたその後の太陽。

太陽「私の暖かな陽射しを持ってすれば、旅人のコートを脱がすことなどたやすいこと…
   ところで、約束は明日の午後10時だったな……」
  「……!!!!」
  「ちょwwwおまwwwwww午後10時ってったら夜じゃん!!太陽出られないじゃん!!
   北風氏!この勝負ちょっと待ったぁぁああああーーーーーーーー!!!」

太陽は叫んで呼び止めようと試みたが、時すでに遅し。
北風はとっくにその場を立ち去り、もはや影も形も見えなかった。

そして翌日の約束の時間……
太陽が来られるはずもなく、めでたく北風が不戦勝と相成りましたとさ。


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166 名前:DOA ◆hYiqXVDGQA 投稿日:2006/01/26(木) 21:07:11 ID:P72iyUoc0
[問題]<宣告は果たされる>

病院で彼らは再会した。
「結局、あの宣告は嘘だったな!」
彼らは、歓喜の声を上げた。
全員、体のどこかしこに包帯を巻いているが、
その顔は喜びと安堵に溢れていた。

しかし数ヵ月後、彼らは知ることになる。
車の中で聞いたあの宣告は、確かに遂行されたのだと。


彼らの体験を、お答え下さい。

257 名前:DOA ◆hYiqXVDGQA 投稿日:2006/01/26(木) 21:50:41 ID:P72iyUoc0
[解説1] 問題>>166
友人たちでの、楽しいドライブになるはずだった。
トンネルを入った瞬間から違和感を感じ、ふと横を見れば
窓の外、一台のバイクが車の脇にぴったりとつけていた。
更に良く見てみれば…首の切断面が見えた。
かの有名な首なしライダーだった。
「……ナァ、誰カ、首ヲクレ………」
車内に悲鳴が響き渡り、彼らは恐慌状態となっていた。
冷静な判断力を欠いた運転は当然のようにガードレールを突き破り
彼らの乗った車はその向こうの崖下へ落下していく。
その瞬間、彼らは確かに声を聞いた。
嬉しそうな声音で告げられた、おぞましい宣告を。

「……アリガトウ、首、貰ッタヨ………」

258 名前:DOA ◆hYiqXVDGQA 投稿日:2006/01/26(木) 21:51:27 ID:P72iyUoc0
[解説2]
――意識を取り戻したのは、病室のベッドでだった。
自分が生きていることを知り、宣告の対象は自分では無かったのだと悟る。
…では、誰が犠牲になったのか?
確認のために廊下に出れば、そこには4人全員が無事に集まった。
「あの化け物の言葉は嘘だったんだ!
 結局誰の首も取られてないじゃないか!!」
誰一人欠けることない再会に、4人は大いに喜んだ。

ただの交通事故として片付けられたあの日から8ヶ月後、
4人のうちの一人の女が出産した。
その赤子は無頭児ですらなく、首から上がない姿だったという…。


つ「有言実行」

259 名前:DOA ◆hYiqXVDGQA 投稿日:2006/01/26(木) 21:52:44 ID:P72iyUoc0
Σ (゚Д゚;)
あ、「4人」のままだった!!
解説2は「4人」→「彼ら」に変換お願いいたします…


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269 名前:こっくりこっくりこっくり ◆zeX0LUnepU 投稿日:2006/01/26(木) 23:16:04 ID:230wV2KE0
【問題】
「転んでもただではおきぬ」
とある土曜日の深夜、僕に悪魔がとりついていた。
この悪魔、非常にたちがわるいけど、
使いこなしようによっては、大切なものを守ったりもできるという。
目的は達成できそうだ。
でも悪魔はやっぱり悪魔だった。
悪魔が大人しく手伝いをするときの制約を、僕は見落としていた。
というより、僕の確認がかなりあまかったらしい。
そして、運も悪かったらしい。
僕は、大切なものからも遠ざからなければいけなくなった。

僕はなにをやらかしてしまったのだろうか。

360 名前:こっくりこっくりこっくり ◆zeX0LUnepU 投稿日:2006/01/27(金) 00:29:28 ID:WPVI7Tz30
【解答】
土曜日深夜、会社から帰った僕は、どうやら自分がインフルエンザに
かかってしまったらしいことに気がついた。
高い熱、関節痛。

しかし、「予防目的」ではなかなか処方してもらえない治療薬を
今年受験の娘にあげられるチャンス!
インフルエンザがクロなら、タミフル(治療薬)が保険調剤される。
インフルエンザの治療薬は今市場で足りないと騒がれている。
個人輸入でもすっごく高値がつくほどだ。
家族の分くらいの薬は、数件病院をはしごしたら処方されるはず。
僕は、月曜日に気力を振り絞り病院を数件はしごして、
夜までに数人分のタミフルを手に入れた。
さっそく娘が塾から帰ってきたら与えよう。喜ぶだろう。
まじめな娘、予備校でいつも終電まで勉強している。
そのとき気がついたのだ。
インフルエンザっぽい症状を自覚したのは土曜日の夜だ。
今まで病院を駆けずり回っていたので、薬なんて飲む余裕がなかった。
そのまま、48時間たっている・・・。
(48時間過ぎたら、薬は効かないと言われている。)
帰宅した娘からも「おとーさん、近づかないで!」と
言い放たれてしまった。妻はあきれ笑い。
僕は、「薬がなかったころはみんな寝て治したものだ」と呟きながら
高熱と関節痛に挑むため、( ´・ω・`)ショボーンと布団に向かった。


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373 名前:5番ライト桧山 ◆kL4CiY67Vw 投稿日:2006/01/27(金) 00:43:23 ID:1MWUTo/m0
タイトル:「こんなことになるんだったら・・・」
[問題]
彼は、あの日の晩飯をエビフライにしたことを激しく後悔し、死んだ。

477 名前:5番ライト桧山 ◆kL4CiY67Vw 投稿日:2006/01/27(金) 01:44:47 ID:1MWUTo/m0
[解説]
スカイダイビングをする男

「ヤバイッ!パラシュートが開かない!このままだと俺は地面に激突してくぁwせdrftgyふじこlp」
「神様一生のお願いです・・・パラシュートを開かせてって・・・、ハッ!」

ほわんほわんほわんほわぁ〜ん

小学生の頃の男
『神様、一生のお願いです。晩ご飯がエビフライでありますよーに』
            ↓
『やったー、晩ご飯エビフライだー!一生のお願い、叶ったー!』

「あんなことに一生のお願い使うんじゃなかった・・・」

THE END


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495 名前:森羅万象カーニバル ◆1N.QocGNgc 投稿日:2006/01/27(金) 02:15:12 ID:BTxlDMjI0
【問題】
ある日の休み時間。
「ねえねえ、笹子ちゃん、しってる?」
「何を〜?」
「あのね、今日お休みの真美ちゃん、なんでお休みかって言うとね・・・」
近所をうろついていた男にいたずらされたらしい――
そう聞いて、笹子の顔が曇った。
「そうなのぉ・・・。嫌な時代になったねえ・・・」
「うん。私たちみたいな子供じゃ、大人が本気になったらどうしようもないもんね・・・」
笹子はふるふると首を横に振った。
「子供だって、神様に祈るくらいはできるの〜・・・」
数日後、近所で男たちが悶え苦しんでいるのが発見された。

何があったんでしょーか?


※鯖障害につき解説は雑談掲示板 【障害時用】本スレ問題質問スレに掲載

1058 名前:森羅万象カーニバル ◆1N.QocGNgc 投稿日:2006/01/27(金) 03:46:01
【解説】
笹子ちゃんの級友真美ちゃんにいたずらしたのは、近所をうろつくホームレスの一人。
笹子ちゃんは彼らに居なくなって欲しいなあと思いました。
彼らがたむろしていたのは、近くの神社。
笹子ちゃんは思いました。
「あの人たち、お供え物とか食べてるんじゃないのかなあ?」
その時思い浮かんだのが、ゴキブリ殺しのお団子。
「あんなふうに退治できないかなあ・・・」
お供え物に毒の一つでも入れてやりたいと思いましたが、小学生の身の上でそんな危ないものは手に入りません。
さらに笹子ちゃんは考えました。
「体に触れて痛いものなら、体の中に入っても痛いんじゃないかなあ・・・?」
笹子ちゃんは透明なガラスの瓶を細かく細かく砕いて、その粉末をお餅やおにぎり、さらに棚から持ち出したカップ酒に入れました。
それらをホームレスの人たちがたむろしている神社にお供えしたのです。
『真美ちゃんにいたずらした人の仲間がいなくなっちゃいますように』
お供え物に手をつけて、ガラス粉末を胃腸に入れた男たちは、口と尻から血を流し、ある者は死にある者は助かり、
近所には平静が戻るのでした。
これがお祈りの力・・・?
※ガラス粉末入り飲み物は、マジで危険らしいですよ〜



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594 名前:SoapDish ◆WiyBm1u4SY 投稿日:2006/01/27(金) 19:24:48 ID:4k2Ff9ZD0
【問題】
とても仲睦まじい夫婦がいた。
長い年月を経て、やっと子供を授かり妻は夫を喜ばせたが、
二人の距離は離れ、子供は消え妻は出産後に自殺してしまった。

状況を推理して、なぜ子供は消えて妻は自殺したのか答えてください。

646 名前:SoapDish ◆WiyBm1u4SY 投稿日:2006/01/27(金) 19:54:30 ID:4k2Ff9ZD0
【解説】
夫婦はまだ若いころ知り合い十代で結婚した。
夫は仕事のため家を空けることが多いものの、何年経っても変わらず仲が
良かった。
だが何年たっても子供には恵まれず、悩んだ妻は不妊治療を受けていた。
結婚して十数年たったある日、妻は緊張の面持ちで、待ちに待った吉報を
夫に伝えた。子供が出来たのである。
だが数日後、夫は長期の海外出張を言い渡された。妊婦に負担をかけたく
なかった夫は、単身で出張先へ向かった。

妻は出産が不安だった。実は数ヶ月前にいつもの出張で夫が家を空けてい
るとき、それを狙ったかのように目だし帽を被った男に襲われたのだ。
その男の子供の可能性があった。
けれど、やっと授かった夫の子を始末することは考えられない。
もし違っても夫の子供だと思って育てよう。妻は決心していた。
そして、やはり夫が出張先で仕事に忙殺されているとき、予定より早く妻は
産気づいた。やっとの思いで出産して妻は蒼白となる。
子供の目の色も髪の色も違う!
夜中に目だし帽で襲ってきた男は他の人種だったのだ!確かに肌の色は
自分たちより薄かった!妻は、まざまざと悪夢を思い出していた。
早い出産を夫に知らせず、妻は子供を施設に預けると、その足で海へ飛び
込んだ。


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659 名前:木下 昌 ◆tbxcZ4oBJw 投稿日:2006/01/27(金) 20:48:40 ID:7GWlfm990
【問題】
どうしよう。まにあわなかったんだ。
もっといそげばよかったのかな。
もう、おうちにはいれなくなっちゃった。
だんだんくるしくなってきたよ。
ぼく、どうしたらいいんだろう…。


問題文の「ぼく」の置かれている状況を推理してください。

689 名前:木下 昌 ◆tbxcZ4oBJw 投稿日:2006/01/27(金) 21:11:20 ID:7GWlfm990
【解説】
「ぼく」は受精卵。
「おうち」=子宮 にたどり着く前に絨毛組織が形成され、卵管に着床してしまった。
狭い卵管の中でそのまま成長を続ける受精卵。
このままでは卵管が破裂してしまう…。

***ある女性の独白***
今日、不思議なことがあった。
ホームで電車を待っていたら、隣にいた小さい子供が私に向かって
「おねえちゃんのあかちゃん、かわいそう」と言って泣き出してしまった。
私にはまだ子供はいないし、何のことだろう?と思ってたんだけど…。
最近ちょっと忙しくて気づかなかったけど、そう言えば生理が遅れてる。。。
明日、病院に行ってみよう。


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702 名前:ライト桧山 ◆kL4CiY67Vw 投稿日:2006/01/27(金) 21:22:14 ID:aI6SNU7d0
タイトル:「皆さんはどうでした?」
[問題]
統計学を扱う団体が各年代の『あるもの』の平均を全国調査してみたところ
ここ5年間どの年代も右肩下がりになっているという結果が出た。
しかしニュース番組の企画で、道行く人に去年と比べて『あるもの』は減ったのか
どうかを20人程度にインタビューを試みたところ、全員が「去年より上がった」と話していたという。
なぜこのような食い違いが起きたのだろう?

738 名前:ライト桧山 ◆kL4CiY67Vw 投稿日:2006/01/27(金) 21:39:43 ID:aI6SNU7d0
[解説]
『あるもの』とはお年玉。
団体は小学校1年生から高校3年生まで各学年のお年玉の平均を調査した結果、
不況の影響かどんどん下がっていっているということがわかった。
しかし、人間は1年に必ず学年がひとつ上がるものであり(留年という例外もあるが)
学年が上がれば、前年よりお年玉が上がるのは普通なのである。
インタビューで20人程度の子供に「お年玉が去年より上がったか?」と聞いたら
そら「上がった」と答えるわなぁ、ということ。


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754 名前:SoapDish ◆WiyBm1u4SY 投稿日:2006/01/27(金) 22:17:44 ID:4k2Ff9ZD0
【問題】
二人は夢を見つめ賭けをした。
勝者は夢の先を歩み、後続するはずだった敗者は道を諦めるしかなかった。
このことから敗者の体の一部は世界中で有名になった。

状況を推理して答えを導いてください。

826 名前:SoapDish ◆WiyBm1u4SY 投稿日:2006/01/27(金) 23:17:35 ID:4k2Ff9ZD0
【解説】
貧しい子沢山の家庭に育った兄弟のうちの二人には絵描きになる夢があった。
コイントスで勝ったほうが先に美術アカデミーに入り、もう一方は炭鉱で働く。
4年が経ったら今度は交代に絵描きで稼いだお金で、もう一方の学費を出すと
いう賭けをした。
4年が経ち、コイントスの勝者は成功し、「次はお前がアカデミーに通う番だ」と
兄弟に薦めたが、炭鉱の重労働で指を何度も潰した彼は、絵筆を握ることさえ
ままならなくなっていた。
アルブレヒト・デューラーの「祈りの手」
これは、自分のために犠牲となった兄弟のその手を描いたものである。
(友人という説もあり)


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839 名前:KahluaMilk ◆.63AUIEoBU 投稿日:2006/01/28(土) 00:17:34 ID:OoLrEZHd0
【問題】“Witch”

ある女性のお話です。
彼女はごく普通の家庭に産まれ育ちましたが、ある能力が備わっていました。
彼女は、生真面目な役人を誘惑し、金を横領する犯罪者へと堕落させることもできましたし、
権力者を惑わせ、民を虐げ搾取する暴君へと豹変させることもできました。
彼女は、その能力を十分に活用して多くの富を得てきたのです。

そんな彼女がある時、一人の男に恋をしました。
彼の容姿、声質、仕草、全てが彼女の理想を満たすものでした。
彼女は自身の能力を利用し、いたるところで彼の助けとなり、その甲斐あって彼は後に英雄と呼ばれることとなりました。

しかし、彼女の恋は実ることはなく、二人は結ばれずに一生を終えました。
どうして彼女の恋は実らなかったのでしょうか。
理由を考えてください。

889 名前:KahluaMilk ◆.63AUIEoBU 投稿日:2006/01/28(土) 00:44:51 ID:OoLrEZHd0
【解説】“Writer”

彼女は物書きでした。

彼女の書いた作品は広く人々に読まれ、天才作家として大きな評価を得ていました。
そう、彼女には優れた物語を書く能力が備わっていたのです。
彼女は自分の作品の登場人物を意のままに操ることは当然できたでしょう。
当然、巨額の印税収入を得ていました。

ある時、彼女は自分の作品の主人公として一人の男を生み出します。
彼女は彼に自分好みの容姿、性格を設定して自身の作品の中へと送り出しました。
そして、物語を書き進めるうちに彼女は彼に恋心を抱くようになってしまったのです。
彼女は彼にいくつもの困難を打ち倒させ、英雄へと祭り上げました。

愛する彼に全てを与え、尽くしてきた彼女ですが、
作中の人物にすぎない彼の心を操ることは(やろうと思えば彼女の存在に気付かせ、恋心を抱かせることも)できたとしても、
彼に肉の器を与え、血の通った体で抱き合い、愛し合うことは、彼女の能力をもってしてもできる筈がありませんでした。

彼女の恋は、実るはずのないものだったのです。


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908 名前:みかん ◆I4R7vnLM4w 投稿日:2006/01/28(土) 01:06:21 ID:KOdgcIIi0
【問題】
こんなハズではなかったのに・・・・、男は暗闇の中で呟いた。
本当なら、ここにいるのは、南田の方だったはずだ。
わざわざ中国まで行って手に入れたこれにこんな欠陥があるとは思わなかったぜ・・・。
男の身に一体何が起きたのでしょうか?

958 名前:みかん ◆I4R7vnLM4w 投稿日:2006/01/28(土) 01:29:27 ID:KOdgcIIi0
【解説】
男は、西遊記の金角・銀角のもつ不思議なひょうたんを手に入れた。
消してしまいたい南田をひょうたんに閉じこめようと、
ヤツを人気のない場所に呼び出す。
待ち合わせに遅れてきた南田は、俺の名を呼びながらそばに寄ってきた。
待たされじれていた俺は、それには返事をしないで、ヤツの名前を大声で
呼んだ。
「なんだぁ!」
ひょうたんに吸い込まれたのは、俺の方だった。
返事と、名前の区別もつかないとは、なんて融通がきかないんだ。


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971 名前:ライト桧山 ◆kL4CiY67Vw 投稿日:2006/01/28(土) 01:48:56 ID:DQnjaP9i0
タイトル:「失敗の果てに」
[問題]
そのみごとな仕事振りで業界では非常に名の売れた会社がある。

今回、Aという人物がその会社に仕事の依頼をしてきた。
早速会社は仕事にかかり始めるのだが、途中ある事情によって計画を中止せざるを得なくなってしまったのだ。
大きな仕事だっただけに会社内では落胆ムードが漂った。

しかし後日、Aは「あなたたちのおかげで目的が達成された」と非常に感謝し
巨額の謝礼金を送ったという。なぜ?

31 名前:ライト桧山 ◆kL4CiY67Vw 投稿日:2006/01/28(土) 02:17:26 ID:DQnjaP9i0
[問題]
Aはとある田舎の市長だった。

彼は市内の人口や観光客が減少傾向にあることに非常に危惧し、復興計画の一環として
プロ野球を呼ぶための野球場や、ホテルや旅館などの施設を建てる仕事を建設会社に依頼したのだ。

しかし、いざ施設を建設し始めたところ、大量の古代の遺跡が発掘されて
計画は中止せざるを得なくなってしまったのだ。

仕事がなくなってガックリする会社の面々。

しかし、発見されたその古代遺跡のおかげで観光客は徐々に増えていき、結果的に
その田舎は非常に活性化していったのだ。

嬉々とした市長は、遺跡を見つけてくれたその会社に感謝の意を表すとともに
多額の謝礼金を送ったというわけである。


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