[492] ★★ウミガメのスープ★★492杯目 新蕎麦風味 サイトトップ / ページインデックス / ▼ページ末尾 / 前スレ / 次スレ

[492] 492杯目 新蕎麦風味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
12 名前:ぺんぎん ◆aZjgVdOsT2 投稿日:2005/09/26(月) 02:18:08 ID:5iF6n3Ae0
【問題】「 悲劇のラストシーンは笑顔で 」

約束を守った男が笑顔で見送られている。

ここに至るまでの物語の経緯を説明してください。

70 名前:ぺんぎん ◆aZjgVdOsT2 投稿日:2005/09/26(月) 03:04:54 ID:5iF6n3Ae0
【解説】
気弱で冴えない中年男・山田。そんな彼だったが、ある一大決心をした。
ある朝、彼は小学校に登校中の社長令嬢・みすずに声をかけた。
「ねぇ、おじちゃんと遊園地に行こうか?」
「え?おじさんが連れてってくれるの?行きたい!」
…とまぁ、こうしてみすずを誘拐したのはいいものの、
冷静さを取り戻した臆病者の山田は罪悪感で顔が青ざめていた。
後悔しながら溜め息を漏らす山田にみすずは問いかけた。
「ねぇ、おじさん。遊園地にはいつ連れてってくれるの?
 パパもママもね、いつも忙しい忙しいって言ってちっともみすずに構ってくれないの。
 みすずね、遊園地って行ったことないんだ。だから行ってみたかったの!」
「……… そっか… じゃあ、行こうか。遊園地に」
償いのつもりだったのか、みすずを不憫に思ったのか、あるいは束の間の現実逃避だったのか、
山田はみすずを遊園地に連れて行き、彼女が満足するまで一日楽しませてあげた。
そして夕方になり、みすずの家の前で彼女を車から下ろした。
学校に来ていないという連絡を受けて警察に通報していたみすずの両親。
「みすず!大丈夫だった!?ケガは無い!?」駆け寄る母親。
「えっとね、優しいおじさんがね、みすずのこと遊園地に連れてってくれたんだよ!」
みすずは警察に連行される山田を笑顔で見送った。


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83 名前:カワセミ ◆38QD8TeA0k 投稿日:2005/09/26(月) 17:42:33 ID:MrD/YVVy0
【問題】
風が涼しく、清浄だ。
木々の葉がこすれ合う音は気持ちよく、緑の臭いが漂ってくる。
妻は昨日までの口喧嘩が嘘のように、はしゃいでいる。
私と手をつなぎ、変わった鳥がいるとか、人の顔に似た岩があるとか言っている。

しかし・・楽しい登山も、ここまでだった・・
私達は道に迷ってしまったようだ・・

妻は食料を家に忘れてきたことを、ひたすら謝っている・・
疲労と空腹で、意識が朦朧としてきた・・
私は妻に最後の願いを言った・・
「私はもうダメだ・・最後にキスしてくれないか?」
そのキスは、人生の最後に相応しいものだった・・甘く濃厚で、官能的な・・・
キスを終えた後、私は言った・・

「嘘をついたな!」

・・なぜ「私」は、こんなコトを言ったのだろう?

ちなみに・・オカエログロ、全てNO!
ヒントは全て問題文中にあります!

115 名前:カワセミ ◆38QD8TeA0k 投稿日:2005/09/26(月) 18:17:50 ID:MrD/YVVy0
【解説】
・・そのキスは甘く濃厚で、官能的だった・・・
待てよ・・甘い・・あまい・・アッマ〜イ!!
んん・・?確かに甘い!これは、チョコレートの味だ!
どうやら妻は食料を家に忘れたと嘘を言い、チョコレートを食べているようだ・・
私が盲目であることを良いことに・・・・

蛇足ですが、問題文中に「私」の視覚以外の情報しか記述していません。


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125 名前:ニルギリ ◆OkhT76nerU 投稿日:2005/09/26(月) 21:59:02 ID:F/cweJes0
Aは祖母宅へ帰省していたのだが、
帰ってきて現像した写真があまりに綺麗だったので
友人Bに見せることにした。
Bは写真を見て驚き、慌ててAに気づいたことを述べた。

後日、祖母宅に一台のパトカーが止まった。

その理由は?

165 名前:ニルギリ ◆OkhT76nerU 投稿日:2005/09/26(月) 22:36:28 ID:F/cweJes0
帰省したAが目にしたのは、祖母の庭に咲きほこるポピーの花畑。
同種にしては珍しい形の花を写真に収めた彼女は、それを自慢したくBに見せた。
ところが植物の知識にたけていたBは、葉の形からそれがケシだということに気づき
慌ててAに報告。Aは祖母に確認を取って、警察に連絡をした。

祖母はそれをケシと知らずに育てており、書類送検ですんだようである。


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180 名前:ぺんぎん ◆aZjgVdOsT2 投稿日:2005/09/27(火) 03:07:43 ID:gJMSZk730
【問題】「 惨殺ネット 」

愛し合う男と女。笑みを浮かべる男たち。

女は全てを中年紳士に一任する。

代価を支払う女。笑みを浮かべる男たち。

宴は何度でも繰り返される…


いったい、何があったのだろう…?

256 名前:ぺんぎん ◆aZjgVdOsT2 投稿日:2005/09/27(火) 04:21:30 ID:gJMSZk730
【解説】
ベッドの上で愛し合う男と女。幸恵は雅之の忠実な奴隷といっても過言ではない。
愛するが故の倒錯か、雅之が望むあらゆる要求に応え、あらゆる姿を晒した。
よもやそれが男の手によってネットを介して生中継されていたなど、その時の幸恵には知る余地は無かった。

やがて真実を知る幸恵。絶望の底に突き落とされた幸恵が辿り着いたのは一件の自殺サイトだった。
だが、「命絶つその前に貴方の恨み晴らします…」の言葉と共に張られたリンクを何となくクリックしてしまう。
その後、幸恵は志神という名の中年紳士と出会う。不適な笑みを浮かべ志神は言う。
「あなたの忌むべき人物をお望みの方法で抹殺してさしあげましょう。ちなみに代金は要りません。
 私、金銭には興味が無いものでね。その代わりあなたの身体で払って頂く事になりますが…」
「フフ。この世に未練なんて無いわ。好きなだけ抱かせてあげるわよ」
そして幸恵は雅之の抹殺を依頼した。すると、志神は一冊の冊子を差し出した。
「これは古今東西の様々な惨殺方法を記載したカタログです。どうすれば人間を極限まで悶え
 苦しませて殺せるか、に重点を置いて研究された極上の処刑方法の数々です。
 焼くもよし、裂くもよし、抉るもよし。どうぞお好きなものをセレクトしてください」
幸恵はそこに書かれた残忍な文面を読むだけで数回嘔吐した。それ以上冊子を見れなかった幸恵は志神に
抹殺方法を一任することにした。そして、ぼそっと呟いた。
「これであいつも終わりね。あとは私を覗いていた人間たちも皆死んでくれたらどんなに素敵なことか。
 そしたら自殺する気も失せて新しい未来が歩めるかもしれないのに…」
「おや、お望みとあらばそれも可能ですよ」
「冗談はよして。何人いると思ってるのよ。まぁ、出来るものならやって御覧なさいよ」
幸恵は鼻で笑う。流石にその一言は適当に流した。志神は静かに頷く。

257 名前:ぺんぎん ◆aZjgVdOsT2 投稿日:2005/09/27(火) 04:22:28 ID:gJMSZk730
翌日、再び志神に会う幸恵。彼女はその日の新聞で各地で謎の怪死事件が起こったことを知っていた。
「あなた、一体何者なの?全部あなたがやったの?」
「言い遅れました。私、死神なんですよ。それよりも、約束通りあなたには身体で払って頂きます」
突然身体が動かなくなる幸恵。 「え? ど、どういうこと…?」
「あなたには死んで頂きます。それも殺した相手と同じ方法で。それがあなたの対価です」
そして幸恵はとてもこの世の物とは思えない苦悶を味わい、絶命した。だが、彼女は目を覚ます。
「勿論あなたが依頼した数だけあなたには死んでもらいます。それまでは何度でもあなたは甦ります。
 削いだ皮膚も、抉った目玉も、千切った手足も、飛び散った臓器も、たとえ原型をとどめていなくても
 全て元通りに復元します。さぁ、もっと苦しみに喘ぐ声を私に聴かせてください」
淡々と語る志神の目前で幸恵は、八裂き、串刺し等といった獄上のフルコースを何百回も味わうのだった。
苦痛に歪む表情と声。何かが砕け、何かが潰れ、何かが折れる鈍い音。何度も舞う鮮血。
それらは志神を喜ばせた。否、志神だけではなかった。

よもやそれが志神の手によってネットを介して生中継されていたなど、その時の幸恵には知る余地は無かった。
死神が運営するそのサイトの名は「惨殺ネット」… 
惨殺の執行を依頼主の惨殺を対価に行い、その様子をネット中継している…


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272 名前:べっこう飴 ◆RluEohmUAM 投稿日:2005/09/27(火) 22:44:34 ID:xtyxuhHQ0
【問題】「律儀に彷徨う訪問者」
階段の先は行き止まり。
ドアを開けると一歩先は奈落の底。
ようやく入れた部屋は、中からドアが開けられない。
せっかく訪ねてきたというのに、
これじゃあ家主に会うこともままならないじゃないか!
ええい、こんな壁、ぶち抜いてやる!

一体、どういうこと?

324 名前:べっこう飴 ◆RluEohmUAM 投稿日:2005/09/27(火) 23:29:37 ID:xtyxuhHQ0
【解説】
この家の家主は、自分のせいで死んだ人物が幽霊になって報復しに来ることを恐れていた。
そして、幽霊が家にやってきても自分の部屋までは辿り着けないように、家を迷路のように改築したのだ。
西洋の幽霊には足があるので、階段を行き止まりにしたり、ただの壁にドアを付けたりすれば、
幽霊も道に迷うだろうと考えたのだ。

ただし、この家主は幽霊が物体を通過することは念頭になかったようで…。
訪ねてくる幽霊は、ちゃんと決められたところしか通らないような
律儀で礼儀正しい常識人だったのかもしれませんw

元ネタは、夫がライフルで財をなしたウィンチェスター夫人が建てた
「ウィンチェスター・ミステリー・ハウス」です。アメリカにあります。
既出ネタなのは知っていましたが、改変して出題させて頂きました。
一般に知られている理由は、幽霊を鎮めるために死ぬまで増築を続けた結果、
上記のような意味不明な構造の大邸宅ができあがってしまったとのことです。
「幽霊を迷子にするために〜」という理由(?)は、私が子供の頃に親から聞いた話です。
真偽はともかく、こっちのほうが、理由として個人的に好きなので…w
だって、ただ単なる無計画な増築なら、一度入ると中からは開けられない部屋を
作るなんて、あまりにも意味不明だと思いましたし。


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343 名前:モーゼル ◆2tMB00N/b6 投稿日:2005/09/28(水) 00:55:34 ID:tVa/1JRO0
【問題】

ジャックは軍に協力して、強力な最終兵器を極秘に研究開発中の科学者。
ある夜、一緒に研究している彼の部下の若い科学者が自宅を訪ねて来る。
部下の用件はジャックの研究への批判だった。ジャックは聞く耳を持たずに彼を追い返した。
しかし、部下が帰る前にジャックの息子の寝室から出て来たのに気付いた彼は、
胸騒ぎがして息子の寝室に入る。
そして、一歩部屋に入ったジャックは凍り付いたのだった。

何が起こったのだろう?

378 名前:モーゼル ◆2tMB00N/b6 投稿日:2005/09/28(水) 01:10:55 ID:tVa/1JRO0
【解説】

部下の若い科学者はジャックをこう批判した。
「人類は最終兵器を持って良い段階にいるのでしょうか?」
ジャックは「それは歴史が判断する事だ。私は自分のやっている事くらいちゃんと分かっている」
と、聞く耳を持たずに部下を追い返した。
しかし、ジャックは部下が帰る前に短い時間、息子の寝室に入っていた事に気付く。
胸騒ぎがした彼は4歳になる息子の部屋へ入って様子を見た。
一歩部屋に入ったジャックは、息子が手に持ってひねくり回している物を見て凍り付いた。
「…それはどうしたんだい?」と恐る恐る聞くジャックに4歳の息子は答えた。
「さっきここに来たおじさんがプレゼントだよって、くれたんだ」
「そう…ちょっとお父さんに見せてくれるかな?」
ジャックはそう言うと息子に近づき、そっとそれを取り上げ、科学者らしく慎重に観察した。
彼は全身から冷汗を流しながら考えた。

「…精神が未発達の子供に、弾丸を装填した拳銃を持たせるなんて、『異常者』だけのやる事だ…」


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394 名前:とど ◆Sry1/eU/.k 投稿日:2005/09/28(水) 17:58:42 ID:qePhElD80
【問題】
 待ち合わせ場所に4t車がやってきたとき、僕はがっかりした。
 しかし、僕は晴れやかな気分で送り出した。
状況を説明してください。

440 名前:とど ◆Sry1/eU/.k 投稿日:2005/09/28(水) 19:04:37 ID:qePhElD80
【解説1】
 僕の先輩はいい人なんですが、いくつか困った癖があります。
 「男は恋をしていればいつだって青春なんだ。」という持論が
あるのですが、振られてばっかり。それだけならまだしも、失恋
するたびに乗るものが大きくなっていくんです。
 最初の失恋の時には原付。次に振られたときには250ccのバイク
といった具合で、それからも軽自動車、普通車とだんだん大きくなって
いき、去年7回目の春が散ったときにはとうとう2t車に乗るように
なってしまいました。
 もうひとつの悪い癖は、失恋するたびに僕は呼び出され、先輩の車の
助手席に乗ってあてどない傷心の旅に連れて行かれることなんです。
そんな先輩がついに新しい青春に挑み始めました。とても可愛く、
利口で優しい、僕から見ても素敵な子です。今度こそはと思って
いるのですが、不安も有るのでこっそりと旅支度もしてあります。
僕のそんな願いも虚しく、半年も経たないうちに「いつもの場所に来い。」
という電話がかかってきました。荷物を抱えて待っていると、やってきたのは
4t車でした。

444 名前:& ◆EvTm04liLA 投稿日:2005/09/28(水) 19:05:55 ID:qePhElD80
【解説2】
 また今度もだめだったのかとがっかりしたのですが、よくよく見てみると
助手席に8つ目の青春の彼女がちょこんと座っているではないですか。
先輩は照れくさそうに「そんな訳で、ちょっと行ってくるわ。」
なんてぬかしてます。
 おめでとう先輩。8つ目の青春さんも先輩をよろしくね。
 2人を乗せて去っていく4t車に投げキッスして送り出しました。だけど
なんとなく取り残された僕の荷物がぽつんと寂しそうに見えるんです。


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455 名前:べっこう飴 ◆RluEohmUAM 投稿日:2005/09/28(水) 23:44:29 ID:6m1Wdgje0
【問題】「約束の記憶」
ある晩、彼は彼女と知り合った。
二人は後日再会することを約束し、その場はそれぞれ帰宅した。
しかし夜が明けてみると、彼女はその約束を信じてはいなかった。
その約束を覚えている彼は、いつも約束をすっぽかされるハメになるのだった。

一体どういうことでしょう?

497 名前:べっこう飴 ◆RluEohmUAM 投稿日:2005/09/29(木) 00:17:49 ID:iV0Rsys/0
【解説】
彼の特技は幽体離脱。
ある晩、いつものように幽体離脱して夜遊びしていると、
自分と同じように幽体離脱している可愛い女の子(幽体)に出会った。
彼は彼女と意気投合し、目覚めたら現実世界でデートする約束を取り付ける。
しかし、約束の日時になっても彼女は姿を現さない。
彼女の方には自分が幽体離脱しているという自覚が無く、
すべて、寝ている間の夢の出来事だと思っていたのだ。
幽体離脱中に出会った女の子には、いつもこんな調子でフラれてしまう彼なのであった。

…約束したデート当日、彼女とその友人の何気ない会話…
彼女「私、昨日、ちょっとカッコイイ男の子とデートの約束をする夢を見たんだ〜」
彼女の友人「へ〜、現実の話だったらよかったのにね〜」
彼女「まあ、夢だから私に都合の良い展開なのは当たり前だよねw」


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508 名前: ◆ntV0oY5dHQ 投稿日:2005/09/29(木) 17:44:10 ID:fbBQvxyP0
【問題】
 私は17歳のピチピチ元気な女子高生。
 いま目の前の中年オヤジが、下のほうから舐めるように私の身体を観察している。
 やがてソイツはニヤついた笑顔を私に向け、ぼそりとつぶやいた。
 その言葉とは?

567 名前:◆ntV0oY5dHQ 投稿日:2005/09/29(木) 18:50:54 ID:fbBQvxyP0
【解説】
 その言葉とは「席をどうぞ」。
 場所は、ある休日の電車内。
 マタニティドレスを着て大きなおなかで立っている私を見て、
中年男性が笑顔で席を譲ってくれたのだ。

【補足】
 妊娠が発覚しても退学処分にならない普通高があるかどうかは不明なので、
いちおう定時制に通う女子高生という設定。
 ちなみにピチピチなのはオナカ。


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577 名前:ぺんぎん ◆aZjgVdOsT2 投稿日:2005/09/29(木) 19:21:43 ID:9HQaGr9k0
【問題】 「 Yellow Yellow Happy 」

みんなの願いを受け取った彼は泣いていました
だって花は咲かなかったのだから…
でもね、彼は代わりにひとつの幸せを得る事ができました
そしてそれは更に大きな幸せを彼にプレゼントしました

状況を解説してください。

664 名前:ぺんぎん ◆aZjgVdOsT2 投稿日:2005/09/29(木) 20:55:48 ID:9HQaGr9k0
【解説】

子供たちは風船にひまわりの種を付けて空に飛ばしました。
「花いっぱいになあれ」という願いを込めて …
やがて、ひとつの赤い風船が山の中に飛んできました。
きつねの坊やはそれを赤い花のつぼみだと思い込んで、
根元を土に植え、水を与えて、一生懸命育てようとしました。
ところが、翌日には風船はしぼんでしまったのです。
きつねの坊やはわんわん泣きました。

それから何日か経って、赤い風船の枯れ跡からひとつの芽が出てきました。
それはぐんぐん成長して、きれいなひまわりの花を咲かせました。
そしてそのひまわりの花が種を落とし、
翌年には数え切れないほどのひまわりが咲きました。
きつねの坊やは夏の日差しを浴びながらこの黄色い楽園で元気にはしゃいでいます。


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675 名前:ニルギリ ◆OkhT76nerU 投稿日:2005/09/29(木) 21:11:26 ID:4TFHHzkO0
【問題】:少女の言葉

怒りと哀しみに満ちた少女の一言で、
男は一年後に自殺した。

なにが起こった?そして彼女の言葉とは?

736 名前:ニルギリ ◆OkhT76nerU 投稿日:2005/09/29(木) 22:32:06 ID:4TFHHzkO0
【問題】>>675

【回答】1/2

少女(A)には親友(B)がいた。Bはとても可愛く、純粋で、自慢の親友だった。
その子が恋に落ちたのがその男(C)。
CとつきあいだしてからのBはとても楽しそうだった。
しかし実はCには本当の彼女がいて、Bのことをからかって遊んでいただけだったのだった。
Cに身体をもささげていたBはそのことを知ってショックで自殺してしまう。

738 名前:ニルギリ ◆OkhT76nerU 投稿日:2005/09/29(木) 22:38:24 ID:4TFHHzkO0
【回答】2/3←すみませんまとまりきれませんでした

それを知ったAは必死になってCをさがした。
Bの死を告げれば、彼も少しはBのことを思ってくれるかもしれない。
しかしそれを聞いてもCはなんの反応も示さず、
態度もまるで変わらなかった。AはCにむかってこう告げる。
「私はあなたを呪う。呪い続ける。いつかあなたは私とBの思いで死ぬわ。」

739 名前:ニルギリ ◆OkhT76nerU 投稿日:2005/09/29(木) 22:40:08 ID:4TFHHzkO0
【回答】3/3

その言葉はただの戯言でしか、負け惜しみにしか聞こえなかった。
しかし駅の階段を踏み外した瞬間、人に押されて道路に飛び出した瞬間、
目の前に物が落ちた瞬間、彼はどこかでその言葉を思い出した。
日を追うごとにその言葉の力は増す。
たくさんの偶然が積み重なって大きな恐怖に変わり、
ついに彼は自殺してしまったのであった。


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753 名前:IQエンジン ◆e37VO7OAVo 投稿日:2005/09/29(木) 22:59:51 ID:6SKVLjsC0
【問題】 「恐怖のコンビニ」
コンビニの名を叫びながら半狂乱で走る男。彼の身に何が起きたのか?
情況を補完して話を完成させて下さい。

809 名前:IQエンジン ◆e37VO7OAVo 投稿日:2005/09/30(金) 00:01:51 ID:6SKVLjsC0
【解説】
 「よし、後は暫く直進してコンビニが見えたらそこを左折だな。」
親友の実家の近所をドライブしていた男。前日にその友人から地元でお勧めの料理屋を教えてもらいました。
民家をそのまま使い、分かりにくい店だという事を心配した親友は男にメモを渡し、方向音痴の男はそのメモを便りに店を目指してゆきます。
 近所の人しか知らないような裏道を使い順調に店を目指していた男。しかし男は知りませんでした。友人が暫く実家に帰っていなかった事を、
そしてその間にも近所は様変わりしていた事を。 そう、そのコンビニは経営不振から店をたたみ、既に駐車場になっていました。
 そんな事は露とも知らない男。目的の交差点をそのまま直進、どんどん遠くに行ってしまいます。
「そのうちコンビニが見えるだろうと。」はじめの内はたかをくくっていた男も段々と不安になってき、隣の市との境界線を示す道路標識を見るとすっかりパニックになってしました。
慌ててユーターンをし、注意深く道を見回したのですが、元から無いコンビニなどいくら見回しても見つかるはずがありません。
土地勘も無く、しかも裏道を使っていた為道の把握が出来ない方向音痴の男。
「何処だそのコンビニorz」と存在しないコンビニの名を叫びながらパニック状態で道を行ったり来たりしましたとさ。
民家ばかりの場所で車のガソリンもエンプティ-マークがつき始めまた男。どうなってしまうんでしょうか?・・・御後はお任せしますorz


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820 名前:べっこう飴 ◆RluEohmUAM 投稿日:2005/09/30(金) 01:05:15 ID:6NT1PzVJ0
【問題】「歓喜と苦痛」
彼は、道行く同士と共に抱き合って喜んだ。
彼の行動は、周囲に歓喜の声で賞賛された。
しかし、その後、人々は彼をあからさまに避けるようになった。
彼が助けを求めても、誰一人手を貸そうとはせず、
彼は苦しみ、のたうちまわることとなった。

状況を説明してください。

835 名前:べっこう飴 ◆RluEohmUAM 投稿日:2005/09/30(金) 01:19:12 ID:6NT1PzVJ0
【解説】〜IQエンジンさま及びその同志の方々に捧ぐ〜
彼は大の野球ファン。
贔屓の球団が優勝した瞬間、彼は町で一緒にテレビ観戦していた人々と勝利の喜びを分かち合った。
そしてその足で道頓堀に向かい、周囲の野次馬の声に押されるまま、繁華街の川に飛び込んだ。
「優勝ばんざーーーーい!!」 ドボーーーーーーン!
…しかしの川底は、ヘドロと廃棄自転車などが溜まった水質最悪の場所。
なんとか岸まではい上がったはいいものの、
ヘドロまみれで強烈な悪臭を放つ彼に近づこうとする者はいなかった。
汚れを落とそうにも銭湯では入場を断られ、
帰宅しようとしてもタクシーには乗車拒否され…。
そして、ダイブ時に汚水を飲んでしまった彼は、
翌日、ひどい熱と下痢に苦しむこととなった。

彼は2度と道頓堀ダイブはすまいと、堅く心に誓った……。

昔、道頓堀ダイブをした人の実体験だそうです。
2年前の優勝時に「道頓堀には大腸菌がいっぱい! 危険だからダイブしないで!」と
関西ローカルのテレビでは、こうやってずいぶん呼びかけていました。
今年は道頓堀にも3メートルの防護壁が設置されたそうですが、
道頓堀ダイブはあったのでしょうか…。
喜びは分かりますが、ムチャはしないでいただきたいものです。


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861 名前:ブラックウィドウ ◆8go0Krgt8w 投稿日:2005/09/30(金) 20:47:41 ID:nb2UsE4f0
【問題】
俺、悪魔。まあ、悪魔といっても下っ端。超下っ端。
上に言われた事をへいへいと聞いて実行するだけ。

ああ、はい。南側を。東から西ですね。了解了解。もうちょっと寄せろ?ういっす。

えーと今なにやってるかって言うと、船ね。船の幻影を作って、海に浮かべる仕事。
まあ、たいした事はないんだけどね。これくらいのことね。
現実に無いもの作ったり、現実にあるものを変えたりとかに比べればね。ほんとに楽。

でも俺一体なんのためにこんなことやってるんだろ。正味のところ、知らされてないんだよね。
直に聞くと「やっぱりお前馬鹿」とか言われて勤務評定下がりかねないし。一緒に考えてくんない?

*亀夫君問題です。レス遅めになりますが御容赦を。

971 名前:ブラックウィドウ ◆8go0Krgt8w 投稿日:2005/09/30(金) 22:22:06 ID:nb2UsE4f0
【解説】1/2
困りますね。あいつの相手をされるのは。
ええ。あいつには無人島の周りで船の幻影を動かす仕事をさせています。
本来ならちゃんと目的を教えて任せてもいいんですが、馬鹿なんでね。
こっちがいちいち指示しないと安心できない。
ええ。無人島といいましたが、近くで船が沈んで漂着した十数人の人間がいます。
で、こちらとしては救助されてハッピーエンドと言うのはつまらないわけですね。
そこで彼らを助けかねない船が島のそばを通るときには、
先にあいつ作らせた船の幻影を思わせぶりに近づけて、のろしを使い切らせたうえで
救助を求める彼らを本物の船が見えない島の反対側まで誘導してしまうわけです。

972 名前:ブラックウィドウ ◆8go0Krgt8w 投稿日:2005/09/30(金) 22:23:08 ID:nb2UsE4f0
【解説】2/2
彼らは助けてくれそうでくれない船に何度も失望させられ、気持ちがすさんできています。
人間関係は日々険悪になっています。
そして食料がいよいよ乏しくなっていますからね。殺し合いに進展するまであと少しですよ。

もちろん、これは公務ですよ。ほら、罪を犯して死んだ人間が増えればそれだけ
地獄の魂の取り分も増えるわけで・・・。罪を犯すように人をそそのかすのも、色々工夫がね。

しかし楽しみです。これからあの島でどんな地獄絵図が展開することやら。
中にひとり牧師が混じってましてね。いつも悟りきったような事を言ってますが、
あいつがいい感じの醜態でもさらしてくれたらもう最高でしょうね。

あなたたちも一緒に御覧になりませんか?

982 名前:ブラックウィドウ ◆8go0Krgt8w 投稿日:2005/09/30(金) 22:32:29 ID:nb2UsE4f0
【解説】蛇足
ん?どうした?おいっ、ちょっと目を離している間にいつの間にか船が!
あいつら救助されちゃうじゃないか!
こら下っ端!おまえ、もう何やってるか分かったんだから、
本物の船が近づいたらちゃんとあいつらを誘導しなきゃだめだろ!
指示がなかった?・・・俺がこの人たち相手にしてたの分かってるだろ!
ああもう最近の奴は指示待ちばっかりで自分で判断できないんだから!

まったくもう、せっかくのお楽しみがあなたたちのおかげでパアですよ!


[492] 492杯目 新蕎麦風味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
983 名前 : 小梅姫 ◆iHIMEUwAtA 投稿日 : 2005/09/30(金) 22:34:47 ID:/rRUDJSV0
【問題】
見目麗しい女性が可愛らしいチワワを胸に抱いている。
しかし彼女とすれ違った人は皆それを見て恐怖におびえている。
いったい何故?

【解説】
女性は車を運転しているから。

※姫、伝説の仲間入りおめでどうございますw


[492] 492杯目 新蕎麦風味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
992 名前:小梅姫 ◆iHIMEUwAtA 投稿日:2005/09/30(金) 22:39:00 ID:/rRUDJSV0
気を取り直してなぞなぞじゃorz

【問題】
「今夜は8時に帰るよ」と家に電話した夫が、8時2分に帰宅した。
妻はカンカンに怒った。
なぜ?

998 名前:小梅姫 ◆iHIMEUwAtA 投稿日:2005/09/30(金) 22:40:52 ID:/rRUDJSV0
【解説】
次の日の午前8時2分に帰宅したから。


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