[377] ★★ウミガメのスープ★★377杯目 石鹸味 サイトトップ / ページインデックス / ▼ページ末尾 / 前スレ / 次スレ

[377] 377杯目 石鹸味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
10 名前:23瘤駱駝 ◆7DLJNMOQWU 投稿日:04/11/27 00:21:27 ID:f2Ylt8jc
【問題】
男は誰もが望む状況に直面した。
数分後、ビッグバンが起こった。
状況を補完して下さい。

44 名前:23瘤駱駝 ◆7DLJNMOQWU 投稿日:04/11/27 00:49:13 ID:f2Ylt8jc
【解説】
その男は失業し、妻に逃げられ、親の死に目に会えなかった。
そんな時突然男の前に現れた神は、願いを一つ聞くと言った。
男は「一からやり直したい」そう神に頼んだ。
数分後、
宇宙は最初のビッグバンからもう一度やり直し始めた。


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58 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:04/11/27 01:21:22 ID:JoMl/PlM
【問題】
男は、再びその場所へと向かった。
たとえたどり着いても、今となっては目的を達成することはできない。
しかし、それでも男は向かった。

よかった、待っていてくれた。

状況補完お願いします。

105 名前:不運再起 ◆whl1PM97yI 投稿日:04/11/27 01:48:55 ID:JoMl/PlM
【解説】
ある男が、川に流されているのを発見された。
男は介抱され、一命は取り留めたが、溺れたショックで記憶を失っていた。
記憶は取り戻せなかったものの、体のほうはすっかり回復した男は、普通の生活を送っていた。

だが、あるとき、男は記憶を取り戻した。
彼は、ある女と心中しようとしたこと。
そのために、川への入水を図ったこと。
女のほうは死に、死体もあがっていないこと。

男は再び、川岸へと向かった。
心中に失敗したのだから、ここで死んでもただの自殺である。
しかしそれでも、男はそこで死ななければならないと思った。

男が川の中へ足を踏み入れたとき、何者かが足を掴んだ。
「…ああ、良かった。君は俺のことを待っていてくれたんだね」


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118 名前:若鮎 ◆o39t6.cH5I 投稿日:04/11/27 02:04:14 ID:tVOIEx8m
【問題】
男はそれを見た瞬間、包帯をした女のことを思い出して「にやり」と笑った。
しばらくして、男は女の包帯下に「あってはならないもの」を見て愕然とした。

175 名前:若鮎 ◆o39t6.cH5I 投稿日:04/11/27 03:01:17 ID:tVOIEx8m
太郎と花子は新婚ほやほやのラブラブ夫婦。
今日も太郎は、花子が愛情込めて作ってくれた弁当を手に出勤した。
お昼になり、太郎が弁当に入っていた手作りハンバーグを食べていた
とき、妙な歯ごたえを感じてつまみ出したものは、なんと人間の指。
驚いた太郎は、箸でつまんだ指をまじまじと眺めた。
あきらかに若い女性の小指であることに気付き、太郎は、今朝玄関で
見送ってくれた花子の左手小指に包帯が巻いてあったことを思い出した。
花子は弁当を作るときに誤って包丁で切ってしまったといっていたが、
切り落とした小指をそのままハンバーグの中にこねてしまったのだ。
そう思うと、太郎はなんだかその小指が無性に愛しく、指を失ってまで
弁当を作ってくれた花子の愛情に「にやり」と思わず笑みが浮かんだ。
そして太郎は、愛する妻の小指をそのまま一気に飲み込んだ。

家に帰ると、太郎は早速花子の小指を心配して、包帯を取って見せる
ように彼女にいった。
花子がちょっと切っただけだから大丈夫、というのを制して、半ば
強引に包帯を剥ぎ取ると、そこには花子のいうとおり、ちょっと切り
傷のある小指がちゃんと残っていた。
花子がいうには、刻みものをしていたときに小指を切ってしまった
ので、今日は冷凍物のハンバーグをおかずにした、とのこと。
それじゃあ、あの小指はいったい誰の・・・?
そう考えたとき太郎は、丸呑みにした小指の爪が胃に食い込むような
鋭い痛みを感じたような気がした。


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186 名前: ◆l8/uOa/5cc 投稿日:04/11/27 15:36:38 ID:gtS5vTxu
【問題】[因果応報]
彼は彼女を憎んでいた。
彼は彼女にひどい仕打ちをした。
その結果。
彼は家を失った。

どういう状況なのでしょう?

223 名前:◆l8/uOa/5cc 投稿日:04/11/27 16:04:41 ID:gtS5vTxu
【解説】
彼は、留守中にちょくちょく入り込む野良猫に腹を立てていた。
ある日とうとうブチ切れた彼は、猫に火をつけた。
しかし、猫は火がついたまま彼の家の中に逃げ込んでしまった。
そして彼の家はステキに燃え上がりましたとさ。


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235 名前:弟駱駝 ◆LfkhmjVQio 投稿日:04/11/27 18:24:34 ID:L1osDDQi
【問題】
彼はある場所で友人を待っていた。
しかし、友人は居眠りをしていた。
そのために酔っ払いの顔を見てしまった。
今では彼はそこにいるだけで苦痛だという。
状況を補完してください。


273 名前:弟駱駝 ◆LfkhmjVQio 投稿日:04/11/27 18:52:47 ID:L1osDDQi
【解説】
Aは友人の鉄道会社で運転手のBからあることを頼まれた。
明日、最近導入された新型車両を運転するのでその姿を写真にとってほしいというものだった。
彼は指定された時間に指定された踏み切りでBを待った。
警告音がなり遮断機がおりると体を乗り出しシャッターを切り始めた。
Bが撮れというだけあってその新型車量の姿は美しかった。
しかし、写真を撮るうちに奇妙なことに気づいた。
車輪の周りで何か球体が回転している。地面に当たるたびに削られながら。
レンズの中でそれが男の頭だと気づいたときには血と肉を撒き散らしながら列車は通り過ぎた。
その一瞬の中でも友人が居眠りしていたことだけはしっかり見ていた。

後で知ったことだが、線路で寝ていた酔っ払いを撥ね、そのまま2キロ走行していたそうだ。

いまでもAは踏み切りで電車が通り過ぎるのが酷く苦痛だという。


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287 名前:関西オフ会 ◆XYzegiNDHQ 投稿日:04/11/27 22:12:57 ID:3s9adzv5
【問題】
失業者は餓死した。その後、彼は褒め称えられた。
なぜか。

368 名前:関西オフ会 ◆XYzegiNDHQ 投稿日:04/11/27 23:07:07 ID:3s9adzv5
【解説】
失業者とは浪人。
彼が餓死した後に周囲の者が具足箱を開けたら100両の金があった。
それはいざ戦になった時のための支度金だった。
彼はどんなに飢えようとその金には手をつけなかったのだ。
彼の武士としての矜持に周囲の者は感動し、褒め称えた。

灰皿さんからの出題でした♥


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381 名前: ◆QqR5a5aBc6 投稿日:04/11/27 23:20:04 ID:7WpnHPtj
【問題】
彼女は、非常にプライドが高かった。
ある日彼女は、付き合っていた男に振られてしまった。
心から彼のことが好きだった彼女は
ある友人の元へ駆け込んでわんわん泣きわめいた。

「大丈夫!今は辛くてもいつかは、
『ああ、あんなこともあったな〜』って
笑って言える日が来るよ。
あんな男なんて忘れちゃおうよ」
と、その友人は優しく慰めた。
彼女は涙目で、うつむいたまま黙っていた。

数日後、彼女は首を吊った。
どうして?

426 名前:◆QqR5a5aBc6 投稿日:04/11/27 23:49:08 ID:7WpnHPtj
【解答】
彼女のプライドの高さは並ではなかった。
人に笑われるのなど我慢出来ない。
それは、笑う相手が「他人」でなくとも同じだった。

ひどく辛い思いをしている現在の自分を
未来の自分は笑って懐古しているのかと思うと、
彼女は耐えられなくなったのだ。


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439 名前:junni ◆nKxtoxh53Y 投稿日:04/11/28 00:42:53 ID:fIg0/PGK
【問題】[いがしになった]
彼はこっそりと彼女の部屋に忍び込んだ。
彼女は、彼に侵入されたことに気づくと、
警察を呼び、即座に引っ越した。

彼の侵入方法とは?

473 名前:junni ◆nKxtoxh53Y 投稿日:04/11/28 01:12:11 ID:fIg0/PGK
【解説】
彼は彼女の部屋の真上の住人。
強盗に殺害され、死体は押入れに隠された。
月日が経つにつれ、彼の死体は押入れの中で腐乱していった。
液体となった彼は、押入れの板に滲み込み、板を腐らせ、
階下の彼女の部屋に到達した。
異臭に気づいた彼女は、管理会社に連絡し、警察を呼び、引越した。

477 名前:junni ◆nKxtoxh53Y 投稿日:04/11/28 01:15:36 ID:fIg0/PGK
んで、タイトルの[いがしになった]ですが、
「イ」が「シ」になった という事です。
「イ」=にんべん=人
「シ」=さんずい=水
人が水になって、「侵入」っていうか「浸入」したわけです。


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491 名前:モーゼル ◆2tMB00N/b6 投稿日:04/11/28 01:27:19 ID:BEQO2ioD
【問題】

延々と百回近く、木と木がぶつかり合う音が響き続けた結果、
彼は自分の大切なものが失われた事を悟った。

どういう事?

519 名前:モーゼル ◆2tMB00N/b6 投稿日:04/11/28 01:45:01 ID:BEQO2ioD
【解説】

将棋の王座戦での対局にて。
盤上に何度も駒の音が響いた結果、ついに百手近くで名人に対する対戦相手の優勢が確実となり、
名人は挑戦者に投了して破れ、王座を明け渡し決着が付いたのでした〜。
(・∀・)つ  おそまつ!


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539 名前:夜鬼養英 ◆2Rj120eiJs 投稿日:04/11/28 02:00:56 ID:LvZjAPYG
【問題】「ザ・ジャッジ」
男は「価値測定装置」を手に入れた。これは携帯電話ほどの大きさで、
物体に向けるだけでその物の価値が表示されるという装置である。
男はこの装置を使って鑑定師として大成し、美しい女性と結婚した。
だが結婚してしばらくして、男は自殺した。

なぜか。

580 名前:夜鬼養英 ◆2Rj120eiJs 投稿日:04/11/28 02:22:36 ID:LvZjAPYG
【解説】
ある日男は恐る恐る自分自身の価値を測定してみた。
かなり高い数値が表示されたので安心した。

結婚してしばらくして、男は妻に装置の秘密を話した。
妻は装置を使って男の価値を測定してみた。
すると、驚くほど低い数値が表示された。
以前、男が自分の価値を測った時に表示されたのは装置も含めての価値だったのだ。
だが手元に装置の無い男には、何の価値も無い。
それを知った男は絶望のあまり自殺した。


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592 名前:弟 投稿日:04/11/28 19:18:10 ID:o3MlMPW8
【問題】「バロメーター」
彼は彼女とであった。それで酒を減らそうと思った。
そしていま彼女が出て行ったために酒を飲む量が増えている。
状況を補完してください

661 名前:◆LfkhmjVQio 投稿日:04/11/28 20:20:54 ID:o3MlMPW8
【解説】1/2
以前酒量を減らすことにした友人の酒量が増えてきているという知らせを聞いた。それもやばいくらいに飲んでいるらしい。
酒量を減らした理由を知っているだけに不思議に思い彼のもとを訪れることにした。
彼はアルコールが切れ始めると、つまり禁断症状として小人が見えるようになったという。
バレリーナの姿をした少女が彼の目の前に現れて踊り始めるという。
そんな少女が見られるならと目の覚めている間中酒瓶を手から離さなかった彼は、禁断症状を求めて酒を断つ時間を作った。 
その少女を語るときの彼の顔を知っているだけに酒の量が増えたというのがどうしても信じられなかった。

662 名前:◆LfkhmjVQio 投稿日:04/11/28 20:21:32 ID:o3MlMPW8
【解説】2/2
彼の部屋について彼を見て驚いた。
以前はふくよかといってよかった彼の頬はやせこけて目には酷い隈。
内臓に来るくらいに飲みすぎているのは明らかだった。
早速彼にその理由を尋ねることにした。
「彼女がいなくなったんだ」と彼は答えた。
いつも通り禁断症状を迎えた彼の前に彼女が現れた。
いつ踊りだすのかと待っていたがその様子はない。それどころか跪き頭を下げてこう言い出した。
「お別れです。あなたの体にはもうすぐかわりのものがやってきます」
それ以上のことは何も言わず彼女は去っていった。
そのとき友人は彼女の正体に気づいたという。
「彼女は俺の壊れ振りを示すバロメーターだったんだ。俺の体は酒の飲みすぎであちこちおかしくなっていた。今までは彼女のような可愛い小人で済む程度の悪さだった・・・でも今では・・・」
彼はいなくなってからも彼女が出てくるのではないかと酒を控えるのはやめなかった。
しかし、彼の願いは叶うことはなかった。
かわりに・・・
「音がするんだ。最初はひどい耳鳴りかと思っていた」
しかし、それが足音だと彼は気づいたという。
「ものすごく大きくて恐ろしいものだというのはその足音を聞いただけでも分かる。姿を見た日には発狂してしまうに違いない。だから、俺は禁断症状にならないように今でも酒を飲み続けるんだ」
そういって彼は酒瓶を口にして一気に飲み干した。
そして「一体何が来るというんだ・・・」と言って震えだした。
「もう遅いんだ」わたしはそんな彼の姿を見て思わずそう口にしそうになったがやめておいた。
わたしの眼には身長2mの死神が酒を飲む友人を見て笑っているのが映っていた。


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672 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:04/11/28 20:57:24 ID:gXhUSHhF
【問題】
その工場ではクレームが来る時期と来ない時期が交互にくる、
ということが続いていた。
その理由を知った時、クレームのない時期にその工場の商品を
もらったことを私は後悔した。
何故?

739 名前:腹鰭原掘レ ◆apVBNAs7js 投稿日:04/11/28 21:37:01 ID:gXhUSHhF
【解説】
私は弁当工場で働いている。
その工場では、弁当に髪の毛が入っていたとか
何かの殻が混ざっていたとかいうクレームが数日続き、
それらのクレームのない日が数日、それからまた
クレームのある日が数日・・・と続いていた。
ある日何故クレームが続いていたのかが、事件が発覚して分かった。
工場長が、殺した人間の死体を刻んで弁当に混入させていたのだ。
工場長は言った。
「殺した人間は解体して細切れにしてから少しずつ弁当に入れていったんだ。
最初は腐るのが早い肉や臓器、それから髪の毛や骨とかを順番にな。」
ということは、本当はクレームのない時期にも死体は混入されていた・・・?
そういえば、この前クレームのない時に弁当をおすそわけしてもらった。
食べなきゃ良かった・・・うっ


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759 名前:IQエンジン ◆e37VO7OAVo 投稿日:04/11/28 22:03:01 ID:ABGWWvmD
【問題】
彼と気持が通じ合ったと思ったらいきなり殴られてしまった亀田さん。
殴られたショックと興奮でちょっと前の記憶を失ってしまった彼に質問して話を補完して下さい。

出題者よりお願い。 初の亀夫君問題にチャレンジしてみました。ヘタレですが生暖かい目で見守って下さい。

817 名前:IQエンジン ◆e37VO7OAVo 投稿日:04/11/28 23:11:43 ID:ABGWWvmD
【解説】
某俳優かく語りき。
 確かに暴力はいけない事だし、彼に暴力を振るったのは俺が一方的に悪い。
しかし聞いてくれよ。日本でも著名な映画評論家だというのでインタビューに応じたがその内容があまりにも下らない。
曰く、この作品と元のリメーク前の作品とどちらが面白いか? 貴方のイメージを元に今日の衣装を決めてきたがどう思うか?
 貴方の胸板に埋まれたいと思う女性が多いので、どういう風にやるのか私を見本にやってもらいたいだとかだぜ。
初めのうちはにこやかに接していたがそのうちムカムカしてつい、「Fuck you!!」と叫んでしまったんだ。
そしたらあの馬鹿、急にうっとりとして「Yes please」なんて言いやがったんだぜ。それでついカッとなって殴ってしまったんだ。
 俺はゲイじゃないんだ。なあ、あの時どう答えたらいいか教えてくれよ。
「Fuck You」→「いて込ますぞこのボケ!!」→亀田氏の脳内妄想では「ウッホ、貴方とヤりたい」
※某エキサイト検索では「貴方と性交します。」になります。


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830 名前:みあ@夜の女王 ◆gxp58raOhk 投稿日:04/11/29 00:34:16 ID:vupsszq9
【問題】
「80」  
私にできることはこの数字を守り続けることだけだ。
それ以上でもそれ以下でも、死が確実に待っている。

状況を補完してください。

881 名前:みあ@夜の女王 ◆gxp58raOhk 投稿日:04/11/29 01:14:09 ID:vupsszq9
【解説】
その日の高速道路は、混んでいる割には順調に流れていた。
時速80qでご機嫌なドライブ…のはずだった。

にわかに空がかき曇ったと思うと、土砂降りの雨が高速道路を襲った。
ワイパーを最速にしても全く役に立たないほどの大雨だ。
慌ててラジオをつけると「台風並みの低気圧が通過中」と言っている。
マジですか?風がないだけマシですか?!などと考えているうちに
隣をトラックが通ると車の頭から水をかぶり前後左右全てが見えなくなる。
既に激しくなった雨は目の前の車のテールランプもかき消してしまった。
これではブレーキを踏もうものなら、追突されることは間違いない。
頭に「○○高速で××台追突事故」という新聞の見出しが浮かぶ…。
こうなったら、メーターを現在の「80km/h」から動かさないよう
じっと見続けながらアクセルを操作するしかない。
前の車がブレーキを踏まないことを祈りながら。
後ろの車がこの状況で煽ってくるようなDQNではないことを祈りながら。


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897 名前:ウルトラマソ80 ◆DkHRU96.I. 投稿日:04/11/29 01:43:57 ID:ZjaTHS8M
【問題】「ウミガメ運融株式会社」
いらっしゃいませ、ウミガメ運融にようこそ。
いえいえ、「運輸」ではございません。「運融」でございます。
手前どもは、「幸運」を皆様にご融資させていただいております。
その代わり、返済は「不運」を背負うことでしていただきます。
無論、ご融資させていただく幸運の量に比して、ご返済いただく不運は大きくなります。
どんな幸運が与えられるか、どんな不運を背負うことになるかは一切判りませんが。
え? もし返済途中で死んだらどうなるか、ですって?
志半ばにしてこの世を去ることほど不運なことはありませんからね。
その場合はそこで返済終了となります。
以上、おおざっぱにご説明いたしましたが、ご注文はお決まりで?

――――この後、このお客様はとてつもない幸運を授かったのでございますが、
それを全くお喜びにはなりませんでした。
さて、皆様にその理由を当てて頂きたいのでございます。

965 名前:ウルトラマソ80 ◆DkHRU96.I. 投稿日:04/11/29 02:43:11 ID:ZjaTHS8M
【解説】
さて、このお客様ですが、ちょっとした資産家の方でございまして。
うかがいますところによれば、どうも末期ガンで余命いくばくもない、と。
世界中の医者をあたっても見込みがないと言われたらしいのですねこれが。
で、当店で可能な限りのご融資をさせていただきました。
それからは「どうせ死ぬんだから」と私財を全て投げ売って酒池肉林のし放題。
いやはや、死を覚悟した方ほど怖いもの知らずな方はおりませんね。
あ、そうそう。 幸運の内容をお話すべきですね。

誠に喜ばしいことに、ガンが完治なさったそうでございますよ。
その後、でございますか? 
「ホームレス狩り」に遭われたようで、これでご返済を完了なさってますね。

おっと申し訳ございません、私としたことがつい長話を。
さあさ、おかけください。商品の詳しいご説明をさせていただきますので・・・


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976 名前: ◆PN..QihBhI 投稿日:04/11/29 02:57:16 ID:AiJp12ct
【問題】
一つ目の扉を開け、中をのぞく。
「ここはダメだわ」
二つ目の扉を開けようとする。
「ここもダメ」
一つ目の扉を再び開け、もう一度中をよく見る。
「これなら大丈夫か。ここにしよう」

状況を補完してください。

9 名前:◆PN..QihBhI 投稿日:04/11/29 03:32:25 ID:AiJp12ct
【解答】
とあるカラオケボックスのトイレに入った私。
そこには個室が二つあった。
手前の個室のドアを開けると、ホルダーに紙がなかった。
奥の個室のドアを開けようとすると、なんと鍵が壊れていて開かない。
仕方なくもう一度手前の個室のドアを開け、中をよく見ると高いところにある
棚に予備の紙が置いてあった。
ほっとした私は面倒くさいと思いながらもその紙をホルダーにつけ、用を足したのである。

というわけで答えは「紙はあったが、わかりにくいところにあったので目に入らなかった」でした。


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