[346] ★★ウミガメのスープ★★346杯目 照り焼き風味 サイトトップ / ページインデックス / ▼ページ末尾 / 前スレ / 次スレ

[346] 346杯目 照り焼き風味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
16 名前:貧民 ◆uuMg1iXKpg 投稿日:04/09/17 00:42:44 ID:UqtnnK4e
[問題]
師と弟子の2人だけでやっている看板屋がありました。
師は70歳になる頑固な老人。
弟子の方は巨漢だが気が弱く、師の頼みはなんでもきく素直な男。
そこに、オカルト商店から依頼があった。
師は死んだ。なぜだろう?

105 名前:貧民 ◆uuMg1iXKpg 投稿日:04/09/17 02:07:48 ID:UqtnnK4e
[答え]
師が「ル」の看板を書いているとき弟子は半角カタカナの「ノレ」と勘違いして師の上に乗ったんです。結果、師は死んでしまった。


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122 名前:○○○ ◆O772quqJGg 投稿日:04/09/17 12:39:28 ID:V5CoRwSv
●●問題●●
「ロングラン」
私の目の前の男が言った。
「あいつの事気に食わないから殺してやるんだよ。もちろん完全犯罪だ」
私はウイスキーのロックを傾けながら思った。
『……阿呆だ……』

彼の完全犯罪計画とはどんなものか?
推理して頂きたい。

186 名前:○○○ ◆O772quqJGg 投稿日:04/09/17 13:29:26 ID:V5CoRwSv
●●解説●●
愛用のシェイカーを振り回しながら、目の前の馬鹿男が意気揚揚と計画を語る。
「奴のカクテルに使うレモンを全部輸入物にしてやるんだ!
 レモンピールは結構使うしデコレイションも皮ごと。
 ホーセズネックなんてどっぷり浸ってる!
 発癌物質でいちころだぜ!」
禁酒したらどうするんだとか
おまえは奴が倒れるまでバーテン続けるのかとか
その前に寿命で死ぬんじゃないかとか
……どこからどこまで突っ込んでいいのか分からないので放っておく事にしたが。


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199 名前:ロマンハイハイ ◆AHmSjLYyA2 投稿日:04/09/17 21:05:58 ID:Sis8Em1x
【問題】
眼を覚ますと目の前には俺に微笑みかける顔があった。
「おはよ。よく寝てたね。京ちゃん。」
ニコニコと子どものような笑顔を見せる女。彼女の名前は小雪。俺の幼馴染であり、恋人。
いやそれ以上に俺がこの世でもっとも大切に思っている女性だ。

パタパタと手を振っておき、俺は起き上がり窓を開けた。いつもと同じ光景。全く同じ。
それは何故か、人がいないからだ。誰も、何も、そこにはいないのだ。
景色は普通の日本の住宅街。しかし、生き物の姿だけは全く無い。
人も獣も、虫さえも。いるのは俺たち二人のみ。

こんな状況に置かれていても小雪は文句をほとんど言わない。
もう慣れたと言うこともあるんだろうけど、常に俺と一緒にいることで安心しているようだ。
生活に不自由を感じたことはない。確かに何でも自分達でやらなければならないが。
俺の腕にすがりつついてくる小雪の顔を眺めているとずっとこのままでもいいかとも
思ってしまう一方、このままではいけないという確固たる思いが心の奥からわきあがってくる。


なぁ、あんたら、なんでこんなことになっちまったんだろうな?
   俺たちこれからどうなっちまうんだろうか?教えてくれないか?



これはいわゆる亀男問題です。いや、亀夫じゃないかもしれませんが亀男であると言い張ります。
質問に答えるのは全て「俺」です。
そしてその答えは「俺」の主観で答えていきますのでもしかしたら真実ではないかもしれません。
レスが遅れてしまう可能性があるります。あらかじめご了承ください。


371 名前:ロマンハイハイ ◆AHmSjLYyA2 投稿日:04/09/17 22:55:37 ID:Sis8Em1x
【解説】
「小雪!」
俺は再び現れた幻に向かって叫んだ。そのとたん幻はクリアーになりその姿を現していった。
その姿は・・小雪だ。黒髪でも絶世の美女でもない、淡い栗色の髪の毛と気弱な表情をし、眼鏡をかけた
一見どこにでもいそうな、でも俺にとっては幼馴染で恋人で何物にも変えがたい大切な人だ。

「繋がりが出来てしまったのですね。残念です。」

振り向くとそこには小雪、いや、小雪と俺が呼んでいたモノがいた。喋り方も変わっているし、
服装も古風な着物のようなものを着ている。そしてなにより俺の感覚がヒトではないと告げている。

「そう、私があなたを閉じ込めていました。しかし今その境界は破られました。ここから
出て行くことも可能です。外界との繋がりは一切絶ったはずなのに・・・ヒトの思いか。強いな。」

ふぅっとため息をつく。その顔は悲しげだ。

「あなたとなら永劫に共に生きることが出来ると思ったのですが。やはりあなたはヒト。
 外界で暮らすのがよろしいでしょう。さぁ、あの娘の元へ帰ってあげなさい。 
 大丈夫。私には・・この子がいますから。」

そう言って小雪はお腹をさする。出来ていたのか、俺はしばし呆然としてしまった。
そんな俺の未練を断ち切るかのように小雪はフッと姿を消した。最後の言葉を風が運んできた。

「さようなら、ありがとう。京ちゃん。」

俺はその場に背を向け小雪に向かい歩き始めた。そして彼女を抱きしめた瞬間意識を失った。

372 名前:ロマンハイハイ ◆AHmSjLYyA2 投稿日:04/09/17 22:56:12 ID:Sis8Em1x
目が覚めるとそこは病室だった。小雪が言うには俺達は登山に出かけてその際俺だけフッと
姿を消し、捜索隊が見つけたのはそれから4日後だったらしい。そして外傷は無いのに
そのまま実に3ヶ月も意識を失っていたという。霊能者が言うには助け出されたときに
俺は魂を山に置いてきたのだそうだ。
その間毎日小雪が見舞いに来てくれて手を握ってくれていたらしい。それはあの幻を
見ていた時間帯と一致していた。そう、俺は3ヶ月間のことを全て覚えていた。
俺は小雪を呼び言った。

「ありがとう。お前のおかげで助かった。愛しているよ、小雪。」

小雪は顔を真っ赤にしてうろたえている。可愛いやつめ。
さて、語るとしよう、この3ヶ月のことを。・・・怒るかなぁ、いや、泣くかな。
しかし話さねばならないだろう、俺は3ヶ月だけの小雪とではなく、目の前のこの小雪と
ずっと生きていくことを選んだのだから。


※バッドエンド 雑談掲示板「ひとりごとなら くちのなかで。」 1006
1006 名前:ウミガメ信者 投稿日:2004/09/18(土) 01:02
【解説】
こ、小雪が化け物だと言うのか!?そして小雪が俺をここに閉じ込めていると言うのか!?
出る方法は・・・小雪を殺すしかないのか?
小雪を殺せば俺は出られる。小雪を殺せば・・殺せば・・殺せば・・・・・・・


「京ちゃ〜ん。」
小雪が近づいてきた。飛び込むように抱きついてきた小雪を俺は抱きしめ、逆さに握った
包丁を小雪の背中に突き刺した。血が・・・流れた。赤い血だ。

「きょ・・きょうちゃん。なんで?なんで?いたいよ・・いたいよぅ・・・。
 あ・・・・・そう・・そのめ・・しって・・しまったの・・ね・・。
 で・・も・・だめよ。でられはし・・な・いわ・・。
 ふ・・っふふうふふふふふうふふふ・・・・。
 わった・・・しから・・は・・・・・・・にげら・・・れはしないわ・・・・。
 ずっと・・・・ずっと・・・いっしょ・・だよ・・・きょうちゃ・・ん・・・・。」


闇だ。何も見えない。何も聞こえない。何も臭わない。何も感じない。ただの闇。
突然俺はここに放り込まれた。小雪が、いや、俺が小雪と呼んでいたモノが死んだためだろう。

俺は・・間違っていたのか?俺は・・・俺は・・・小雪を・・・殺した。殺した。俺が殺した。
この手で殺した。俺が俺が俺が俺が俺が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

俺は舌を噛み千切った。もうすぐ死ねるだろう。
最初からこうすれ・・ば・・よかった・・のかな?
BADEND.



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402 名前:ウボワーント ◆fKoOVOa.Lo 投稿日:04/09/17 23:16:51 ID:+xnNhsIb
問題 
1
少女は風呂に入っている
2
少女は笑顔で泣いている
3
そして時は止まった

↑この状況を説明してください。

452 名前:ウボワーント ◆fKoOVOa.Lo 投稿日:04/09/17 23:52:40 ID:+xnNhsIb
解説

その村では神への生贄として生きた人間を
蝋に固めて神に捧ぐという風習があった…
風呂というのは蝋の風呂・・・
そして笑顔は神の元へ行けるという嬉しさ…
そして涙は死の恐怖と熱さによる物
そして数分たち、少女の時は止まり神の元へ逝ってしまった…


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462 名前:ユウキ ◆brBBzy0.fk 投稿日:04/09/17 23:59:26 ID:Be/xaqg5
ある男が用事があって出かけた隙に泥棒が男の家に侵入しました
次の日、泥棒は死体で発見されました
いったい男の家で何が起こったのだろう?

525 名前:ユウキ ◆brBBzy0.fk 投稿日:04/09/18 01:23:44 ID:M0PgvZmO
【答え】
男は学者で家に劇薬(濃硫酸とか)が置いてあった
ある日うっかりそれを床にこぼしてしまった男はその薬を中和させる薬品を買いに出かけた
そのタイミングを見計らって泥棒が家に侵入
しかし泥棒は運悪く薬を踏んでしまい大火傷を負ってしまう
そして泥棒は警察につかまるくらいならと自殺


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535 名前:ユージピック ◆UG.Z6iPlKk 投稿日:04/09/18 01:51:52 ID:yDaZ2FPQ
【問題】
眼前に広がる世界の中で刃が動き回るたび、私の体に激痛が走る。

yes-noで補完して下さい。

564 名前:ユージピック ◆UG.Z6iPlKk 投稿日:04/09/18 02:16:32 ID:yDaZ2FPQ
【解答】
角膜手術中に麻酔が切れますた・゚・(ノД`)・゚・



実体験です。
眼病を治療するための医療行為ではなく、近視矯正(美容整形みたいな扱い)でした。
角膜を円定規みたいな道具がついたメスで切られ、断面にレーザーメスも使われました…


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575 名前:ネコゲルゲ ◆cwt6uE9Ihk 投稿日:04/09/18 02:30:00 ID:BtxK/WUJ
【問題】
子供を人質に小学校に立て篭もった男が逮捕された。
彼に課せられた最も重い罪は殺人罪。
しかし男は「誰一人として殺していない」と言う。
どういうことか。

620 名前:ネコゲルゲ ◆cwt6uE9Ihk 投稿日:04/09/18 02:55:38 ID:BtxK/WUJ
【解説】
男は拳銃を持ち、小学校に立て篭もった。
威嚇の為空に撃った弾丸が地上に落ち、付近を通りかかった男性の脳天に命中した。
頭上から撃たれるという特殊な殺害方法と弾丸に残った線条痕から、
その弾丸が男の拳銃から発砲されたものと判明した。


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636 名前:本当にあった怖い名無し ◆uuMg1iXKpg 投稿日:04/09/18 03:38:21 ID:LrtFpdT8
[問題]
関西でかったタコ焼きにつまようじが一本。
私は濡れた。
どうしてだろう?

687 名前:貧民 ◆uuMg1iXKpg 投稿日:04/09/18 04:23:38 ID:LrtFpdT8
[解説]
たこ焼きにつまようじが一本というのは0対0で9回裏にサヨナラが出たためスコアボードがまるでたこ焼きみたいだってことです。それで阪神の優勝が決まったため喜びのあまり道頓堀に飛び込んだってことです。


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702 名前:アテネの次は・・ ◆D4iyVCh3PU 投稿日:04/09/18 08:49:24 ID:SaBo41hz
【問題】
私はふとしたことから隣人のAが指名手配されている凶悪な殺人犯であることを知った。
すぐに警察に通報したいが、あいにく私は聾唖者なためうまく喋れない。
悩んだ挙句、私は大きな紙にAが殺人犯である旨を書いて家の前の通りで振りかざした。
幸い人通りは多い。皆が私に目を止めて詳細を尋ねてくれるはずたと思った。
しかしほとんどの人は私に注目しない。
何人かと目はあうが皆一瞬同意するようなジャスチャーをするだけで、
なにやら叫びながらそのまま行ってしまう。
ここにいる者は皆Aの正体を知っていてそれを放置しているのだろうか?
ここは犯罪者の街なのだろうか?

なぜ人々は私に興味を示さなかったのかを考えてみて下さい。

734 名前:アテネの次は・・ ◆D4iyVCh3PU 投稿日:04/09/18 10:36:23 ID:SaBo41hz
【回答】
その日私の家の前の通りでは反戦デモが行われていた。
私は耳が聞こえないためその騒がしさに気づかなかった。
そして偶然にもAの名前は「ブッシュ」といい、私は紙に「ブッシュは人殺しだ!」と書いた。
それを振りかざす私はデモの一参加者としてしか認識されなかった。
(十数年前の似た状況というのは先代ブッシュの湾岸戦争時のこと。


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749 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:04/09/18 15:40:06 ID:W+no3BoF
〔問題〕
男は、女からの手紙を読んで驚愕した。
「馬鹿な・・・これは死人からの手紙?そんなわけはないか。
あいつはこれから死ぬつもりなのか?」
しかし、女が死んだという話は聞かない。
「ただの嫌がらせか。」
男はほっとする。
だが数ヵ月後、男はある事実を知って恐怖した。
何故だろう?

777 名前:◆apVBNAs7js 投稿日:04/09/18 16:14:15 ID:W+no3BoF
〔解答〕
男はしつこく言い寄ってくる女を手ひどい形で振った。
「もう俺の前に姿を見せるな!!」
その後、女から手紙が送られてくる。
その文面を見て男は女がこれから死ぬつもりなのだと
解釈した。
しかし、女が死んだという話は聞かない。
「ただの嫌がらせか。」
男はほっとする。
だが数ヵ月後。
近所の人に、たまに見かけない女が男の家を訪問していると言われる。
「もしかしてあいつか?まだ性懲りもなく来てたのか・・・。
まあ会わないで済んだのはラッキーだが、いつまでも来られると面倒だな。」
男は出かけるフリをして家の近くに潜み、女が来たらもう来ないように言おうとした。
かくして女は現れる。
男の家の庭から。
「・・・!」男は驚くが、そこで数ヶ月前にもらった手紙の内容を思い出す。
「あなたをずっと草葉の陰から見守っています。」
確かに言葉どおりあいつは草葉の陰から俺を見ていたってわけだ。この数ヶ月間、
ずっと・・・ずっと・・・。


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789 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:04/09/18 16:56:07 ID:IOnQL7jm
●●問題●●「F」
Yはストライキの回避を願っていた。起きた所で、彼女の生活には何も差し支えはないのだが。

838 名前:○○○ ◆O772quqJGg 投稿日:04/09/18 17:47:46 ID:IOnQL7jm
●●解説●●
遠距離というかあまり近くはない距離での恋愛中のYとX。
Xの母が野球のチケットを一枚入手。
球場はYの住む街にあった。
「友達に会いたいから一緒に連れてってよ、車で行くんでしょ?」
だけどその日は野球のストライキ決行予定日。
予定がなくなったら母は車を出す必要がありません。
短いデートのために、Yはストライキの回避を願っていたのです。


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847 名前: ◆dunBEeKgFA 投稿日:04/09/18 18:48:05 ID:8CR9pOU6
『問題』紅い手袋
   
今私はピアノを弾く彼女を見つめている。
彼女は弟子ともいうべき存在なのだが、
彼女の白い指が奏でる旋律は私を超えているといってもいい
よこしまな気持ちもなかったわけではないが
今の彼女の思いは私と同じものでもある。
私は彼女の元へと向かった。

934 名前:◆dunBEeKgFA 投稿日:04/09/18 20:28:06 ID:8CR9pOU6
彼女にその手が見えるようになったのはピアノを始めた直後、4歳のころだった。
その手は彼女に代わってピアノを演奏してくれた。
楽譜が分からなくていい加減に指を動かしても
間違って他の鍵盤を叩いても
ちゃんと演奏してくれるのが玉に瑕だったが、
めんどくさい練習や演奏会もその赤い手がこなしてくれた。
彼女の目からもはっきりと分かるその手の大きさは大人のものだった。
彼女の振りをしてくれているがその技量は同世代のレベルはるかに超えていた。
神童と呼ばれプロとしてデビューすることは必然だった。
万が一誰かに鍵盤の上野『手』を見られた時の言い訳のために赤い手袋をして。

935 名前:◆dunBEeKgFA 投稿日:04/09/18 20:29:23 ID:8CR9pOU6
解答2
数年たち、自分の技術が向上しているのに気づいた。
あの、赤い手の動きを真似していたせいか、単にピアノに触れている時間が増えたからかもしれないが、
赤い手にも負けないほどに上手くなっていると思った。
そこで、ある夜の演奏会で彼女は自らの手で演奏しようと決心して赤い手袋を脱いだ。
彼女は驚いた。彼女の白い手は赤い手をしのいでいた。
彼女は満足した。そして心の中で思った。
『もう、赤い手はいらない。この手以外何も要らない』と
そのとき不意に頭上で声がした。
『モウイラナイネ』
男の声だったがそれが誰の声はよく分かった。
声のほうを見た目に映ったのは落下してくる照明だった。
逃げようとしたがもう間に合わなかった。

数時間後、警察署で事故現場の写真が現像され、そのうちの2枚を見比べる刑事たちの姿があった。
一枚は、彼女の体から切り離されてピアノに残った彼女の白い腕。
そして、もう一枚は照明が引き上げられた後の彼女であったもの。
他の部分だけが形をとどめないにもかかわらず、大きく広げられた手と思われる血痕だけははっきりと原形をとどめていた。
しかし、2つの手の大きさがなぜこんなに違うのかに答えは出なかった


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952 名前:鬼殺し ◆k1zJMSrGss 投稿日:04/09/18 21:17:31 ID:KPOHbV2T
「複雑」
【問題】
彼女はその本を読みながら、複雑な思いに駆られていた。怒り、悲しみ、そして少しの喜び。

さて、何故でしょう?

7 名前:鬼殺し ◆k1zJMSrGss 投稿日:04/09/18 21:47:00 ID:KPOHbV2T
【解説】
彼女は16世紀から生き続けている魔女。
そして彼女は今「ハリー・ポッター」を読んでいるのでした。
16世紀から17世紀にかけて、彼女の仲間は次々と炎にかけられ死んでいきました。
しかし、今仲間を殺していったやつらの子孫が嬉々として魔法使いのコスプレをしている…
仲間を殺された怒り、死んでいった人への悲しみ、そして認めてもらえたという少しの喜び。
彼女の思いは複雑だった。


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