ウミガメのスープ過去問題集 521-530杯目 サイトトップ / ページインデックス / ▼ページ末尾 / 511-520杯目 / 531-540杯目

[521] ★★ウミガメのスープ★★521杯目 謹賀新年味 ▲ページ先頭 / ▼ページ末尾 / ▲前スレ先頭 / ▼次スレ先頭

[521] 521杯目 謹賀新年味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
19 名前:バネ工場跡地 ◆SF/QkWb88k 投稿日:2006/01/02(月) 19:43:41 ID:Cadt0g6v0
【問題】

ジュースの空き缶を片付けなかったために、男は死んだ。

何故でしょう?

37 名前:バネ工場跡地 ◆SF/QkWb88k 投稿日:2006/01/02(月) 19:55:49 ID:Cadt0g6v0
【解説】

男は車を運転しながら缶ジュースを飲んでいた。
しかし面倒くさがり屋の男は飲み終わった缶を自分の足元に転がしておいた。
しばらくして前方の信号が赤なのを見てブレーキを踏もうとしたが、
いつの間にか空き缶がブレーキペダルの下に入り込んでいた。
車はそのまま交差点に突っ込み、男は事故死した。


[521] 521杯目 謹賀新年味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
48 名前:まみまみ ◆Mami/3G25s 投稿日:2006/01/02(月) 22:59:46 ID:7etd++3n0
【問題】「パパ」
「パパだよ〜」
男が女の腹部をなでた。
大きくなったお腹。
確かに、男がパパに違いない。

幸せそうに微笑む男を、女は殺害した。

どういう状況だろうか?

72 名前:まみまみ ◆Mami/3G25s 投稿日:2006/01/02(月) 23:15:17 ID:7etd++3n0
【解説】
男は料理が趣味。
恋人に自慢の手料理をたくさん食べさせていた。

数ヵ月後、女はでっぷりと太ってしまった。
あんなにスレンダーな体型が自慢だったのに・・・。
太ってしまった自分に彼女は軽い絶望を感じていた。

男はどちらかというと、やせてガリガリな彼女よりも
いまの太った彼女が好きだった。
男は、女の、体脂肪で大きくなったお腹をなでて
「パパだよ〜」
と言ってみた。
確かにその体脂肪は男のせいでついたものだ。
自分の子供みたいなものだろう。

女はキレて男を殺害した。


[521] 521杯目 謹賀新年味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
92 名前:IQエンジン ◆e37VO7OAVo 投稿日:2006/01/04(水) 23:30:14 ID:Lycj1leC0
【問題】 「送る言葉」
 年上の彼女に対して言うには不似合いな叱りの言葉。
しかしそれを聞いた多くの人が涙を流す。内容を補完して話を完成させて下さい。

150 名前:IQエンジン ◆e37VO7OAVo 投稿日:2006/01/05(木) 00:34:58 ID:5uJxnEh30
【解説】
 1999年3月23日、一人の女性が惜しまれつつもこの世を去りました。
彼女の葬儀の際、弔辞を読み上げた男は彼女の親友でもあり、28年もの長きに渡り一緒に仕事をした同僚でも有りました。
その弔辞の中で涙ながらにいつものような叱り付ける口調で「親より先に死ぬ奴がおるか」と呼びかけ、多くの人々の涙を誘いました。
彼女の名は二代目カツオ君の声役として有名な声優の高橋和枝氏(享年70歳)。
そして弔辞を読み上げたのは波平の声役で有名な声優の永井一郎氏(実際は二歳年下なので当時68歳)
 今では新しい声にも慣れましたが私にとってカツオ君の声といえば貴方の声が頭に浮かびます・゚・(ノД`)・゚・
故人を偲びつつ御後が宜しい様でorz


[521] 521杯目 謹賀新年味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
161 名前: ◆lQpbS.HGmg 投稿日:2006/01/05(木) 21:01:45 ID:hVQYoPbu0
問題
ある者は泳ぎが達者だったために溺死し、またあるものはカナヅチだったために助かった。
どうして?

198 名前:◆lQpbS.HGmg 投稿日:2006/01/05(木) 21:58:18 ID:hVQYoPbu0
解説。
とある台風による海難事故。
この船は出港直後に大嵐に見舞われ、錨も利かずに散々流された後、
海岸からわずか600mばかりのところで座礁・転覆してしまいました。
海に投げ出された乗客は、瞬間最大風速50mの大風と6mを越す波に翻弄されますが、
何せ海岸はすぐ目と鼻の先。すぐそこに町があり、灯りが見えるわけで、
そこに辿りつけば助かることができる! とは誰もが思ったことでしょう。
そのため、泳ぎが達者な人は灯りを目指して荒れ狂う海の中を泳ぎ、結果体力を消耗して帰らぬ人に……。
泳ぎが下手な人は、流れてきた荷物などにつかまっていたため、体力を消耗することなく、
助かった人もそれなりにいた。


昭和29年9月26日、タイタニック号に次ぐ被害を出した「洞爺丸台風」における実話でした。
うちの爺ちゃんが当時国鉄で連絡船に乗っていたので、この話は親戚連中から何度も聞きました。

参考  ttp://www.geocities.jp/barranca_1/touyamaru_chapter1.html


[521] 521杯目 謹賀新年味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
206 名前:みかん ◆I4R7vnLM4w 投稿日:2006/01/05(木) 23:34:22 ID:/HKDcBSX0
【問題】
男がある店に入ると、風呂に入ることを強要された。
イヤならば、この店を利用できないという。
一体、どういうことなのだろうか?

300 名前:みかん ◆I4R7vnLM4w 投稿日:2006/01/06(金) 00:31:04 ID:C/7R9Pkh0
【解説】
店は会員制の高級クラブ。
この店では、客がこの店にふさわしいかどうかを調べるため、徹底的なボディチェックを行う方針だった。
それは、かなり強引な方法で、客を風呂に入らせている隙に、持ち物を徹底チェックするのだった。
洋服類は下着まで、カバンや財布の中身まで調べ上げられ、一点でもふさわしくない点があると、入会を断られるのだった。
この日、男は、ブランドモノのスーツにバッグに高級腕時計、財布の中には万札とクレジットカードがびっしり、という状態だったが、
パンツが3枚1000円のモノだったため、断られてしまったのだった。


[521] 521杯目 謹賀新年味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
315 名前:青目 ◆qI4njD7Tc6 投稿日:2006/01/06(金) 01:05:30 ID:M+vXutMR0
【問題】
少女はその頃、家に帰るのが何とも気が重く感じていました。
その日も遠回りして家に帰ると、驚くべき光景がありました。
なんと、一昨年に死んだ人間が、凄い形相で居間に立っていたのです。
「私を忘れた貴様らに復讐するために、蘇ってやったよ。ははははは……!」
その絶望を含んだ声に、少女は震えました。
その人間は、何をするでもありませんでした。
ただ、その存在自体が少女の家族にとって災厄でした。
復讐という言葉通り、数日後、少女の家庭が経営していた会社はつぶれ、
家族もばらばらになり、それまでの暮らしを失いました。
しかし後日、少女が笑いながら街を歩く姿が見られました。

少女の家族に一体何があったのでしょう?

381 名前:青目 ◆qI4njD7Tc6 投稿日:2006/01/06(金) 01:59:55 ID:M+vXutMR0
【解説】1/2
少女の家は会社を経営しています。
この会社は二年前、経営の危機にありました。
彼女の父と母はどうしたものかと考え、ついに父は死ぬことで保険金を得ようと決意しました。
しかし、死ぬと言っても実際死ぬので無く、失踪宣告によって死亡の認定を受けようとしたのです。
父親は趣味でヨットをやっていましたから、海難事故に見せかけて姿を消し、死んだことにしました。
(危難失踪だと、一年で失踪宣告がおりると聞いたのですが……
ヨットの転覆での行方不明が危難失踪にあたるかは、実は自信がありません。
この辺間違ってたらごめんなさい)
一人娘である少女には、生きていることを伝えませんでした。
まだ小さかったので、いつどこで周囲に漏らすかもわからないと思われたからです。
大きくなるまで少女には、「お父さんは死んだ」と思わせておくことにしました。
一年して保険金が入ったらそのお金で会社の経営を立て直し、母は父が身を潜めているところに週に何回か通っていました。
しかし残念なことに、いつしか母親には、新しい恋人ができていました。
やってくる回数が減り、疑問に思う父は、ついに懐かしい自分の家まで様子を見に行きました。
そこで、自分の妻が新しい恋人と、家族同然に暮らしているのを見てしまったのです。
「自分が表を歩けない身になってまでつくった金で、こいつらはのうのうと……」
父親の胸に怒りがわきました。
自分の娘がその恋人のことを「お父さん」と呼ばされているのを聞いたとき、もう父親の心は決まりました。
彼は姿を現すことを決意したのです。
紙の上で死人とされた彼が生き返ったことで、失踪宣告は取り消され、保険金は戻され、
しかも両親とも詐欺犯となって、会社はつぶれました。
姿を現すことはそれだけで、自分を忘れて楽しそうに暮らす家族への復讐だったのです……。

382 名前:青目 ◆qI4njD7Tc6 投稿日:2006/01/06(金) 02:01:17 ID:M+vXutMR0
【解説】2/2
全てが終わって少女の家庭はばらばらになりましたが、しかし少女は悲しみませんでした。
なにしろ、死んだと思っていた実の父が帰って来たのです。
会社がなくなって、今までのように良い暮らしは出来なくなったけれど、それよりも父親が返ってきたことがずっと嬉しかったのです。
元々、母が男の人を連れ込むようになって家に帰るのが嫌になっていた少女は、実の父と暮らすことにしました。
そしてその日も、父と二人で暮らすぼろアパートに、少女は笑顔で帰ってゆくのでした。


[521] 521杯目 謹賀新年味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
396 名前:トレボー ◆96cpl2FSG. 投稿日:2006/01/06(金) 02:50:14 ID:M7IFPck+0
【問題】「ある貧乏人の死」
ある大金持ちの老人が死んだ。
老人には身寄りが無いと思われていたが、実は彼には隠し子がおり、
老人の遺産は全て彼に相続される事となり、その旨を記した手紙が
郵送された。

しかし隠し子は貧困にあえいおり、かつ病床に付していたにも
関わらずその手紙の受け取りを拒否し、その事を知った弁護士が
隠し子の元を尋ねた時には彼は医者にかかる事も出来ないまま
病気で死んでしまっていた。

隠し子は何故遺産を相続しなかったのだろう?

429 名前:トレボー ◆96cpl2FSG. 投稿日:2006/01/06(金) 03:11:51 ID:M7IFPck+0
【解説】
隠し子の元に届いた手紙には、弁護士が切手を貼り忘れていたのだった。
極貧で医者にかかることも出来ずに闘病中の彼は、どこの人とも知れぬ
者からの手紙の切手代を支払う事などできず、受け取りを拒否したのだ。

弁護士は手紙が返って来たので切手の貼り忘れに気づいたのだが、
彼が隠し子の元を訪れた時は一歩遅く、隠し子は既に死んでいたのだった


[521] 521杯目 謹賀新年味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
436 名前:ぺんぎん ◆aZjgVdOsT2 投稿日:2006/01/06(金) 19:16:14 ID:f3DOf/wH0
【問題】 「 邪悪なる神の光臨 」
その時 私の目前に広がっていた異様なる光景、
これこそが昨日あの男が私に不可解な指示を与えた理由なのであった。
当たり障りない格好をしていた私は、こうして最悪の事態は回避する事が出来たわけである。

最悪の事態とはどのような事なのでしょうか?

514 名前:ぺんぎん ◆aZjgVdOsT2 投稿日:2006/01/06(金) 20:11:54 ID:f3DOf/wH0
【解説】
明日のグラビア撮影の仕事のため今晩はとあるホテルに宿泊する事になっていたアイドルがいた。
彼女には特殊な習慣があり、それは毎晩全裸で就寝することだった。そのことはよく日常会話で
話していたからマネージャーの男も当然知っていた。だが、その晩に限って何故かマネージャーは
彼女に告げたのである。    「頼むから今晩だけは絶対に何か着て寝てくれ」  
不可解な指示だった。いつもはそんな事言わないのに、何故今日に限って?そして何故あんなに
必死に頼むのか?よほど風邪でも引かれると困るのか?明日の撮影はそんなに重要なのか?
意図が分からぬまま、とりあえず部屋にあった浴衣を着てその晩は就寝したのであった。

翌朝、何だか物音と人の気配を感じて彼女は目を覚ました。人が沢山いる。カメラを持った人間も
いる。マネージャーもいる。そしてテレビでよく見かけるメガネとヒゲの男が彼女の歯ブラシを
口に咥えながら、「おはようございま〜す」と語りかける。 彼女はようやく悟った。
…これは寝起きドッキリだ!! そして同時に感じた。 ……浴衣着てて良かったぁぁぁ!!!


[521] 521杯目 謹賀新年味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
527 名前:どんぐり茶 ◆DCEejEYaj2 投稿日:2006/01/06(金) 20:37:32 ID:PJbqwvn60
【問題】
ドッキリテレビ。
俳優を嘘のロケにつれだし、夜、宿に幽霊が出るという企画だったのだが・・・。
お蔵入りになってしまったという。

何故?

560 名前:どんぐり茶 ◆DCEejEYaj2 投稿日:2006/01/06(金) 20:57:46 ID:PJbqwvn60
【解説】
俳優、宿についていきなりオナーニしはじめてしまったそうだ。
幽霊役の女性、クローゼットから出るに出られなくなり、
盗み撮りしていたフィルムも、俳優の逆鱗にふれ(そりゃそうだ)お蔵入りになったという。


[521] 521杯目 謹賀新年味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
572 名前:青目 ◆qI4njD7Tc6 投稿日:2006/01/06(金) 23:46:44 ID:M+vXutMR0
【問題】
少女はオカルト研究部という、いかにも怪しげな部活に所属していました。
部員数は少なかったけれど、同じオカルト趣味を持ったもの同士、毎日色々な話をし、オカルトの知識を高めていました。
ある日その少女にこんな手紙が届きました。
「我が呪いによりお前は七日以内に死ぬ」
手紙には他に、何語かもわからない文字の羅列と、奇妙な図形が書かれていました。
元々オカルトに興味を強く持っていた上に、物事を過敏にとらえる性格だったので、少女は非常に怯えました。
沈んだ気分のまま少女は数日を過ごしましたが、
ある日学校から帰ると安堵の表情を浮かべ、明るさを取り戻していました。
そして次の日の朝、彼女は帰らぬ人となりました。
母親が朝起こしに行くと、狭い部屋のベッドの上で眠るように死んでいたのです。
机の上には、奇妙な図形と文字が描かれていました。
警察は彼女の部屋を調べてみましたが、窓はきっちり閉められ、不審者が出入りした様子などはありませんでした。
部屋の様子彼女の死に様から、結局自殺だろうということになったのですが……
一体彼女に何が起こったのでしょう?

623 名前:青目 ◆qI4njD7Tc6 投稿日:2006/01/07(土) 00:26:35 ID:iI1Q/uUC0
【解説】1/2
少女は殺されました。
少女を殺したのは、オカルト研究部の部員です。
彼女と同じオカルトの趣味を持ち、オカルトに関して知識のある、少女から相談を受ける程度に親しい友人でした。
その友人は少女を、一酸化炭素中毒によって殺しました。
友人は、少女が自分に相談してくることを見越して、「呪い」などと書いた少女の恐怖心をあおる手紙を送りました。
そして相談してきた少女に、「呪いを返すにはこういう儀式が効果的」と言って、その「儀式」を教えたのです。
どんなものかというと、まずはオカルトらしく呪文や文様などを教えます。
さらに、寝る前に香を焚いておけば完成だと言って、香を焚く壺を渡したのです。
その壺の底には、香草などの他に練炭(あるいはそれに似た効果を持つもの)が入っていたのですが、少女は知らずに受け取りました。
「これに火をつけて寝るだけで大丈夫だから。アロマテラピーみたいなもので、心を落ち着かせるの」
邪霊などが入らないよう、部屋をきちんと閉じておくことも大切だと付け加えました。
どれもそれなりに理屈が通っていたし、なにより少女は怯えていたので、それらを実行してしまいました。
机の上に教えられた図形を描き、部屋をきっちりと閉め、壺の中身に火をつけたのです。
少女の部屋は狭く、密閉された部屋の中で数時間に渡って香の壺は静かに燃えつづけ、
部屋の中の酸素は次第に少なくなり、ついに不完全燃焼を起こしました。
一酸化炭素が発生し、深夜少女は眠ったまま命を失ってしまったのです。

624 名前:青目 ◆qI4njD7Tc6 投稿日:2006/01/07(土) 00:27:34 ID:iI1Q/uUC0
【解説】2/2
壺に練炭が残っていたため、警察は近年多い(一時期流行りましたよね)練炭自殺の事件に触発されたのだと思い、机の上に置かれた紙を奇妙に思っても自殺を疑いませんでした。
とはいえこの友人は、渡した壺から足がつき、結局捕まることになるんでしょうかね?
「彼女が魔術の実験に使いたいと言ったから、壺と炭を渡しましたけど……まさか自殺するなんて思いも寄りませんでした」
と、しらを切り通せそうな気もしますね。


[521] 521杯目 謹賀新年味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
638 名前: ◆Y9yTNkYkzY 投稿日:2006/01/07(土) 02:07:30 ID:vRfxdO6M0
女は夫を殺すことにした。
日々酒を飲んでばかりの生活を送る夫にはうんざりしていた。
そして彼女には、結婚したいと思っている愛人がいた。
殺人計画はこうだ。
夫が毎朝飲むオレンジジュースに、毒を入れておく。
遺書を残して、自殺に見せかける。
彼女に疑いの目が向けられることは無い。
そして女には、犯罪を隠しとおせる自信があった。

計画は予定通り実行され、夫は毒入りジュースを飲んで死んだ。
夫の目の下にあった引っ掻き傷。それが彼女の計画を狂わせ、彼女は逮捕されてしまう。
さて、なぜ彼女の完全犯罪は失敗したのか?

740 名前:◆Y9yTNkYkzY 投稿日:2006/01/07(土) 04:23:23 ID:N0aZn7Tm0
【解答】
女は女優見習の頃、ある新人指導の監督と出会う。
彼の演技指導法は、女の記憶を利用した催眠術のようなものであった。
悲しい記憶。おばあさんが死んだこと。
おばあさんは小さかった彼女に、手まりをおしえてくれた。
そのイメージを想起させることで、彼女の最も悲しい感情を引き出したのだ。
やがて彼女は監督がてまりをつくジェスチャーをしただけで、涙を流すことができるようになった。
そうやって、様々なジェスチャーを用いることにより、女は多種多様な演技をこなしていった。
さらに経験を積んで彼女は、監督のサインなしでも、自由に喜怒哀楽を表現できるようになった。

それから八年後、彼女は中堅どころの女優として安定した座を手に入れていた。
新人時代の演技監督は、彼女の夫になった。
自分に親身になってくれた感謝と共に、彼からの熱烈な求愛に応えた結果だった。
しかし結婚生活を続けるうちに、
彼女は彼と結婚した事にと後悔するようになる。
夫は仕事の上で失敗を繰り返し、
しまいには彼女の稼ぎを頼りに、仕事もせずに家で酒を飲むばかり。
彼女は夫を、殺すことにした。

741 名前:◆Y9yTNkYkzY 投稿日:2006/01/07(土) 04:25:23 ID:N0aZn7Tm0
それからの経緯は、説明したとおり。

仕事場から警察に呼ばれると、彼女はまず「夫に会わせてください」と言った。
あとは彼女の演技力の見せ所。
夫の死体を見た瞬間、ワッと泣き崩れればそれで良い。
だが夫の死体を見て泣き崩れるはずだった彼女は、
それを見た瞬間何故かニヤリと笑みを浮かべてしまう。
その表情を、警察は見逃さなかった。

笑いの記憶。中学時代にとても面白かった男の子。
彼の目の下には、傷がついていた。
「目の下の傷」は、演技指導で教え込まれた笑いのサイン。

死ぬ直前、彼女の計画に気付いた夫の最後の抵抗だった。


[521] 521杯目 謹賀新年味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
758 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/01/07(土) 12:50:40 ID:aLuClmRO0
「A氏が何者かに殺され、ニュースになった。
そのニュースをテレビで見たB氏は絶望のあまり自殺した。
B氏が自殺した理由を答えよ。」

785 名前:◆Hr47Mg4sx2 投稿日:2006/01/07(土) 13:17:10 ID:aLuClmRO0
【解説】
B氏は白血病患者で骨髄移植をしなければ助から無い状態だったが、HLA(骨髄の型、適合率が非常に低い)が珍しい型で適合する人物はいなかった。
B氏は昔親から名前を聞いていた生き別れの一卵性双生児の兄弟(A氏)のことを思い出し、必死に探す。
ある日テレビでその双子と同名で自分と同じ顔をした人が殺されたというニュースを見て、治療の見込みが無くなったと思い、絶望して自殺した。


[521] 521杯目 謹賀新年味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
803 名前: ◆lQpbS.HGmg 投稿日:2006/01/07(土) 21:45:13 ID:0BSa7ljt0
【問題】
俺達ゃこの辺じゃ知らないものはないってくらいに恐れられてるチームだぜ。
そこらでばったり出くわせば、男も女も老いも若きも恐れをなして逃げちまう、荒くれものの集団さ。
俺達には幾つかの掟がある。ガンくれたやつは襲撃する、勝手な脱退は許さない。
さあ、俺達が何者か、わかるもんなら当ててみな。

830 名前:◆lQpbS.HGmg 投稿日:2006/01/07(土) 22:16:59 ID:0BSa7ljt0
【解説】
察しの通り、俺達ゃ七人ミサキだぜ。非業の死を遂げた、七人連れの幽霊さ。
で、あんたらが俺らの仲間になりゃあ、俺たちゃ晴れて成仏できるって寸法だ。
さあ、こっちへきなよ。仲間になりな。


本来は海で死んだ七人の霊が集まったもの、とされています。
七人ミサキが成仏するためには同じ数の死者が必要とされており、愛媛などではこれに行きあうと
死ぬとも言われております。山中での同様の怪を七人同行とも呼びます。


[521] 521杯目 謹賀新年味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
842 名前:カワセミ ◆38QD8TeA0k 投稿日:2006/01/08(日) 00:49:35 ID:71sfHesK0
【問題】
フフッ・・・そんなに、カリカリしないの。
お願い!もうチョッと待っててね。
エッ?誰に言っているのかって?
貴方よ。そう・・・ディスプレイの前にいるア・ナ・タのことよ!
私の体に興味があるみたいね・・・・
でも、驚かないでよ・・・
私の体には・・・・「未来」と「過去」が詰まっているのよ。

さて、状況を明らかにし「私」の正体を推理してください。

871 名前:カワセミ ◆38QD8TeA0k 投稿日:2006/01/08(日) 01:10:07 ID:71sfHesK0
【解説】
ほ〜ら、アナタも私を見たことがあるでしょう。
ソフトを起動した時、ネット上から情報をダウンロードする時・・・・etc
私は姿を現す。
そう・・・・・「私」は砂時計よ。
よく考えてみて・・・・・
未だ流れていない上の容器に詰まった砂は、「未来」と言い換えられないかしら?
下の容器には、降り積もった砂が「過去」を表していると言えないかしら?
デジタルでもあり、超アナログでもある・・・・
不思議な存在・・・それが私よ・・・・


[521] 521杯目 謹賀新年味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
884 名前:未確認生命体ズ・ゲジゲ・バ ◆8hOR7nFXG6 投稿日:2006/01/08(日) 01:54:12 ID:L/Rc2qTL0
【問題】
「貴様はもはやがけっぷちだ!」
そう俺のことを笑ったあいつは、次に自らの立場を答えて笑いものになった。
さあ、あいつは何と言ったんでしょうか?

915 名前:未確認生命体ズ・ゲジゲ・バ ◆8hOR7nFXG6 投稿日:2006/01/08(日) 02:15:29 ID:L/Rc2qTL0
【解説】
〜会話の完全再現〜
「日本経済は完璧にがけっぷちに立ってるなwwwwww」
「じゃあお前の国はどうなんだよ?」
「俺たちの国は常にお前らの一歩先を行っている!」
「落ちてるんじゃねーかそれ」

というお話だったのサ。
元ネタの相手国はあえて明かしませんがw


[521] 521杯目 謹賀新年味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
934 名前:みあ ◆gxp58raOhk 投稿日:2006/01/08(日) 02:34:47 ID:i9RnUTuQ0
【問題】
数え切れないほどのあたたかい目。
それが彼を締め殺した。
彼が最後に聞いたのは、やはり彼女の愛の言葉だった。

どういうことでしょう?

988 名前:みあ ◆gxp58raOhk 投稿日:2006/01/08(日) 03:01:17 ID:i9RnUTuQ0
【解説】
彼女がプレゼントしてくれた暖かい手編みのタートルネックセーター。
彼はその彼女が浮気をしているらしい証拠を目にし、カッとなって殺した。
そして彼女の死体を車で運び山に埋めた。
彼女がくれたタートルネックセーターが汗ですっかり濡れてしまった。
特に首の部分がべっとりと張り付いて、異常に冷たい。
少し乾けば温かくなるだろうと、彼は車に乗りヒーターをつけた。
あれ?なんで喉が苦しいんだ?
気付くと、タートル部分の毛糸が縮んでいく!
どんどん縮むセーター、脱ごうともがいてももう脱げない。
温かかったタートルネックの数え切れない編み目に
首をぐいぐい締め上げられながら、彼は最後に恋人の声を聞いた。
「私はあなただけを愛してる。これでずっと一緒ね」


[522] ★★ウミガメのスープ★★522杯目 崖っぷちの味 ▲ページ先頭 / ▼ページ末尾 / ▲前スレ先頭 / ▼次スレ先頭

[522] 522杯目 崖っぷちの味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
13 名前: ◆Hr47Mg4sx2 投稿日:2006/01/08(日) 04:03:41 ID:PWPHYpBf0
【問題】
私は実の親に捨てられた。
私が今一緒に暮らしている親はろくに料理もしてくれず、わたしは皆とは別のものを食べさせられている。
私は今のの親のことが嫌いでずっと話をしていない。
私のおかれている状況を答えよ。

18 名前:◆Hr47Mg4sx2 投稿日:2006/01/08(日) 04:08:00 ID:PWPHYpBf0
【解説】
私は実の親に捨てられ狼に育てられた。
狼は今の親に殺され、今の親は私を引き取った。
私は生肉を食べるため今の親は私のために料理をしない。
私は狼に育てられたため人にはなつかず言葉を話せない。


[522] 522杯目 崖っぷちの味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
26 名前:青目 ◆qI4njD7Tc6 投稿日:2006/01/08(日) 10:58:14 ID:+MCJd0GR0
【問題】
ある信心深い夫婦が、近所の名士であった老人にこんな相談をしました。
「息子が悪魔にとりつかれているのです」
悪魔か、と老人は溜息をつき、夫婦に紙を一枚渡しました。
「よし、私がその悪魔を祓ってあげよう。……ただしその紙に署名していただく必要があるがね」
数日後、老人はその夫婦の息子から悪魔を祓いました。
「俺は……どうなったのですか?」
「君の中の悪魔はとりはらった。何なら見てみるかね?」
息子は悪魔を見てみました。その悪魔は、赤い悪魔でした。
「今まで迷惑をかけた分、ご両親に尽くしなさい」
夫婦は、それまでとは違って従順になった息子に喜びました。
数ヶ月後、老人のもとをその息子が訪ねました。
息子は低く、抑揚の無い声で老人に語りかけました。
「あんた……本当に俺の中の悪魔をとりさったのか?」
「ああ、そうだが……?」
「いや、違う。逆だ。あんたは俺を人でないものにした。人外の化生にしたんだ」
あくまで感情のこもらない声で言う息子の手には、鈍く光るナイフが握られていました。
翌朝、老人の死体が発見されましたが、息子は刑務所に行きませんでした。
移り世から離れた存在となったのです。
それから数十年、彼はその世界で今日も一人、
「俺は人ではなくなってしまった……」
と、ただ静かに同じ言葉を繰り返すのでした。

息子に何があったのでしょう?

47 名前:青目 ◆qI4njD7Tc6 投稿日:2006/01/08(日) 11:16:55 ID:+MCJd0GR0
【解説】1/2
精神病は、古い時代には悪魔がとりついた状態と思われていました。
戦後間も無い頃民衆に医学の知識は乏しく、しかも夫婦は信心深い者たちだったので、
精神病を患い奇声をあげて暴れる自分の息子を、悪魔に憑かれてしまったと嘆きました。
そして、近所の名士であった老人に相談したのです。
老人は医者でした。
精神病を悪魔憑きだと言う夫婦にやや呆れながらも、しかし同情心はありました。
老人は夫婦の息子に、当時としては画期的な精神医療であった「ロボトミー手術」を施すことに決めました。
それは、人の前頭葉の一部を取り去ってしまうという手術でした。
老人は手術の同意書にサインしてもらい、手術を行いました。
息子が見せられた赤い色の悪魔とは、彼の脳の一部だったのです。
この手術により彼の暴力性は失われましたが、同時に活動意欲も失われ、感情も示さなくなり、複雑な考えや行動も出来なくなりました。
前頭葉は、人間が人間たる高度な思考を司る部位であるため、そこが切り取られたのだから当然の結果なわけです。

48 名前:青目 ◆qI4njD7Tc6 投稿日:2006/01/08(日) 11:18:16 ID:+MCJd0GR0
【解説】2/2
それまでできた行動が出来ず、自分が何をしようとしているのかもわからない。
美しいと言われるものを見ても、ほとんど感情がわいてこない……。
息子は思いました。
「もう俺は、人と動物とを隔てる大切な部分を失ってしまった。俺は周囲の者とは違う。人間の思考が出来ぬ以上、人ではないのだ」
そして、彼はナイフを手に取りました。
彼の心に微かにわいた感情が、自分をこんな身にした者への復讐心だったわけです。
そうして彼は老人を殺しましたが、重度の精神障害が認められたため刑務所には行かず、
外界から完全に隔離された精神病院に収容されました。
それからずっと、今に至るまで、彼は病院の奥深くで一人、自らの身の上を嘆き続けているのです。

元ネタは1979年に起きた、「ロボトミー殺人」と言われる事件です。


[522] 522杯目 崖っぷちの味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
60 名前:DOA ◆hYiqXVDGQA 投稿日:2006/01/08(日) 15:11:45 ID:ZlpzjBZu0
[問題]
額に突き付けられた銃口に、女は自分の死を覚悟した。
次の瞬間訪れたのは、銃の音と圧迫感。
結果、不自由な未来を与えられた女は、それでも幸せだと笑った。

どうして彼女は幸せなのでしょうか。
状況説明と合わせてお答え願えますか?

119 名前:DOA ◆oozdM3w5HE 投稿日:2006/01/08(日) 16:03:41 ID:ZlpzjBZu0
[解説]
ごく普通な男と女は、ごく普通に恋をし、ごく普通に付きあっています。
でも違っていたのは、男は裏組織に雇われた殺し屋だったのです!
男に与えられた次の任務のターゲットは、他でもない恋人である女。
男は女を部屋に呼び出し、銃口を向けます。
男になら殺されても良いと、女は抵抗せず静かにその時を待ちましたが
引き金が引かれることはありませんでした。
男の手から落ちた銃は、床に音を立てて転がり、
銃を手放した男の両腕は女をきつくきつく抱きしめました。
組織の命令に逆らい女を殺せなかった男の元へはやがて追っ手がやってきます。
二人はこの先、逃亡生活を余儀なくされるでしょう。
それでも、男とともに生きることが出来て女は幸せなのでした。


[522] 522杯目 崖っぷちの味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
130 名前:どんぐり茶 ◆DCEejEYaj2 投稿日:2006/01/08(日) 16:45:23 ID:6ws7bCLS0
【問題】
「死なせないで下さい」
安楽死論者は言った。

状況よろ

169 名前:どんぐり茶 ◆DCEejEYaj2 投稿日:2006/01/08(日) 17:16:42 ID:6ws7bCLS0
【解説】
夫婦は安楽死論者だった。
もしどちらかが植物人間になったら延命はしない。そう誓った。

ある日、交通事故で妻は脳死となり、
夫は、治療を中止するように医者に言った。

「しかし、奥様は妊娠されているようです。
 植物状態であっても帝王切開で無事出産された稀なケースもありますが・・・」
医者は言った。

眠り続ける妻に、夫は誓いを破る許しを請うた。
「死なせないで下さい。妻も、子も」
夫は言った。


[522] 522杯目 崖っぷちの味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
186 名前:不慣れ ◆lQpbS.HGmg 投稿日:2006/01/08(日) 20:30:33 ID:rLukprIj0
【問題】
俺はその日、わくわくしながらそれを見に行った。
するとどうだ。すでに汗を浮かべて上体を揺らし、どこかうつろな目をして荒い吐息を漏らしているではないか。
時に身体をひくつかせるその姿に観衆の目は釘付けだ。続けざまに抜く奴もいる。
俺は思わず手を伸ばしかけたが、周りにいる奴に取り押さえられてしまった。
「触っちゃダメだって知ってるだろ?それがルールなんだから」
そんな!この有様を見るだけでもう切なくてたまらないのに!
やってはいけないことだとわかっちゃいるが、ああ、どうにかして触れたい、抱きしめてやりたくてたまらない。

状況を当ててくれ。

214 名前:不慣れ ◆lQpbS.HGmg 投稿日:2006/01/08(日) 21:01:20 ID:rLukprIj0
【解説】
俺は駅伝を見に行ったのだ。
すると、ちょうど俺の目の前で一人の選手が大ブレーキ!
それまで快調に走っていたのにうつろな視線でふらふらしだし、後続のランナーに次々と抜かれてしまったのだ。
ふらりと大きく上体を揺らした彼を見て、俺はとっさに支えようと手を差し伸べたのだが、
もちろん選手の身体に触れるのはご法度。今にも倒れそうな選手を見て、やきもきしていたってわけだ。

もちろんマラソンもあり。
今回はたまたま、箱根駅伝を見て思いついたというだけです。
実際のルールでは、監督やコーチが選手の身体に触れることで途中棄権を示します。
観客が触れたところで危険にはなりませんが、タブーであることには違いありません。


[522] 522杯目 崖っぷちの味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
225 名前: ◆Hr47Mg4sx2 投稿日:2006/01/09(月) 00:17:09 ID:xPEdYnh60
【問題】
二つのルールを破った彼は、薄暗い部屋の中一人途方に暮れていた。
目の前には血だらけの縄がぶら下がり、足下にはガラクタが転がっている。
彼からすべてを奪ったあの男はもうここにはいない。
いったい何が起こったのだろうか?

318 名前:◆Hr47Mg4sx2 投稿日:2006/01/09(月) 01:18:43 ID:xPEdYnh60
【解説】
彼と相棒はまとまった金が必要だったため手を組み、強盗に入った。(法律を破った)
首尾よく金を手に入れた二人はアジトに帰ると縄を伝って秘密の地下室に入り、金の山分けをした。
しかし盗んだ金の半分では二人とも必要な金額に足りなかった。
相棒が拳銃を一丁持っていたので、二人はロシアンルーレットをやり、勝った方がすべての金を持って行くことにした。
彼は「俺が弾を抜こう。」と言って銃を受け取ると相棒に狙いをつけ引き金を引いた。(ゲームのルールを破った)
しかし、一枚上手だった相棒は銃を渡す前に銃身に小石を詰めていた。
相棒は彼がルールを破ったら、金を奪って逃げるつもりだったのだ。
銃は暴発し、彼がパニックに陥っている間に相棒は金を持って縄を上って行ってしまった。
彼も慌てて縄を上ろうとするが、銃の暴発で手に怪我を負ったため、血まみれの手で力も入らず、うまく上れない。
このアジトの存在を知っているのは、彼と相棒だけ。
彼は誰も助けに来ず、自力で脱出することも出来ないと悟ると途方に暮れた。
目の前には彼自身の血がついた縄、足下には壊れた銃が転がっている。
彼からすべての金を奪った相棒はもうここにはいない。


[522] 522杯目 崖っぷちの味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
333 名前:青目@修練中 ◆qI4njD7Tc6 投稿日:2006/01/09(月) 01:36:53 ID:oTGEMQIK0
【問題】
あるところに一美と二葉という姉妹がいました。
二人は仲が良く、ずっと同じ学校で、いつも一緒にいました。
ある時一美に恋人ができ、一年もすると姉妹の仲は悪くなってしまいました。
このままでは駄目だと思った二葉でしたが、どうしようもありませんでした。
しばらくして、二葉は一美の部屋で、彼女にとって決定的な本を見つけてしまいました。
そして二葉は姿を消しました。
一美もその恋人も心配しましたが、どこへ消えたのか、二葉は姿を現しませんでした。
数年後、冬の気配の強まる十一月の初め、一美の誕生日に、一美とその恋人は結婚しました。
二人で新居に暮らし始めて間もなくして、恋人はふと言いました。
「二葉は……どこに行ったのかな。あの子にも僕たちのことを祝ってもらいたかったなあ……」
一美はそれを聞いて、にっこりと笑いました。
「あのね、二葉は間違いなく、私たちの事を祝福して、喜んでくれているわよ」
その声は、不思議と確信に満ちた声でした。

二葉が見つけた本には、何が書いてあったでしょう?

381 名前:青目@修練中 ◆qI4njD7Tc6 投稿日:2006/01/09(月) 02:07:23 ID:oTGEMQIK0
【解説】
二葉が見つけたのは姉の一美の日記帳で、一美とその恋人との、二人の秘密の思い出が書き綴ってありました。

一美と二葉は、仲の良い姉妹で、そしてずっと同じ学校でした。
姉が十月生まれで、姉妹ながらずっと同じ学校ということは、進学年齢が同じ姉妹、つまり双子です。
(進学年齢が同じでないと、片方が中学校や高校に上がったとき、学校が違ってしまいますので、ずっと同じ学校とは言えません。
進学年齢が同じでも、四月の初めに生まれた子と二月くらいに生まれた子という可能性がありますが、姉が十月生まれである以上双子以外ありえません)
一美と二葉は一卵性双生児でした。
ある時一美に恋人ができましたが、一年経つと妹の二葉もその人を愛するようになってしまいました。
二葉はすでに愛する人と恋人関係にある姉に嫉妬し、つい良くない態度をとってしまい、二人の仲は悪くなってしまいました。
しかし二葉は思いました。
「このままでは駄目。このまま姉さんと喧嘩していたところで、あの人が手に入るわけではない。
あの人を私のものにするにはどうしたらいいか、ちゃんと考えなくちゃ」
色々と試してみましたが、すでに愛しい人の心は姉のものでした。
どうしようもありませんでしたが、二葉は諦めたくありませんでした。
思いつめた彼女はついに、姉と入れ替わることを決意しました。
「私と姉さんは双子……。顔や身体は同じ、能力もほぼ同じだもの。何とかなるはずだわ」
当然性格や考え方の違いはありましたが、姉とはいつも一緒にいたおかげで、大体思考をトレースすることが出来ました。
しかし、外面や内面を真似ても、まだ問題はありました。
それは「思い出」でした。

382 名前:青目@修練中 ◆qI4njD7Tc6 投稿日:2006/01/09(月) 02:09:16 ID:oTGEMQIK0
【解説】2/2
一美と恋人は付き合って既に一年。色々な二人だけの思い出があるはずでした。
外面と内面を完全に一美と同じにして振舞っても、一美の記憶を共有することは出来ません。
したがって、仮に姉と入れ替わったとしても、
恋人との会話の中で思い出話が出てきたら対応できず、不自然に思われる可能性がありました。
結局自分は姉にはなれないんだと落ち込んでいたとき、二葉は彼女にとって決定的な決断のきっかけとなる本
……一美の日記を見つけてしまったのです。
その日記には、一美の数年に渡る思い出が書かれ、当然恋人とのことも書かれていました。
姉とある程度記憶を共有することが可能になってしまったのです。
外面、内面、記憶の全てがそろい、二葉はついに入れ替わりを実行しました。
姉を殺して死体を隠し、自分が一美に成りすまして、消えたのは二葉ということにしたのです。
そうして彼女は愛しい人と結婚することができました。
「二葉は間違いなく、私たちの事を祝福して、喜んでくれているわよ」
確信に満ちているのも当然です。最愛の人を手に入れた、彼女自身の気持ちなわけですから……。


[522] 522杯目 崖っぷちの味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
401 名前:不運再起 ◆whl1PM97yI 投稿日:2006/01/09(月) 02:46:19 ID:rNj6gOPb0
【問題】
自分たちに怪異が起こるはずがない。
そう考えていた彼らを朝日と共に待っていたのは、喜びと恐怖。
彼らに何が起こったのでしょう?

442 名前:不運再起 ◆whl1PM97yI 投稿日:2006/01/09(月) 03:13:33 ID:rNj6gOPb0
【解説】
都会育ちの5人は冬の山を軽視していたようだ。
(中略)
「そうだ、いいことを考えた。4人がそれぞれ部屋の隅に立って、あまった1人からリレーをするんだ。
もしこのリレーが途切れたらこの中の誰かが寝ていることになる。そうしたらみんな気付く」
これは名案だと5人は早速実行に移した。
よくある怪談ではできるはずがないのに4人でリレーを続けていたというものがあるが、
自分たちは5人なので問題はない。
5人は夜が明けるまでリレーを続け、無事に夜を明かすことが出来た。吹雪もやんでいた。
喜ぶ5人。
しかし、一人が気づいてしまった。

「明るくなって初めて気がついたけど… こ の 小 屋 、 5 角 形 じ ゃ ん ! ! 」
その小屋は、上から見ると四角形のひとつの角を斜めに切り落とした形になっていたのだった。


[522] 522杯目 崖っぷちの味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
456 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/01/09(月) 04:06:00 ID:Xbq8D/Ia0
【問題】
あるカップルが初めてのデートを終えた後、彼女が突然苦しみだし、死んでしまいました
一体何故でしょうか?

477 名前:山の手21 ◆sFoyilSxa6 投稿日:2006/01/09(月) 04:24:02 ID:Xbq8D/Ia0
【解答】
彼女は極度のピーナッツアレルギー
付き合い始めのカップルだったので、彼氏はその事を知らず、朝食にピーナッツバターの塗ったトーストを食べてしまいました
そして彼女とデートを終え、別れの際にキスをしたときに少量のピーナッツが彼女の口に入り
彼女の体が極度の拒絶反応を起こしてそのまま亡くなってしまったそうです

最近あった実話なのでご存知の方もいらっしゃったかもしれません
寝る前の暇つぶし程度になってくれたでしょうか


[522] 522杯目 崖っぷちの味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
486 名前: ◆Hr47Mg4sx2 投稿日:2006/01/09(月) 05:34:40 ID:xPEdYnh60
【問題】
ある朝散歩していた私は、一人の男に会い挨拶をした。
すると男は突然海に飛び込んで死んでしまった。
いったいどうしてだろうか?

575 名前:◆Hr47Mg4sx2 投稿日:2006/01/09(月) 06:42:39 ID:xPEdYnh60
【解説】
後から聞いた話によれば、その男は画家で、目の見えなくなる奇病に冒されていたらしい。
彼は日の出の絵を書きたいと思い、昨晩から海辺で準備をしていたのだそうだ。
そして私は、イーゼルの前で朝を待ち、大作に挑もうとしていた彼に向けて言ってしまったのだ。
『おはようございます。』と。
彼は驚き、そして同時に自らの画家としての死を悟っただろう。
なぜなら彼が見ていた光景は真夜中のように真っ暗だったのだから……。


[522] 522杯目 崖っぷちの味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
585 名前:不慣れ ◆lQpbS.HGmg 投稿日:2006/01/09(月) 14:30:38 ID:XeQIk+pA0
【問題】
亀夫くんは最近あるスポーツに夢中です。
でも、そのスポーツは競技の終わりにあることをしなくてはならなくて、
亀夫くんはそれがとっても恥ずかしいんだって。
亀夫くんの始めたスポーツと、競技の終わりにしなくてはならないことは何?

616 名前:不慣れ ◆lQpbS.HGmg 投稿日:2006/01/09(月) 15:00:12 ID:XeQIk+pA0
【解説】
亀夫くんが始めたスポーツは、スキーのジャンプ競技。
競技の終わりにしなくてはならないのは、「テレ(照れ)マークを入れる」こと。
高得点を取るためには、ジャンプの飛距離・ジャンプ中の飛型・着地時の
テレマーク(両腕を肩の高さで水平に伸ばし、左右のスキー板を前後にスライドさせた姿勢。
アンガールズのジャンガ参照)がきちんと揃うことが必要。

ちなみに、よく聞く「K点」とはドイツ語のKonstruktions Punkt(建築基準点)の略で、
本来は「これ以上飛んだら危険ですよ」(Kritisch Punkt 「極限点」)の意味だったが、
現在はK点どまりではまず優勝できないくらいに飛距離が伸びている。


[522] 522杯目 崖っぷちの味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
625 名前: ◆Hr47Mg4sx2 投稿日:2006/01/09(月) 22:01:11 ID:Ys3iauj10
【問題】
この前さ、ちょっと色々あって亀さんに飯奢る事になっちゃってさ。
俺、そん時さ、あんまし金持って無かったから、どうしよっかなって思ってたんだけど、その時ちょっと思いついちゃってね…。
結局亀さん腹いっぱいにはなったみたいだったけど、恨めしそうにこっち見ててさ。
ちょっと可哀想な事したかな…。
さぁ俺が何やったか分かる?分かったら飯ぐらいなら奢ってやるけど。

712 名前:◆Hr47Mg4sx2 投稿日:2006/01/09(月) 22:33:35 ID:Ys3iauj10
【解説】
いやぁ、お前も知ってるかも知れないけど、亀さんすっごい大食いじゃん。
奢ってやってあんな量食われたら堪んないからさ。
俺亀さんをインド料理屋に連れて行ったのよ。
亀さん俺と違って辛いの苦手だから、カレー一口食べただけで水がぶがぶ飲んでさ。
多分2リットルぐらい飲んだんじゃないかな…。水差し二本位空にしてたからw
結局水だけで腹いっぱいで殆ど食えなくなっちゃって。
すっげー恨めしそうな顔でこっち見てたっけ。
さて約束どおり唐辛子が大量に入った激辛800倍インドカレーなら奢ってやるけど…。
どうする?


[522] 522杯目 崖っぷちの味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
727 名前:街の灯の空に ◆HNLd8m8xHM 投稿日:2006/01/09(月) 22:50:36 ID:+dveMA6j0
【問題】「金の舞う場所」
そこでは、多くの人々がお金を自分の足元に捨てる
理由は「その方がお得だから」

「そこ」とは一体何処で、そして何がお得なのだろう?

758 名前:街の灯の空に ◆HNLd8m8xHM 投稿日:2006/01/09(月) 23:08:18 ID:+dveMA6j0
【解説】
国境付近に存在する汲み取り式の公衆便所
隣接している国は収入、貨幣価値に非常に落差がある
その為、収入が低い側の人間が高い側の国へ行き、紙が設置されていないこの便所で用を足す際
その土地で金を両替し紙を買うよりも
自国の一番単位の低いお札数枚で尻を拭いたほうが安上がり、「お得」と言う訳だ

某深夜ラジオで言われてた話ですが、独自にググったりして調べたものの
明確な裏づけは取れなかったので自信を持って実話とは言いづらいですw


[522] 522杯目 崖っぷちの味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
769 名前:不慣れな給仕 ◆lQpbS.HGmg 投稿日:2006/01/09(月) 23:32:33 ID:XeQIk+pA0
【問題】
楽しげな笑い声が響いたので、ついつられて笑ってしまってから、
ぞっとしたあと腹を立てた。そして、後になってからほっとした。
シチュエーションを考えてください。

849 名前:不慣れな給仕 ◆lQpbS.HGmg 投稿日:2006/01/10(火) 00:45:22 ID:K0ZZwniF0
【解説】
えー、以前住んでいたマンションではちょこちょこと変わったことがおきました。
ある晩ふと夜中に目覚めると、部屋の中で女の笑い声がしていたんです。
で、こっちも寝ぼけていたので、ついつられて「あっはっはー」と笑ってしまったんですが、
よくよく考えると自分は一人暮らしだったではないか?あれ?てことはこの笑い声は何?
笑ってる場合じゃないんじゃないの?
そう思った瞬間ぴたりと笑い声は止み「何で?」と恨めしげな声が。

しかし、その時点でもまだしつこく寝ぼけていたため、
「普通なんだかよくわからん笑い声に合わせて笑ってるほうがおかしいだろうがゴルァ!」
と、理不尽な怒りに任せて「ああ!?何でじゃねーよゴルァ!」と怒鳴りつけたところ、
部屋の中からその女(多分)の気配が消えました。

寝ぼけていた私はそのまま寝なおし、朝目が覚めてから
「よくよく思い返してみると、結構怖い状況だったな……何もなくてよかった」
とほっとしたのでした。


[522] 522杯目 崖っぷちの味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
863 名前:SoapDish ◆WiyBm1u4SY 投稿日:2006/01/10(火) 18:56:23 ID:eDjBkRmS0
【問題】
女は気がかりなことを聞くために預言者のもとへ行った。
預言者は長い間黙りつづけたが、女が席を立つと
「予言は現れた。」とその予言を告げた。
女は安心して預言所を後にした。
まもなく女は亡くなって、予言は成就した。

状況を推理して答えを導いてください。

960 名前:SoapDish ◆WiyBm1u4SY 投稿日:2006/01/10(火) 20:29:19 ID:eDjBkRmS0
【解説】
女は嫁がない姪を気にかけ、二人で予言者のもとにおもむいた。
最初、女は椅子に座り、姪は立ったまま予言者に向かっていたが、
預言者がなかなか口を開かないので、疲れた姪は
「伯母様、その席に座らせてください」と伯母に頼んだ。
女は快く「勿論。私と替わるといいわ」と言って席を立った。
預言者は「予言はあらわれた」姪はまもなく結婚するであろうと予言した。
女の「私と替わるといい」という言葉が予言となったのだ。
まもなく女は亡くなり、姪は女の夫の後妻に納まった。


[522] 522杯目 崖っぷちの味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
980 名前:みかん ◆I4R7vnLM4w 投稿日:2006/01/10(火) 21:32:33 ID:fGnwdcpK0
【問題】
「キミにちっぽけキスではなく特大のキスを贈りたい」
そんな手紙をもらった彼女はすぐさま警察に通報した。
警察は、通報を受け、手紙の送り主を逮捕した。
どうしてだろうか?

25 名前:みかん ◆I4R7vnLM4w 投稿日:2006/01/10(火) 21:48:46 ID:fGnwdcpK0
【解説】
手紙の送り主は、彼女に執拗に迫っていた。
彼女は何度も警察に相談していたが、なかなか実害がないということで、せいぜい自宅付近のパトロールを強化する程度のことしかしてもらえなかった。
今度の手紙は、「ちっぽけキスではなく特大のキス」とある。
キスは英語でKISS。小さいサイズを表す「SS」を、大きなサイズを表す「LL」に直すと、「KILL(殺す)」となる。
すなわち「キミを殺したい」と言っているのだった。
立派な脅迫罪として、警察は男を逮捕した。


[523] ★★ウミガメのスープ★★523杯目 行き遅れの味 ▲ページ先頭 / ▼ページ末尾 / ▲前スレ先頭 / ▼次スレ先頭

[523] 523杯目 行き遅れの味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
41 名前:不慣れな給仕 ◆lQpbS.HGmg 投稿日:2006/01/10(火) 22:13:22 ID:K0ZZwniF0
【問題】
毎年そいつはやってきます。
そいつがくると皆ちょっと複雑な気分になります。
あんまり長居されても困るけど、さっさといなくなられても困ります。
その後の予定というものが狂うのです。
そいつのせいで痛い目にあうこともあるけれど、
そいつのおかげでうまく行ってる部分もまたあります。
でも、そいつはときどきあんまり付き合いのない人のところに
突然押しかけては、ひどい面倒ごとを起こします。

そいつは何者?

55 名前:不慣れな給仕 ◆lQpbS.HGmg 投稿日:2006/01/10(火) 22:18:48 ID:K0ZZwniF0
【解説】
そいつは「雪」。
毎年冬になるとやってきて、初雪のときはちょっと嬉しいけど、寒さや雪かきを思うとウンザリ。
4月5月まで雪が残るのは勘弁して欲しいけど、あんまり雪が少なくても水不足になっちゃうし。
滑って転んで痛い思いもするけど、スキー場や雪祭りには欠かせない。
だけど、普段雪になじみのない地方に降ると、交通網がマヒしたり
転んだ際に打ち所が悪くて……といった事態に陥ります。がんばれ新潟。


[523] 523杯目 行き遅れの味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
66 名前:海亀らーめん¥1,280(税込) ◆Hr47Mg4sx2 投稿日:2006/01/10(火) 22:30:24 ID:Ge37Bu4X0
【問題】
それを見て、笑うのを我慢していた俺は大声で笑っちまった。
さぁ何が起こったか当ててみな!

159 名前:海亀らーめん¥1,280(税込) ◆Hr47Mg4sx2 投稿日:2006/01/10(火) 23:06:45 ID:Ge37Bu4X0
【解説】
ヒャハハハハハハハハ!
そう、俺は世にも恐ろしい「笑う髑髏」!
笑わずにはいられねぇよ!何てったって俺を殺した手前が、目の前で切り殺されたんだからな!
手前に儲け話を持ちかけたのも、見世物になって稼がせてやったのも全部今日の日の為さ!
殿様にまで呼ばれて興行は大成功だったのになぁ。
俺が笑わなかったせいで殿様はご立腹みてぇだが、心配するこたぁねぇ。今度はお前が笑ってやればいいじゃねぇか。
まだ「笑う髑髏」って訳にゃあいかねぇが、すぐに肉も腐り落ちて綺麗な髑髏になるだろうよ。
俺みてぇにな…ヒャハハハハハハハハ!


[523] 523杯目 行き遅れの味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
169 名前:まみまみ ◆Mami/3G25s 投稿日:2006/01/10(火) 23:19:17 ID:0MxJk87B0
【問題】「逆上がり」
海野英子(A)と亀岡美衣子(B)の二人は、クラスで1番の仲良し。
そしてクラスで二人だけ、逆上がりができなかった。
二人はクラスの皆を見返してやろうと、
毎日遅くまで学校に残り、二人で逆上がりの練習をしていた。

ある日、二人とも突然逆上がりができるようになった。
当然二人は喜んだ。そしてそれをクラスの誰にも言わなかった。

次の日、逆上がりのテストの日。AはBを殺した。

どうしてだろうか?

243 名前:まみまみ ◆Mami/3G25s 投稿日:2006/01/10(火) 23:49:13 ID:0MxJk87B0
【解説1/3】(客観的事情)
二人は、逆上がりができないことで、クラスみんなから虐められていた。
だから何としても次のテストまでには逆上がりができるようになりたくて、
二人一緒に毎日遅くまで練習してきた。

テスト前日の放課後、二人はいつものように一緒に遅くまで練習したが、
二人とも全くできないまま、完全下校時刻となってしまった。

二人は帰る方向が違うので、帰り道は別々だ。
一人ずつ別々の道を歩いていても、二人はずっと逆上がりのテストのことを考えていた。
そして二人とも、帰りに家の近所にある公園に寄り、一人で逆上がりの練習をした。

一人きりの公園。
いつもと違う高さの鉄棒。
二人は、驚くほど簡単に、逆上がりができるようになった。
コツが分かったから、学校の鉄棒でも問題なくできるだろう。
二人は、逆上がりができるようになったことを喜んだ。

だが二人は、一人で練習した時に急にできるようになったので、
お互いに「自分だけが逆上がりができるようになった」と思っていた。

244 名前:まみまみ ◆Mami/3G25s 投稿日:2006/01/10(火) 23:50:03 ID:0MxJk87B0
【解説2/3】(主観的事情)
海野英子は、世間一般に言う「典型的A型人間」な性格だった。
神経質で、協調性があり、誠実で、周りの目を気にしすぎるところがあり、
個人より集団、変化より安定を尊び、責任感や義務感が強い人間だった。

Aは、自分だけが出来るようになってしまったと思い、
一緒に練習してきたBを裏切ってしまったように感じた。
明日から自分だけが虐められなくなることに罪悪感を覚えた。
B一人残して自分だけ助かるわけにはいかない、
クラス中から虐められるのも二人でなら耐えられる、
自分さえ出来ないフリをすれば、今まで通りの二人でいられる、
そう考えた。


亀岡美衣子は、世間一般に言う「典型的B型人間」な性格だった。
好奇心旺盛で、飽きっぽく、自由奔放で、嘘が苦手で、
集団の統制からはみ出しがちで、目立ちたがりで、個人志向の強い人間だった。

Bは、取り敢えず自分が出来るようになったことを素直に喜び、
自分がテストで見事に逆上がりができたなら、
一緒に練習してきたAも喜んでくれるに違いないと思った。

245 名前:まみまみ ◆Mami/3G25s 投稿日:2006/01/10(火) 23:50:49 ID:0MxJk87B0
【解説3/3】(結果)
次の日。体育は1時間目だった。
テストは出席番号順で、A(海野)の次の次がB(亀岡)だった。

Aは、前日から思い悩んでいた通り、わざと逆上がりに失敗した。
これでBを一人にしないで済む・・・
そう思って胸を撫で下ろした時、突然クラス中が歓声に沸いた。
Bが見事な逆上がりを披露したのだ。

Aは一瞬何が起きたか理解できなかったが、
すぐに「今日から自分ひとりだけが虐められる」という状況に気付いた。
そしてそれは他でもない、Bの所為なのだ。

逆上がりができないと虐められることはBもよく分かっている。
Aはそれを思い、わざと逆上がりができないフリをした。
Bひとりが虐められ、A自身も虐める側に回ることになるのは耐え難かった。
でも、そんなAの心遣いは無駄だった。
それどころか、同じ状況だったはずのBは、逆上がりができないAを見たにも拘らず、逆上がりをやってのけたのだ。

その日一日、Bがどんなに話しかけても、Aは決して口を開こうとしなかった。
帰りのホームルームが終わって、一人で帰ろうとするAに、Bはついにキレた。
「英子ちゃん、なんで口きいてくれないの?意味わかんないよ!」
意味が分からないと言われ、Aは自分の昨夜からの思いをBにぶつけた。
自分がどれだけ気を遣ったか、Bがどれだけそれを踏みにじったか、
一言で言うなら「空気嫁!」と罵った。

Bは答えた。
「なにそれ?馬鹿馬鹿しい」

その言葉に、Aの中の何かが壊れる音がした。
気付けば、AはBを殺していた。


[523] 523杯目 行き遅れの味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
263 名前:青目@修練中 ◆qI4njD7Tc6 投稿日:2006/01/11(水) 00:12:30 ID:Snneqslg0
【問題】
その娘が生まれた時、父親はひどく悲しんだという。
娘はなかなかに辛い幼年期を送ったが、皆見て見ぬ振りをして、彼女を引き取る家などどこにもなかった。
傷は一つや二つではなく、中でもひどいのは噛み傷だった。
「何が不満なのか。あなたは十分恵まれているではないか。こんなことを続けると不幸になるぞ」
幼い少女の口から幾度と無く繰り返された言葉だったが、それは火に油を注ぐだけだった。
少女の心の安らぎは、たった一人の親友と遊ぶことだったが、
それも父親には良い顔をされず、表で遊ぶのは許してもらえなかった。
とはいえ成長して街に出るようになると、幼い頃を思い起こしてか、怯える事もしょっちゅうだった。
少女は父親を恨んだものだったが、やがて彼女も大人になって世間の辛さを知った。
自分では手に入らないものがあることを知った。
親友に相談して、初めて喧嘩をした。
そして彼女は、死を覚悟して川に身を投げ、ついに望みを叶えた。
結果彼女も父親も多くのものを失い、親友も失ったが、彼女は後悔していない。

そもそも少女の父親は何を悲しんだか?

355 名前:青目@修練中 ◆qI4njD7Tc6 投稿日:2006/01/11(水) 01:07:05 ID:Snneqslg0
【解説】1/2
父は狐憑きの家系に女として生まれた娘の不幸を悲しみました。結婚が困難かと思われたからです。

少女は狐憑きの家に生まれました。
狐憑きの家の狐は、女児の出産と共に増えると言われます。
狐憑きの家の女が嫁入りすると、狐は女に憑いていき、その家も新たに狐憑きになるということで、狐憑きの女は敬遠されました。
(お狐様は家に富をもたらしてくれるけれど、やはり不気味だったんでしょうね。西の方では、実は今も敬遠されるとか……)

そんなわけで少女の父は、少女が生まれてきた時、
「狐憑きの家に女として生まれてくるなんて……女の幸せはもはや得られぬのに、可愛そうに……」
と悲しんだのです。
少女の辛い幼年期とは、父親が狐祓いを試みた結果でした。
煙を焚いて、修験の人に何度も背を打ち据えたり、何匹もの犬に囲ませて、吼え声を聞かせたり噛ませたり。
(これらがよくある狐祓いだそうです)
幼い少女は、唯泣くだけでまっとうに抵抗できませんでしたが、そんな時はお狐様が体を借りて、
幼い容姿に似合わぬ口調で脅したものでした。
「あなたは十分に恵まれているではないか。このままこんなことを続けると、家を見捨てるぞ。一家全員不幸になるぞ」
お狐様としては祓われるのが嫌だったんでしょうが、当時の少女には心強い味方でした。
何しろ物心ついたときからずっと少女に憑いて一緒にいるわけですから、一番仲の良い親友です。
お狐様と遊ぶ時は、どうやら少女もお狐様と同じような仕草(いわゆる狐憑きと言われる状態)をしているらしく、
気味悪がられるから表に出て遊ぶなと注意されたものでした。

356 名前:青目@修練中 ◆qI4njD7Tc6 投稿日:2006/01/11(水) 01:08:43 ID:Snneqslg0
【解説】2/2
そんな父に反抗し、お狐様と仲良くしてきた少女ですが、大人になってやっと世間の辛さがわかりました。
狐筋がいまだ差別の対象となることを知ったのです。
結婚の際、相手方の家の人に猛反対されました。
お狐様は大抵の富は与えてくれたけど、彼女は愛する人と一緒になる喜びを得ることは出来なかったのです。
今更ながら何とかしようと思いましたが、父親があれだけやってもお狐様は少女に憑いたままなわけですから、そう上手くいかないことはわかっていました。
ずっと仲の良かったお狐様に、自分から離れてくれまいかと相談し、初めて喧嘩をしました。
少女は覚悟を決め、川に飛び込みました。
水に溺れれば、お狐様は離れて逃げると聞いたからです。
さすがに危ないので父親も試していない方法でした。
結果少女死にかけましたが、お狐様は離れていきました。
しばらくすると、お狐様が離れた反動で彼女の家は没落しましたが、
もう狐憑きではないことで愛する人の家にお嫁に入ることが出来ました。
ずっと一番の仲良しだったお狐様とは別れてしまったけれど、後悔してません。
街を歩いて、連れられている犬を見ると、かつての狐祓いを思い出し、怖くて震えてしまうのですが。


[523] 523杯目 行き遅れの味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
373 名前:ぺんぎん ◆aZjgVdOsT2 投稿日:2006/01/11(水) 01:41:24 ID:u5HbPiMf0
【問題】 「 抜け殻 」

奴はいつも一人で何かをぶつぶつ呟いている薄気味悪い人間だ。
我々はそんな奴から大切な宝物を無理矢理奪った、……筈だった。
だが、奴はそれを気に留めるでもなく相変わらず何かを呟いていたのだ。
それを見て我々はある重大な誤りに気が付いてしまった。

その誤りとは一体なんだったのだろうか?

496 名前:ぺんぎん ◆aZjgVdOsT2 投稿日:2006/01/11(水) 02:43:38 ID:u5HbPiMf0
【解説】
この家に住む80歳代の老婆はいつも小声でぶつぶつ独り言を呟いている。要は痴呆が進んでいたということ
だったのだろうが、近所には老婆を薄気味悪がる者もいた。そう思われるのには、もう1つ理由があった。
老婆には50歳代の1人息子がいて同居していたはずだが、ここ半年くらい姿が見えないのだ。そこで、
ある日、市職員が老婆の家を訪問する事になった。職員が息子の自室に入ろうとした途端、老婆は怒りだした。
「息子が寝ているんだ、部屋に入るなっ」 不審に思った職員はその後、老婆の見てない隙にそっと息子の自室を
覗いてみた。そこには、布団に入ったままで死んでいる息子の姿があったのである。
息子には持病があった。どうやら半年ほど前に病死したようである。痴呆気味の母親にはそれが理解できなかった
らしい。まもなくして、息子の死体が家から運び出された。「息子をどこへ連れて行くんだ、辞めてくれ」などと
怒鳴り散らすものかと思っていたのだが、老婆はまるで気にするでもなく縁側に座って一人でぶつぶつと何かを
呟いていた。職員は、老婆が呟く姿を初めて目にした。だが、耳を澄ましてその呟いている内容を聞いてみると、
それはまさしく誰かと会話しているようであった。「何だか騒がしいから目が覚めてしまったんだろう、もうすぐ
静かになるさ」 そんな事を話している。その時、職員はある重大な事実に気付いた。
そうか、彼女の傍にはいつも息子さんがいたんだ。彼女は独り言を呟いていたのではない、傍らの息子さん(の幽霊と、
それが幽霊であるとは気付かずに)と会話していたんだ。死体など始めから眼中には無かったというわけか。


[523] 523杯目 行き遅れの味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
514 名前:T ◆/EuGURXgUY 投稿日:2006/01/11(水) 06:08:27 ID:xcj6FVnX0
【問題】

シーン1
正月に家に帰れず、娘との約束を守れない父。
それに対して腹を立てている娘。

シーン2
娘に機嫌を直してもらうため、買い物に来ている親子。
母と娘が何か言ったあとに、父も何かを言う。

実は偶然にも三人の言った言葉が同音異義語だったため、
娘が笑ってくれて、父と娘は関係を修復できたのですが、
三人はなんと言ったのでしょうか?


朝の頭のストレッチ程度とお考えください。

534 名前:T ◆/EuGURXgUY 投稿日:2006/01/11(水) 06:41:44 ID:xcj6FVnX0
【解説】

服売り場の前で、
母「あ、高い!(値札を見て)
娘「暖か〜いv(服を触ってみて)
父「(目当てのものが)あったかい?

娘「アハッ!皆同じこと言ってるね。面白〜い♪
父(機嫌直ったかな・・・ホッ)

昔やってたクイズ番組で見たのを思い出して、問題にしてみました。


[523] 523杯目 行き遅れの味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
567 名前:不慣れな給仕 ◆lQpbS.HGmg 投稿日:2006/01/11(水) 20:24:53 ID:T+Hht14Z0
【問題】
彼の発見は間違いなく偉大なものだった。しかし、彼の妻は激怒した。
彼は何を発見して、彼の妻はなぜ激怒したのか、考えてください。

639 名前:不慣れな給仕 ◆lQpbS.HGmg 投稿日:2006/01/11(水) 21:11:05 ID:T+Hht14Z0
【解説】
彼が発見したのはヘリコバクター・ピロリ菌(Helicobacter pylori)。
この菌は人間の胃に潜み、潰瘍を引き起こしたり癌の遠因になったりします。
それまで強酸に満たされた胃の中にはどんな菌も存在しないと考えられていました。
この菌が存在することを確かめ、病気を引き起こすことを確かめたオーストラリアのMarshall & Wallenは、
昨年のノーベル賞を受賞しています。
この菌を除菌することで胃がん予防の可能性が考えられるなど、まさに画期的な発見といえるでしょう。

で、なんで妻が怒ったかというと、マウスなどを用いた実験ではうまくいかなかったMarshallは、
業を煮やして自分でピロリ菌の培養液を飲み干し、実験体にしたのでした。
結果、胃の不快感とともにピロリ菌の感染が確認され、Marshallらの仮説が
正しいことが証明されたのですが、問題はピロリ菌が経口感染すること。
事前に「俺、ピロリ菌飲んでみるよ」と事前に伝えられなかった妻は、
「お前なんか一人でアパートに住め!」と怒り出し、それから数ヶ月の間キスもしてくれなかったそうです。


[523] 523杯目 行き遅れの味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
661 名前:ある女優の述懐 ◆wJoMC4BYEY 投稿日:2006/01/11(水) 23:48:21 ID:NmbdU3wsO
【問題】
―ある女優へのインタビューより。

「新人時代の思い出を教えてください」
「名前のある役は〇〇が初めてだったんですが、番組のファンから『〇〇の役者を女性にしてくれ』って手紙が来た事があって(笑)。
 随分ショックを受けたけど、いい経験でした」
さて、なんでこんな事が起きたのだろう。

696 名前:ある女優の述懐 ◆wJoMC4BYEY 投稿日:2006/01/12(木) 00:38:10 ID:hH/ByN8IO
解説
女優は女優でも、特撮物ではおなじみの、変身後のアクション&ヒロイン専門の女優だった。
本人は一生懸命だったのだが、アクションに気合いが入りすぎて「女性らしい」演技に欠けていたため、「変身後は男なのか?」と勘違いした人がいたらしい。
顔が出ないお仕事の悲劇、でした。


[523] 523杯目 行き遅れの味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
710 名前:H ◆Li685FfWi6 投稿日:2006/01/12(木) 01:02:17 ID:E+QLDpOA0
【問題】
どこからどう見ても女性にしてもらった俺(今はあ・た・し)
だけど、その一瞬でが元男だってばれちゃったんだよねー

さて、そのばれた瞬間の状況とは?

726 名前:H ◆Li685FfWi6 投稿日:2006/01/12(木) 01:08:38 ID:E+QLDpOA0
【解説】
それは女湯に入ってたとき。
ばっちり女になりきって、一緒に入ってる他の女性も
ぜーんぜん俺…あたしが元男だったなんて気づかなかったわ。
ところがそこに、突然、変態男が乱入!!!

他の女性はみんな、胸を隠していたわ…
俺…あたし一人、股間を抑えていて………


[523] 523杯目 行き遅れの味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
743 名前:ぺんぎん ◆aZjgVdOsT2 投稿日:2006/01/12(木) 01:34:39 ID:4HT0qAPm0
【問題】  「 人魚 」

彼女は泳ぎます。美しく、そして華麗に。
男は見捨てられました。それは一刻も早く奪われた自由を取り戻すためでした。

状況を明確にしてください。

876 名前:ぺんぎん ◆aZjgVdOsT2 投稿日:2006/01/12(木) 02:40:09 ID:4HT0qAPm0
【解説】

真夏の夜の出来事。少女はこっそり学校のプールに侵入して自由に泳ぎまわろうとしていた。
だが、プールに到着した彼女が見たものは、プールで泳ぎの練習をしている同じクラスの男子生徒であった。
彼はカナヅチだった。こうして夜こっそりと練習していたに違いない。だが、それは彼女にとっては
大変に不都合なことだった。何故なら、彼女は誰も居ないだろうと思って水着を持ってこなかったからである。
 早く帰ってほしいなぁ…  彼女は必死に練習を続ける彼の様子を物陰から憎らしげに眺めていた。
その時 彼は突然じたばたともがきだした。プールの真ん中で足をつったらしい。泳げない彼はパニックに陥っていた。
彼女は黙ってそれを見ていた。やがてプールに静寂が漂った。彼は溺れてそのまま息絶えたのである。

 「…待たされちゃった。」 

少女は身に纏っていたものを脱いでプールで泳ぎ始めた。
月明かりを浴びて、自由に、何にも束縛される事なく、しなやかに泳ぎまわるその美しい姿は、
さながら人魚姫のようであった。


[523] 523杯目 行き遅れの味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
908 名前: ◆b9yzV0Wf6Q 投稿日:2006/01/12(木) 23:36:10 ID:AL4prFyF0
【問題】
夫婦喧嘩で激昂した夫は、つい妻を殴り殺してしまった。
困った夫は、妻を轢死体と見せかける事にし、列車にひき殺されたように見せかけるべく
画策し、他人にばれることなく妻を列車に轢かせることに成功した。
しかし夫は後に警察に捕まる事になってしまった。
夫の失敗はなんだったのだろう?

961 名前:◆b9yzV0Wf6Q 投稿日:2006/01/13(金) 00:12:12 ID:WjKdPAHS0
【解答】
妻は、車椅子生活を送っていた。
夫は元々女の資産目当てで結婚しただけであり、特に最近は
愛情も無い妻の面倒を見るのがいやになってしまっていた。
そんなある日、いつものように口論になってしまった二人だが、夫は思わず
カッとなって妻を殴り殺してしまう。
我に返った夫がまず困ったのが死体の処分方法だ。
考えた末、夫は妻を轢死体として処分する事を考えた。
(こうすると死亡原因が曖昧になると考えた)
夫は妻の死体を駅まで運び、妻の死体を車椅子に乗せ、
生きているように見せかけて二人分の切符を買うと駅に入り、
列車が入って来たのを見計らい、人ごみに紛れて
彼女を線路へ突き落とすとその場を立ち去って行った。
しかし夫は、妻の死体に財布などを持たす事を忘れていたため
彼女の死体の身元は判らず、かえって不審がった警察は公開捜査を
行い、夫は逮捕されてしまったのだった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・よく考えたら入る時2人なんだから、
財布持って無くてもいいですよね
しかも有人の開札通ってるし


[523] 523杯目 行き遅れの味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
977 名前:小梅姫 ◆iHIMEUwAtA 投稿日:2006/01/13(金) 00:26:23 ID:vGQcpGlz0
【問題】
男が車で帰宅すると、家の前で警察が待ちかまえていた。
そしてそのまま警察に連行されてしまったのである。
彼は全く犯罪を起こすような人間ではない。
むしろ近所づきあいを大事にする、いたって平和な人間だ。
なのになぜ警察に待ち伏せを食らってしまったのか?

993 名前:小梅姫 ◆iHIMEUwAtA 投稿日:2006/01/13(金) 00:32:24 ID:vGQcpGlz0
【解説】
男が会社から車で帰宅していると、隣の家の女の子が塾から帰ってくるところに出会った。
どうせ方向は同じだからと車に乗せてあげたところを、見ていた通行人に
児童誘拐の疑いで通報されたのだった。


[524] ★★ウミガメのスープ★★524杯目 待たされた味 ▲ページ先頭 / ▼ページ末尾 / ▲前スレ先頭 / ▼次スレ先頭

[524] 524杯目 待たされた味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
20 名前:ぺんぎん ◆aZjgVdOsT2 投稿日:2006/01/13(金) 01:23:47 ID:HMYR362/0
【問題】 「 来訪者 」

敗北した彼は人間になる事になった。
彼は己の任に就いて奮闘していたが、
その光景は周囲の者にしてみれば
背筋の凍るもの以外の何物でもなかった。
当然の如く彼は追放されてしまったというわけだ。

彼が追放された理由を詳しく解説してください。

155 名前:ぺんぎん ◆aZjgVdOsT2 投稿日:2006/01/13(金) 02:27:53 ID:HMYR362/0
【解説】

彼は学校の遠足で、かつて鬼が住んでいたと言われる山に訪れていた。しかし、ひょんなきっかけで
彼は皆とはぐれてしまったのである。大声を上げて泣く彼に気付いた子供たちが彼に近付いて来た。
「ねぇ、大丈夫?泣かないで」 それは鬼の子供たちだった。「人間って鬼を退治しに来る怖いものだって
聞かされてたけど、君は怖くないや」 人間は鬼の事を怖がっているが、実は鬼も人間の事を怖がって
いたのである。お互い怖くないと分かって気持ちが通じ合った一行。鬼の子供たちは彼を鬼の住む村に
案内しようとして、彼を連れ村へ通じる洞窟を抜けた。

鬼の子供たちは「人間ごっこ」をしようと言い出した。それはルールは「鬼ごっこ」と同じだが、鬼の役割を
担う者は「人間」と呼ばれるのだった。早速みんなで人間を決めるじゃんけん(のような勝負)をしたところ、
彼が負けてしまった。そこで彼は他の鬼の子供たちを捕まえようと追いかけ始めたわけであるが、それを
大人の鬼が見付けてしまったのである。その光景は、まさに人間が子供の鬼に襲い掛かっているようにしか
見えなかった。仰天して他の鬼たちを呼び出し、みんなで彼を洞窟の外につまみ出したと言うわけだ。
それが彼にとってはものすごい恐怖であった事は言うまでもない。彼は再び大声で泣き出した。その声に
気付いた学校の先生が彼を見つけてくれたから彼は安心したのだが、後日彼がいくら鬼の事をみんなに
熱弁しても誰も信じてはくれなかったとさ。

元ネタは 古田足日 「ひみつのやくそく」でした。だいぶ改作してますが。


[524] 524杯目 待たされた味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
173 名前:SoapDish ◆WiyBm1u4SY 投稿日:2006/01/13(金) 19:05:04 ID:fs30aggo0
【問題】
遠い記憶に呼び戻され男は懐かしい地を踏む。
白い陽だまりのなかの行進を男は眺め、注視し、安堵する。
地を引き裂く音は遥か彼方へ去った。
だが行進は彼の幼さを許さなかった。

状況を推理してください。

271 名前:SoapDish ◆WiyBm1u4SY 投稿日:2006/01/13(金) 20:27:24 ID:fs30aggo0
【解説】
戦時中、両親とも離れ疎開先で一人淋しくしていた幼かった男に、
親切にしてくれた嫁入り前のお姉さんがいた。
彼女は兄弟のように遊び、母のように少年を慈しみ、少年も慕っていた。
やがて両親が彼を迎えにきて、彼女と離れる時、彼女は少年と彼の家族を
駅へ送りがてら、婚約者に会うため、その頃には珍しく映えた赤いショールを
羽織っていた。連日、降り続けた雪が野原を覆い、晴天の太陽を照り返し、
赤い暖かな布が彼女の色白の顔を一層際立たせていた。
そのせいだったのだろうか?少年だった男は、子供らしい嫉妬から悪戯心を
おこしてしまった。少年は婚約者から彼女に贈られた大切な銀の髪飾りを
雪原に隠した。彼女が必死になって探しているとき、サイレンとともに戦闘機の
轟音と爆撃音が聞こえた。真っ白な雪を強烈な音の連打が通り過ぎた。
赤いショールで覆われた彼女は白銀に一点の目印になっていた。
飛び散る雪の中に赤い布が舞うのを見たかもしれない。
少年の記憶はそこまでだった。恐怖からその後を考えることは出来なかった。

それから数十年も経て不確実な記憶のもと、再び彼はかの地を訪れた。
快晴の真っ白な野原にたたずんでいると、葬列が近づいてきた。
そして男は遺影に気づいたのである。色白できれいだったあの彼女が
年老いていたらと想像しえる顔つきで、姓も同じであった。
彼女は助かったのだ!と深い罪悪感がとき離れていく思いだった。
葬列が納骨する寺につくと、男は後ろを歩いていた少年に声をかけた。
せめても冥福を祈りたかった。少年は首を振って答えた。
「仏さんは娘さんじゃなくて、そのお母さんだよ。○○さんが結婚する前に
空襲で死んでしまってから、頭がおかしくなってしまったから写真が少し若い頃の
しかなかったんだって。本当はもっとお婆さんだったよ。」


[524] 524杯目 待たされた味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
286 名前:不慣れな給仕@オカマ風味 ◆lQpbS.HGmg 投稿日:2006/01/13(金) 21:10:49 ID:pP9IjwxG0
【問題】
それに追われて水場に逃げた人達は死んじゃったのよ。
それを防ごうとして建物に閉じこもった人達も死んじゃったわァ。
その一方で、それが迫ってくるのを固唾を呑んで見守ってたんだけどォ、
結局襲われずにすんだ人達もいたのよねン。

「それ」とは何かしら?


口調については深く気にしないで頂戴ねン。

295 名前:不慣れな給仕@オカマ風味 ◆lQpbS.HGmg 投稿日:2006/01/13(金) 21:19:36 ID:pP9IjwxG0
【解説】
それは「火」よ。
水辺に逃げた人達は、風に舞う火の粉のせいで木造の橋が焼け落ちていたために溺死しちゃったの。
蔵に逃げた人達は、業火によって立ったまま蒸し焼きになっちゃった。
土壁は確かに燃えないけど、ねェ……温度までは防げないものね。
そうかと思えば、直前で風向きが変わったために助かった人々もいたのよ。

これって、北海道のH市で昭和初期に起きた大火の話なの。
このときひどい目にあった教訓から、H市では全国に先駆けて木造の橋を辞めてコンクリート製にして、
規模に比べてたくさんの消防署を配置だとか、防火体制に力を入れているのヨ。

でも、10年位前にも年末に立て続けに大きな火事があったのよねェ……死人は出なかったのが勿怪の幸いだけど。


[524] 524杯目 待たされた味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
308 名前:んどぅっぬ ◆NNNNNjNg5I 投稿日:2006/01/13(金) 23:07:53 ID:rb9W5CKW0
【問題】 「犯罪者のそれ」
今より少し前、1週間の間に一つの道路を50人以上の犯罪者が通行した事があった。

どうしてこの道路はこんなに犯罪者が通るのだろう?

385 名前:んどぅっぬ ◆NNNNNjNg5I 投稿日:2006/01/13(金) 23:48:20 ID:rb9W5CKW0
【解説】 
その頃、A県の県警とB県の県警は、とにかく仲が悪かった。
ある時、A県でスピード違反をした車をパトカーが追っていると
運悪く、B県との県境とされる道路に来てしまった。

もしB県内で捕まえてしまったら、B県警を目の敵にしている上司に何を言われるやわからないし
何より、いろいろと手続きしないといけないので非常に面倒だ。
そう考えた警官は、結局スピード違反者を追うのを諦めて帰ってしまった。

それからその噂はみるみるうちに広まっていき
いつしか、スピード違反や信号無視をした車の格好の逃げ道となっていた。
それを知った両県警は数ヵ月後に無事和解し、その後その道を逃げようとした犯罪者が大量に逮捕されたとか。


[524] 524杯目 待たされた味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
410 名前:らびっと 投稿日:2006/01/14(土) 00:11:54 ID:OYjgofbX0
私は、あるものを家に忘れてきてしまいました。
どうしても必要だったので、ある場所で尋ねました。
すると、まったく見当違いの事を言われました。
これは、たまたま相手の聞き間違いによって起こった事なのですが...。

私はどこで、何を必要としていたのでしょうか。

421 名前:らびっと 投稿日:2006/01/14(土) 00:19:38 ID:OYjgofbX0
<解説>
413さんまんまなのですが、私は携帯電話を家に忘れてきてしまいました。
コンビニで、「お電話ありますか?」と尋ねたところ、なぜか店員は
「コンニャクはきれておりますが...。」
つまり、「おでんはありますか?」と間違えた。という事です。


[524] 524杯目 待たされた味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
434 名前:べっこう飴 ◆RluEohmUAM 投稿日:2006/01/14(土) 00:34:32 ID:A9mA7K4e0
【問題】「父さん、なぜこんな所に!?」
彼は字が読めるようになったために、そこで父と再会することになった。
彼はそれが父だと知ると、ひどく驚き、打ちのめされた。

どういうことでしょう?

517 名前:べっこう飴 ◆RluEohmUAM 投稿日:2006/01/14(土) 01:16:31 ID:A9mA7K4e0
【解説】
19世紀末のこと。
未開の原野で育った先住民族の少年は、先進国からやってきた学者に招かれて、
父親と共にその先進国へと移住した。
当時の学術界の感覚では、先住民族への扱いは「珍しい希少動物」とほぼ同じで、
その学者の目的は、先住民を「人類学の生きたサンプル」として収集することだった。
しばらくして父親が慣れない土地で病死すると、
学者は父親の遺体を「先住民族の骨格標本」として博物館に展示した。
さすがに父親が標本として展示されているという事実は、少年には伏せられ、
幼い彼は学者によって養育され、教育を受け、成長した。
ところが、10年後、彼は偶然その骨格標本を見つけてしまった。
そして、傍らの説明文を読み、それが父親であることを知ってしまったのだ…。

元ネタは『父さんのからだを返して』(ケン・ハーパー著、鈴木主税・小田切勝子訳)です。
彼の父親の他にも「標本」として博物館に収蔵された先住民の遺骨は多く、
この問題がクローズアップされたのも、そして博物館が先住民の返還要求に応じたのも、
つい最近になってからのことだそうです。


[524] 524杯目 待たされた味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
553 名前:ぺんぎん ◆aZjgVdOsT2 投稿日:2006/01/14(土) 01:51:02 ID:KysLSdP20
【問題】 「 甦る黄色 」

真夏のある朝に発見された首吊り死体。
死んでいた老人はこの大きな屋敷の主人である。
妻子はおらず、メイドを雇い食事・掃除・洗濯などの家事を任せていた。
だが大変厳しかったこの主人、気に入らない事をしたメイドはすぐ解雇してしまう。
食事に嫌いな食材が入っていたとか、窓拭きを1日忘れたとか、そんな些細な理由で
辞めさせられた者が後を絶たず、現在では2人のメイドが数日おきに交代で主人に仕えていた。

「今日はもう帰っていいよ」 と珍しく優しい言葉をかけられ、昨日は夕方には自宅に帰っていた。
確かにいつもと様子が違っていたが、まさか自殺するなんて… そうメイドは語った。

…自殺と思われたこの事件だが、この1人のメイドが主人殺害の容疑で逮捕されてしまった。
実は、もう一人のメイドが気付いた、ある意外な事実によってこの犯人のメイドに
一気に疑いの目が向けられたのであるが、その事実とは何か分かるだろうか?

654 名前:ぺんぎん ◆aZjgVdOsT2 投稿日:2006/01/14(土) 02:29:35 ID:KysLSdP20
【解説】   (1/2)
真夏の蒸し暑い晩の出来事だった。相変わらず些細な事で怒鳴り散らす主人国雄。解雇を通告された
メイド千夏は、日頃蓄積された鬱憤と暑さのせいだったか、思わず国雄を絞殺してしまった。しばら
くして我に返った千夏はそれを首吊り自殺に見せかけた。

「今日はもう帰っていいよ」 と珍しく優しい言葉をかけられ、昨日は夕方には自宅に帰っていた。
確かにいつもと様子が違っていたが、まさか自殺するなんて… そう嘘を語る千夏。
警察は現場に立ち込める異臭に顔を歪めた。吊られた全裸死体の足元には死体から垂れ流れたと
思われる糞便があったのである。だが、この糞便には1つ奇妙な点があった。
糞便から消化されていないコーンがひょっこり顔を出していたのだ。もう1人のメイド麻美の証言によれば
この主人、実はコーンが大嫌いだったのである。食事にコーンを入れていただけで解雇させられた
メイドがいた。それ以来メイドたちは意識して国雄の食事にはコーンを入れなかったし、例え入っていたと
しても頑固者の国雄は絶対コーンを口にすることは無いのというのだ。

655 名前:ぺんぎん ◆aZjgVdOsT2 投稿日:2006/01/14(土) 02:30:17 ID:KysLSdP20
(2/2)

千夏は国雄殺害直後、不意の腹痛に襲われ便意をもよおした。しかし、その日は晩から水不足による
断水が行われていたのである。屋敷の水洗トイレは使えない。もしトイレにウンコが残っていればそれは
千夏か国雄のものだ。調べられたら千夏のものと判明するかもしれない。すると断水が始まるまで屋敷に
残っていた事になり、自身のアリバイ工作が難しくなる。それに不特定多数の人間にレディである自分の
ウンコを見られるという屈辱、そもそも耐えられない。…などと悩んでる間に、我慢の限界がきてしまった、
…漏れる!! 大量のやや下痢状のそれは下着から漏れ出し死体の傍の絨毯に垂れた。その瞬間千夏には
ウンコと共に名案が絞り出されたのである。千夏はそのまま絨毯に脱糞を続けた。そしてそのウンコの上に
全裸にした国雄の死体を自殺に見せかけ吊るしたのである。これでこの糞便は国雄のものと自然に判断される
であろうと考えたのである。

ウンコのコーンによって、(否、もっともその他にも不審な点が幾つもあったようだが、)国雄他殺の可能性
が生じた。千夏と麻美のここ数日の食事が調べられ、コーンを食べていたのは千夏だけだった事が判明、
疑いの目は一気に千夏に向けられ、やがて千夏は逮捕されたのであった。


[524] 524杯目 待たされた味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
684 名前:青目 ◆qI4njD7Tc6 投稿日:2006/01/14(土) 02:56:03 ID:gmW0fPhV0
【問題】
「一重積んでは父のため、二重積んでは母のため、三重積んでは西を向き……」
夕暮れの図書室で、少女は歌っていた。
少女は私のクラスの生徒だった。
引っ込み思案だが心根の優しい子で、ご両親も嬉しそうに語っていたのを覚えている。
何か本を読んでいるのか、開いた本のページを楽しそうに指でなぞっていた。
歌にあわせるようにして、少女の指は時折激しく弧を描く。
その間もずっと少女の歌は続いていた。
私が歌について注意すると、少女は笑った。
「同じです。同じですよ……。先生、私こう見えて、親孝行なんですよ」
次の日、私は戦慄した。

事情を説明してください。

778 名前:青目 ◆qI4njD7Tc6 投稿日:2006/01/14(土) 03:50:55 ID:gmW0fPhV0
【解説】1/2
少女の両親はちょっと前に亡くなりました。
当然少女は悲しみ、一人残された身を嘆きましたが、亡くなった両親に対しても大いに同情しました。
死んだら両親はどうなるんだろう。天国に行くのだろうか、地獄に行くのだろうか。
二人きりで死後の世界なんて行ってしまって、大丈夫なんだろうか。
自分なんて、クラス替えがあるだけで四苦八苦するのに……。
そこで少女は考えました。お父さんとお母さんの知り合いを、死後の世界にたくさん連れて行ってあげようと。
そうすれば両親も寂しいことはないと思ったのです。
少女は町の地図を広げ、町に走っている鉄道の路線を見ました。
スピードを出しそうな長い直線からカーブに入るところはどこなのか、確認しました。
少女の指の動きは、線路をたどってどこが石を積むのに最適なポイントなのか確認する動作だったのです。
そして彼女は石を積みました。
線路の上に石を積み、その結果、朝町から首都圏に出る人々がぎゅうぎゅうに詰まった電車が脱線し、
多くの死者が出ました。
「私」は翌日その事故を知り、「置き石による脱線の疑いが強い」と聞いて、少女の歌と開いていた地図をを思い返し、戦慄したのでした。

779 名前:青目 ◆qI4njD7Tc6 投稿日:2006/01/14(土) 03:52:42 ID:gmW0fPhV0
【解説】2/2
少女が歌を歌ったのは、賽の河原の石積みが、親孝行を志して石を積むと言う点で、自分と同じだと思ったからです。
(賽の河原の石積みの歌は、親より先に死んだ子供が親不孝を謝りながら、次の世での親孝行をおもって歌う歌だそうです)
少女にとって、多くの町の人を両親のいる死後の世界に誘うのは、親孝行だったのです。
ちなみに「私」は、
「それは親より先に死んだ子供が、それを親不孝を嘆いて歌う歌だ。君はまだこちらの、生きている世界の人間なんだから、君が歌うべき歌ではないよ」
という感じの注意をしました。
「私」は少女の担任の先生なので、少女の両親の死は知っています。
その少女が、賽の河原の石積みの歌を歌っていたら、後追いを考えていないかと心配してしまったわけです。
それに対して、上記の理由で少女は「同じです」と答えたのです。


[524] 524杯目 待たされた味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
803 名前:まみまみ ◆Mami/3G25s 投稿日:2006/01/14(土) 04:46:12 ID:0E0ebKQJ0
【問題】「何故?」
彼女にはわからなかった。
何故、自分がそこに倒れていたのか、
何故、振り向いた先に何もないのか、
そして、何故、再び前を向いた自分が仲間に撃たれるのか。

彼女に何があったか、わかるだろうか。

908 名前:まみまみ ◆Mami/3G25s 投稿日:2006/01/14(土) 05:38:20 ID:0E0ebKQJ0
【解説】
彼女は地雷原を抜けようとしていた。
仲間の待つ安全地帯まで、あと10m程度。

だが、彼女は踏んでしまった。

爆発に彼女の下半身は吹き飛ばされ、
引き千切られた内臓をはみ出させた上半身が地面に落ちた。

だが、彼女はまだ、かろうじて生きていた。
上体を起こし、今自分に何が起きたのかを考えた。
振り返ると、何もなかった。そこにあるはずの下半身がなかった。
再び前を向き、今起きたことを仲間に尋ねようとした。

苦痛にまみれた死より、一瞬の死を。
彼女が自分の状況に気付く前に、慈悲の弾丸が彼女の眉間を貫いた。


[524] 524杯目 待たされた味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
945 名前:仙一 ◆A0AtnujdQ. 投稿日:2006/01/14(土) 07:00:19 ID:CXIqQkHeO
【問題】悲しみの心中

アパートの一室、二人の男女が向かい合っていた。
男は女の心臓めがけ、包丁を一突きした。女の涙で濡れた顔が心から嬉しそうな笑顔に変わり、そして絶命した。
男は冷たくなっていく彼女を腕に抱き、部屋に散らばった男物のスーツ、トレンチコート、サングラスに悲しげな視線を這わせ、彼女を刺した包丁で自らも貫き後を追った。
彼女の両腕にはその安らかな死顔とは異なり、不気味な紫色の斑点がいくつも浮かんでいた。

なぜ彼女は愛する男に殺されたのだろうか。

983 名前:仙一 ◆A0AtnujdQ. 投稿日:2006/01/14(土) 07:36:46 ID:CXIqQkHeO
【解説】
この頃町では夜遅く、一人で歩いている人間を殺害し財布など金目のものを盗んでいく、連続殺人事件が発生していた。
バイト先でいい仲になった彼女がある夜その事件の犯人だと知ってしまう男。
彼女は二ヶ月前、夜一人で歩いていたところをヤクザ達に捕まり、乱暴された挙げ句薬を打たれた。
薬無しでは生きられない体にされてしまい、やがて貯金も使い果たし薬を入手できなくなった彼女は苦しみ転げ回る。
とうとう薬欲しさに彼女は帽子をかぶり、スーツの上にコートをはおり、男の格好をして夜の町をうろつき、獲物を殺しては奪った金で薬を買い続けるようになった。
愛する男にバレてしまい、彼女はもう生きていたくないと絶望に慟哭する。男も彼女を愛するが故に彼女を苦しみから救いたくて自らの手で葬ってやる。
そして自分も後追いする。

元ネタは漫画+ちょっといじりました。


[524] 524杯目 待たされた味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
996 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/01/14(土) 08:02:58 ID:0E0ebKQJ0
【問題】
黒くて、硬くて、長くて、それを見せて歩いているとタイーホされちゃうものってなーんだ?

999 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/01/14(土) 08:11:06 ID:yUAgFKSnO
ピストル?

1000 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/01/14(土) 08:12:19 ID:0E0ebKQJ0
>>999正解!


[525] ★★ウミガメのスープ★★525杯目 内臓コーン味 ▲ページ先頭 / ▼ページ末尾 / ▲前スレ先頭 / ▼次スレ先頭

[525] 525杯目 内臓コーン味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
14 名前:たっくん ◆3VK3TxBGeg 投稿日:2006/01/14(土) 08:57:26 ID:jcs/LXKa0
【問題】
夜明け前。とある豪邸のなか。
そこには無数の死体が転がっていた。
そんな中、一人の少年と一人の少女がいた。
少年は剣を振りかざすと、少女めがけて振り下ろした。
少女は中身のない笑みを浮かべ、そして散っていった。
少年は、悲しみ混じりの笑みを浮かべた後、
その屋敷を後にした・・・。

さて、少年はこの屋敷に何をしにきたのでしょうか?

82 名前:たっくん ◆3VK3TxBGeg 投稿日:2006/01/14(土) 10:39:06 ID:jcs/LXKa0
【解説】
ある時代のある場所の物語。
少年は空腹をしのぐためにパンを盗んだ。
逃げる途中、すれ違った行列の中にいた美しい少女に目を奪われた。
遠い町から売られてきたのだろう。うつむいているその瞳には涙が。
金持ちの家を見届けた後、叫びながら走り出した。
清らかな少女の身体に、醜い大人たちの穢れた手が…
そう思うといてもたってもいられなかった。助けに行こう。
その晩、少年は何処からか盗んできた剣を手に、金持ちの家を目指した。
切っ先を血で濡らし、たどり着いた先には、
壊された魂で微笑んでいる少女がいた。
少年はそれを見て、最後の一振りを少女に・・・。

答えは「少女を助けに来た」です。

ポルノグラフィティ 「カルマの坂」の歌詞の内容です。
この歌をはじめて聴いたとき、正直すごいなと思いました。


[525] 525杯目 内臓コーン味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
93 名前:易牙 ◆8K6KrqWiWg 投稿日:2006/01/14(土) 17:19:30 ID:U37Y+epG0
【問題】「人、人、人!」
Kが自慢げに見せびらかしたのは、幾重にも重なる人、人、人…
中にはかなりのでかぶつや、ひょろ長いもの、丸々としたものもある。
Kは、その内の一人の仲間を全てJに差し出したが、
彼は先程の光景を見た後であった為、其れを拒絶した。

一体何故だろうか?

177 名前:易牙 ◆8K6KrqWiWg 投稿日:2006/01/14(土) 18:31:29 ID:U37Y+epG0
【解説】
Kは、トランプのK(キング)コレクター。
彼自慢のコレクションの中には、
通常のサイズよりもかなり大きいものや、
えらく細長いもの、円形のものなど様々な珍しい形のトランプもあった。

Kは残りのトランプの一組を「やるよ」と渡してきたが、
Jはキング無しでどう遊べと言うのだ?
当然断った。


[525] 525杯目 内臓コーン味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
193 名前:DOA ◆hYiqXVDGQA 投稿日:2006/01/14(土) 18:57:35 ID:CLA03yOY0
[問題]
<優しすぎた男>
男は優しい人だった。
それゆえに、初対面の女からストーカーとして訴えられることとなった。
男は主張する。
「誤解だ!それに彼女が悪いんじゃないか!!」

さて、男は一体何をしたのでしょう?

239 名前:DOA ◆hYiqXVDGQA 投稿日:2006/01/14(土) 19:30:01 ID:CLA03yOY0
[解説]
男は確かに優しい人でした。しかしその優しさの対象は人ではなく
――彼は異常なまでに「地球に優しい」人だったのです。
ある日、通りかかったあるマンションのゴミ捨て場で、男は出会ってしまったのです。
燃えるゴミも燃えないゴミも資源ゴミも有害ゴミも
全て一緒くたに「燃えるごみ」の袋に入れられたゴミ。
許されざる地球の敵です。男は使命感のままに、その場で分別してやりました。
しかし次に通ったとき、またも許されざるゴミ袋が出されていました。
ゴミを出した女はズボラな性格で、ゴミの分別などには無頓着でした。
彼は来る日も来る日も、女の出したゴミを分別し続けました。全ては、地球のために。
毎日毎日、女が出したゴミの中の手紙やレシート・諸々の明細書は勿論、
使用済みの割り箸や……果ては生理用品でさえ分別し続けるその姿は
女にはゴミを漁るストーカーにしか見えませんでした。


[525] 525杯目 内臓コーン味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
249 名前:味噌がめ ◆kEtPiWuREM 投稿日:2006/01/14(土) 21:46:48 ID:fYXYVbiB0
【問題】
「世界を覆うほどの愛で」
殺された男。殺した男。涙する女。
世界を覆うほどの愛の証を以て許しを請う女に、男は震えながら許しを与えた。

状況を推理して下さい。

342 名前:味噌がめ ◆kEtPiWuREM 投稿日:2006/01/14(土) 23:08:11 ID:fYXYVbiB0
【解説】1/2
時代は中世。互いを生涯の伴侶と確信し、結婚を望む一組の恋人たちがいた。
しかし女の父親は、美しい娘を金持ちに愛人として差し出そうとしていたため、
娘に結婚を申し込んできた男を
「貧乏人に娘はやらん! せめて指環なり用意してから来い!」と叩き出してしまう。
彼にはどう足掻いても指輪を買う金などなく、悩んだ末に、ふたりは駆け落ちを決意した。
しかし計画はばれてしまい、激怒した父親は男を殺してしまった。
男の体に取り縋って泣く彼女。このままでは愛する人の墓を守るどころか
すぐにも他の男に差し出されてしまう・・・と、父親が悲鳴をあげた。
一体何が起こったのか、顔をあげた彼女の目に、闇に呑まれようとする太陽が映った。

343 名前:味噌がめ ◆kEtPiWuREM 投稿日:2006/01/14(土) 23:09:31 ID:fYXYVbiB0
【解説】2/2
信じられない思いで見ているうちにも太陽は欠けてゆき、
とうとう太陽がすべて闇に呑まれたと思ったその瞬間、
太陽の光が闇をぐるりと囲むように線を描き、
円の一点がまさに陽を受けたダイヤモンドのように輝いた---まるで、指輪のように。
そのとき、彼女の頭にひとつの閃きが走った。
「お父様、私と彼の仲を許してちょうだい! 
私達の仲を認めてほしくて彼が太陽を指輪にしようとしているんだわ!」
恐ろしさに震えていた父親は一もニもなく頷いた。
こうして彼女は生涯愛した男の墓を守り続けることを許されたのだった。


[525] 525杯目 内臓コーン味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
369 名前:モーゼル ◆2tMB00N/b6 投稿日:2006/01/14(土) 23:51:18 ID:BRFmjhto0
【問題】

1628年、フランス国王に弾圧されていたユグノー派は各地で反乱を起こしていました。
その一つ南仏レアルモンの街で、包囲する国王軍に対し立て篭って抵抗する
ユグノー派反乱軍の元に一通の手紙が届きます。
文面には「砲弾が底を尽きそうなので至急弾薬を送られたし」と、
抗戦中のユグノー派が近隣の同志へ援助を請う内容が書かれていました。
しかし、実はその文章を書いたのは包囲中の国王軍だったのです。
そしてそれを読んだレアルモンの反乱軍は国王軍に降伏してしまいました。

なぜ反乱軍は降伏してしまったのでしょう?

419 名前:モーゼル ◆2tMB00N/b6 投稿日:2006/01/15(日) 00:20:55 ID:zX51IE/80
【解説】

レアルモンの街の塔から反乱軍は大砲をぶっ放して頑強に抵抗を続けていましたが、
ある日国王軍は近隣のユグノー派に手紙を届けようとしたレアルモンの間者を捕らえま
す。
手紙は暗号で書かれていたため、暗号に詳しい人物が急遽呼び寄せられました。
アントワーヌ・ロシニョルというこの人物がすらすらとこの暗号を解くと、
そこには「砲弾が底を尽きそうなので至急弾薬を送られたし」と書かれていました。
すでに反乱軍の砲弾は底を尽きかけていたのです。
ロシニョルが暗号文を平文に直して手紙に添え、他には何のコメントも加えず送り返す
と、
レアルモンの反乱軍はまもなく降伏したのでした。


[525] 525杯目 内臓コーン味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
442 名前:ファウスト ◆JFaustlvtk 投稿日:2006/01/15(日) 00:40:14 ID:JKeiPBsj0
【問題】

〜黒が捧げた鎮魂曲(レクイエム)〜

空から、白い粉雪が降り注ぐ。
世界は冷たい白銀に閉ざされていた。
その白を穢す、真っ赤な血。
嗚呼…胸を伝う紅の熱さにくらくらする。
それでも私はまだ逝けない。
逝けないのだ…。
だが、その時。
其処に、白に混じってたった一つ、
黒が舞い落ちてきた。
―私は、やっと笑って逝ける。

この状況を説明してみて下さい。

532 名前:ファウスト ◆JFaustlvtk 投稿日:2006/01/15(日) 01:58:33 ID:JKeiPBsj0
【解説】[1/2]

私は彼を愛していた…そう、例え彼が堕天使であっても。
しかし堕天使と関わる、まして結ばれようなどというのは
禁忌であり決して許される事がないものだ。
でも私はその堕天使と居たいと願った。
だからある夜の逢瀬、彼と約束した。
二人が一緒に居ても許される遠くの街へ逃げようと。
私は嬉しかった…。
約束の日、待ち合わせより少し早い時間に其処へ来た私は、
しかし其処で信じられないものを見た。
街の人々が、其処に各々武器になるものを持って集まっていたのだ。
彼等は私も堕天使も「街に災いをなす者」として殺すつもりらしい。
逢瀬の時の約束を、たまたま傍を通りかかった者に聞かれていたようで。
私は早速捕まり、胸を剣で貫かれた。
…叶わない恋をした時から覚悟はしていた…
けれど、せめて最期、愛したあの堕天使に逢いたい…。
その一心で私は意識を必死で手放すまいとした。

533 名前:ファウスト ◆JFaustlvtk 投稿日:2006/01/15(日) 02:01:50 ID:JKeiPBsj0
[2/2]

「その時、空から一枚黒いものが舞い落ちるのが見えた。
私にはそれが何なのかわかった。
それは紛れも無く堕天使の…私の愛した者の羽根だった。
見上げれば其処に、今やってきたばかりの堕天使の姿があった。
嗚呼、貴方、今にも泣きだしそうな顔…けれど、それでもいい。
最期にこうして逢えただけでも、よかった。
だから、私はやっと意識を手放せる。
何も無い私から、貴方に、笑顔だけを遺して―――。」


       本当に災いを齎したのはどっちだろうね?メフィストフェレス


[525] 525杯目 内臓コーン味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
550 名前:ぺんぎん ◆aZjgVdOsT2 投稿日:2006/01/15(日) 02:31:59 ID:lNihmC5/0
【問題】 「 足音 」

夕食を取っていた彼女は何やら不気味な足音に気付いた。
しかし、恐る恐る周囲を見回しても誰もいなかったのである。
不安で眠れぬ夜を過ごした彼女、その不安は見事に的中し、
翌日 彼女は悲鳴を上げることになる。

一体何故?

661 名前:ぺんぎん ◆aZjgVdOsT2 投稿日:2006/01/15(日) 03:13:53 ID:lNihmC5/0
【解説】

夕食を取っていた彼女は家の外から何だかよく分からない物音がしたのに気付いた。
誰かいるのだろうかと思い、恐る恐る外を見回してみるものの、そこには誰もいない。
どこかに誰かが隠れているのだろうか…? と、不安で眠れぬ夜を過ごした彼女。
翌朝になって再び恐る恐る外を見回した彼女は、夕べは暗くて分からなかった
地面に落ちている「それ」に気が付いた。なんと、それは切断された人間の足だったのである。
それで彼女は悲鳴を上げたという訳だ。

その後の調べで、その足は昨晩上空を飛行していた航空機から落ちた物だとする見解が強まった。
つまり彼女が聞いた物音は、その足が彼女の家の庭に落下し激突した音だったのだ。
詳細を述べると、飛行機の車輪からよじ登って車輪収納庫に潜んでいた密航者の足が離陸後に
切断されたものと推測されるのだとか。実際、該当機の車輪収納庫から激しく損傷した男の死体が
発見されたという。


多少いじってますが、9割方実話ですた。


[525] 525杯目 内臓コーン味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
688 名前:修正ペン ◆Xu.2v51xYY 投稿日:2006/01/15(日) 03:33:13 ID:YgmyEV8M0
[問題]
「もう嫌だ…何度繰りかえすんだろう…ああ、また奴が来た。
為す術もなく我々は奴に打ち倒される。
それでも私の意志など関係なく私は生き返る…。
奴は生き返った私にまた襲い掛かる…」


状況を説明して下さい

699 名前:修正ペン ◆Xu.2v51xYY 投稿日:2006/01/15(日) 03:39:47 ID:YgmyEV8M0
[解説]
きわめてシンプルな問題です。
私⇒ピン
奴⇒ボウリングの球
何度も倒されては回収されて規定の場所にたたされるピン、
そしてピンを倒そうと転がってくるボウリングの球を擬人化したピンからの視点での問題でした。


鎧袖一触とはこのことですorz


[525] 525杯目 内臓コーン味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
712 名前:初めてなの ◆kL4CiY67Vw 投稿日:2006/01/15(日) 03:56:01 ID:X90KSRfN0
[問題]

「Aは世界で彼のことを知らない者はいないと言われているほどのスーパースターだ。
しかし彼が輝いている瞬間に限って、ファンは彼のことを見ようとしない。どうして?」

757 名前:初めてなの ◆kL4CiY67Vw 投稿日:2006/01/15(日) 04:18:16 ID:X90KSRfN0
[解説]

A=野球選手のトップスター
彼はホームランを打つときに最も輝いて見えるのだが
その瞬間誰もが彼が打った白球の行方を追いかけているため
誰も当のホームランを打った本人を見ようとしないのである


[525] 525杯目 内臓コーン味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
768 名前:じゃっく ◆kT58B8HeGE 投稿日:2006/01/15(日) 06:32:19 ID:/FY+4fDFO
【問題】

その音が三回続けて鳴り、途切れた時、私は思わず壁際の時計に目をやった。
時刻は午後5時半。私の心臓が早鐘を打つ。

サーと降ってくる雨の中、私は傘を差し、空いた片手にもう一つ傘を持ちながら駅へ向かった。
駅員に切符や定期を見せ、改札口から溢れてくる人々の群れ。
それを何回も見送り、二時間近くただずんでいた私はやっと諦めの吐息をつき、落胆しながら家路へと歩を進めた。

私はなぜ駅へ向かったのか?

810 名前:じゃっく ◆kT58B8HeGE 投稿日:2006/01/15(日) 11:26:13 ID:/FY+4fDFO
【解説】
昭和40年頃、ある夫婦がいた。
夫はケチな人で会社帰りに雨に降られると駅の公衆電話から家の電話にかけ、「リリリーン」と三回続けて鳴らして切り、妻に迎えに来てもらう。
傘を持ってこいという夫婦間で決められた合図なのだ。夫はいつも定時に会社を出る人だったので電話がかかってくる時間も決まって夕方の5時半頃であった。
夫が死んで一週間後の雨の日、家の電話が例の時間に三回鳴って切れたので妻はまさかと思いつつ傘を持って駅に向かう。
しばらく電車から降りてくる人々を見守っていたが当然夫の姿はなく、落胆して家に戻る。


[525] 525杯目 内臓コーン味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
824 名前:こっくりこっくりこっくり ◆zeX0LUnepU 投稿日:2006/01/15(日) 12:04:54 ID:Hrb8QeML0
【問題】
男はめでたく今流行の地味婚をしました。
次の日、いつものように朝を迎えた男は
妻を殺してしまいました。
取調べをしていた警察官はじゃけんに男を振り払った。

なにがこの男に起こっちゃったんでしょう。

922 名前:こっくりこっくりこっくり ◆zeX0LUnepU 投稿日:2006/01/15(日) 13:33:54 ID:Hrb8QeML0
【解答1/2】
地味婚ゆえ式はせず、婚姻届をだしただけの夫婦。
夫婦がベッドインしたのははじめてでした。
初夜をむかえ、あんなことやこんなことをして夫婦は眠りにつきました。
翌日いつものより少し遅めに目覚めた男は、
時計を見て遅刻する!と思い、
独身時代の「いつものように」
自分が結婚したことも忘れてテーブルにお金をおき、
家を飛び出しました。
しかしすぐに、「あ、結婚してたんだ」と思い出し、引き返しました。
家に入ると、妻も目覚めていました。
低血圧らしくぶすっとしているので、
男は少し驚かせてやろうと思いながらタイミングを見計らっていました。
すると、妻はテーブルの上のお金を実に慣れた手つきでたぐりよせ、
チェックして財布にいれました。
さながらデリヘル・・・。
妻も結婚したことを忘れ、「いつものように」
いつもやっていることをしてしまったのです。

923 名前:こっくりこっくりこっくり ◆zeX0LUnepU 投稿日:2006/01/15(日) 13:35:58 ID:Hrb8QeML0
【解答2/2】
男はちょっと不愉快になりましたが、そこはお互い様な部分もあるので
今飛び出るわけにはいきません。
妻を見守っていると、妻はねぼけたままおもむろに口紅を取り出し、
壁にこう書き出したのです。
「WELCOM TO AIDS WORLD」
まあ、妻は美人ですがまさか都市伝説女だったとわ。
そして、その妻とエチーした男の身体は!?

男は驚愕し、気がついたら妻を殺していました。
返り血を浴び、動けなくなった彼は自ら警察に通報し、警察がかけつけました。
まっさきにかけつけた警察官の手を自分の血まみれの手でしっかり握り締めながら
「俺が、奥さんを殺してしまったんだよ」と訴える男。
警察官は、その血が身体に触れることにより自分も感染しそうな気がして
思わず男を振り払うしかありませんでした・・。

アメリカンジョーク(前半)と都市伝説のコラボです。

ちなみにAIDSは血がついただけで感染することはありません。
AIDSをネタにしてごめんなさいです。


[525] 525杯目 内臓コーン味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
947 名前:みかん ◆I4R7vnLM4w 投稿日:2006/01/15(日) 20:14:36 ID:/JB0SgwP0
【問題】
彼は憧れの職業になれたし、また他の部署に比べかなりの確率でスピード出世している部署への配属命令がでた。
しかし、彼は悩んだあげくに、辞職してしまった。
なぜやめてしまったのだろうか?

969 名前:みかん ◆I4R7vnLM4w 投稿日:2006/01/15(日) 20:25:37 ID:/JB0SgwP0
【解説】
彼は東京都の警察官だった。
憧れの「刑事」になれたが、配属先は「七曲署」だった。
「七曲署」といえば、殉職率9割以上で、二階級特進が約束されたような部署であった。
憧れの刑事だったが、「死んでしまっては元も子もない」と、彼は辞職を決心したのだった。
「太陽に吠えろ」を知らない方、ごめんなさいっ。


[525] 525杯目 内臓コーン味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
979 名前:捨て飯 ◆Bt6XQpXQgs 投稿日:2006/01/15(日) 20:50:46 ID:vaorT75I0
【問題】
私のチムコには知性があるが、とても恥ずかしがりやだ。
それは彼の発言からも明らかだ。
彼の発言とは?

999 名前:捨て飯 ◆Bt6XQpXQgs 投稿日:2006/01/15(日) 20:58:14 ID:vaorT75I0
【解説】
「穴があったら入りたい」


[526] ★★ウミガメのスープ★★526杯目 ちびた口紅味 ▲ページ先頭 / ▼ページ末尾 / ▲前スレ先頭 / ▼次スレ先頭

[526] 526杯目 ちびた口紅味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
19 名前:SoapDish ◆WiyBm1u4SY 投稿日:2006/01/15(日) 21:40:00 ID:6WCH5qS80
【問題】
眼を閉じ、幾度と会った懐かしい人を振り向かせた時、
カウントが始まり、眠れぬ夜を彷徨いはじめる。
やがて彼は皆の前から消えた。
彼の友人は、軽はずみな一言を後悔する。

彼と彼の友人に、どのようなことが起きたのか状況を推理してください。

150 名前:SoapDish ◆WiyBm1u4SY 投稿日:2006/01/15(日) 23:42:58 ID:6WCH5qS80
【解説】
彼は物心ついた時から、夢の中で同じ人物に幾度と会っていた。
それは見ず知らずの老人だったが、幼い頃から見慣れているせいか、
彼は不快に思わず、むしろ懐かしささえ感じていた。
夢に現れた時から老人は同じ姿で年をとらず、いつも少し距離を置いて
彼を黙って見つめていたという。その話を聞いた一人の友人が、
「夢の中の見知らぬ人物に呼びかけると、その人の夢に住みつく。そして
いつでも会えるようになる」と言い出した。
彼はそれを望んでか、ある日の夢の中、その心地よさからか思いがけず、
その老人に呼びかけてしまった。
それからは、老人のほうから彼に「懐かしいね」と話し掛けるようになった。
彼にとって老人の夢は懐かしさにあふれ、今までにも増して居心地よく感じ、
それがとても不気味なのだと語っていた。そして、ある日、彼は消えた。
友人は青ざめた顔で、彼から最期に話したことを打ち明けた。
「あいつ・・夢の中の爺さんを呼んでから、爺さんにカウントされてたんだよ。
あと何日だねって・・・あと何日で、これからずっと一緒だよって」


[526] 526杯目 ちびた口紅味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
178 名前:夜鬼養英 ◆2Rj120eiJs 投稿日:2006/01/16(月) 00:25:27 ID:t49gGKq+0
【問題】「ディープ・ブレッシング」
空っぽの紙袋をのぞき込んで青ざめている男。
その近くで少年が倒れている。

状況を説明せよ。

224 名前:夜鬼養英 ◆2Rj120eiJs 投稿日:2006/01/16(月) 00:39:10 ID:t49gGKq+0
【解説】
少年は下校中、過呼吸症候群の発作が起きたので紙袋を口にあてがって呼吸をした。
過呼吸症候群はこうすることで症状が収まる。
その様子を見ていた通りすがりの男は少年が
シンナーを吸っていると思い、袋を取り上げた。
少年はパニックを起こし、やがて失神。
袋の中に何も入っていないこと、シンナーの臭いもしないことに気づいた男は
ようやく自分が大変な誤解をしていたことを知った。

過呼吸症候群
ttp://www.med.or.jp/forest/check/kakokyu/


[526] 526杯目 ちびた口紅味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
247 名前:夜鬼養英 ◆2Rj120eiJs 投稿日:2006/01/16(月) 00:53:29 ID:t49gGKq+0
【問題】「デリカテッセン」
友人に連れられてきたラーメン屋にて。
出されたラーメンから湯気がたっていなかったので、
この店にはもう来ないよう、友人に忠告した。
数ヶ月後、友人は死んだ。
なぜか。

299 名前:夜鬼養英 ◆2Rj120eiJs 投稿日:2006/01/16(月) 01:07:56 ID:t49gGKq+0
【解説】
そのラーメンは油分が多く、表面に分厚い膜ができるほどだった。
冷めている訳でもないのに湯気がたたないのはそのせいだった。
友人によるとこの濃厚な味わいがやみつきになるそうだが、
こんなに油分の多いラーメンを食べていたら病気になってしまう。
そう思ってこの店に毎日通っているという友人に
この店には来ない方がいいと忠告した。
だが彼はこの忠告を聞き入れなかったようだ。

彼が高脂血症により死亡したのはそれから数ヶ月後のことだった。

【出典】
立ち読みした本


[526] 526杯目 ちびた口紅味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
330 名前:海亀らーめん¥1,280(税込) ◆Hr47Mg4sx2 投稿日:2006/01/16(月) 01:45:15 ID:328POo3K0
【問題】
ああ、とうとう恐れていたことが起こってしまった……。
私は彼女と一緒に迫り来る彼らを見つめた。
もう、こうするより他に無い……。
私は彼女の手を引きそこから飛び降りた。

419 名前:海亀らーめん¥1,280(税込) ◆Hr47Mg4sx2 投稿日:2006/01/16(月) 02:22:42 ID:328POo3K0
【解説】
父さん、母さん、ごめんなさい。
私たちは、もう父さんたちに会うことは出来ません。
きっと、私たちがまだほんの子供だった時に出した、瓶の手紙を読んで、こんな無人島まで来てくださったのでしょう。
私たち二人が、この島に流れ着いてから、もう十年以上になります。
きっと、その年月が、私たちを獣に変えてしまったのでしょう。
私たちは、兄妹であるにも拘らず、結ばれてしまいました。
私たちは、今から父さんたちの前で、この崖から飛び降りて死にます。
ごめんなさい、ごめんなさい、しかし、私たちはこうでもしない限り、罪の償いが出来ないのです。
先立つ不幸をお許しください。

私は両親が乗った船を見つめながら、妹の手を引き海へと飛び込んだ。


[526] 526杯目 ちびた口紅味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
440 名前:IQエンジン ◆e37VO7OAVo 投稿日:2006/01/16(月) 02:43:03 ID:1jdqkQMf0
【問題】
「今、会いに行きます。」
 一刻も早く彼に会いたい彼女。彼に会えない事を懸念しそれを止めるよう説得する男B。
結果暫くの間のの別離の時を超え、男Bは彼女に深く恨まれる事になる。
 内容を補完して話を完成させて下さい

481 名前:IQエンジン ◆e37VO7OAVo 投稿日:2006/01/16(月) 03:25:08 ID:1jdqkQMf0
【解説】
 亀雄君と彩子さんは腸ブラブラのカッポー。その甘〜いラヴラヴっぷりに町の皆は砂をはき、町の至る所に砂漠が出来るほどでした。
そんな彩子さんに悲劇が襲います。ある日亀雄君は通り魔に襲われ、その一生を閉じてしまったのです。
彼の死に強いショックを受けた彩子さん。「彼のいない世界なんてorz再びあの世で会いましょう。今、会いに逝きます」と剃刀を静脈に押し付けようとしましたが、
それを見て慌てて止めたのが彼の葬儀を執り行った神父様でありました。
「主は自殺をした者を天国に行くことを許さないよ。天国で再び彼に会いたくはないのかね?」
神父様の言葉に心を打たれた彩子さん。それからは善行に善行を重ね、いつしか街の皆から聖母と慕われるほどになりました。
 月日は流れて何十年後、現世に別れを告げて天国への問へと辿り着いた聖母彩子様。愛しい亀雄君との再会を心待ちにしていた彼女の前に現れたのは
その数年前に他界した神父様の大変すまなそうな顔をした姿でした。
 その神父様の言うことには、彩子さんの前では蟲も殺さないような聖人君主だった亀雄君。
しかしその裏では殺人・窃盗は当たり前。彩子さん以外の女性は全て道具と言った悪戯客非道な男で
通り魔事件として未解決に終わった事件の真相も彼に貢ぐだけ貢いで捨てられた哀れな中年女性が犯人だったと言う落ちだったのです。
 「彼は勿論地獄行き確定じゃ。長い間待たせてすまんがこれからは天国で平穏に暮らそうではないか」そう彼女を慰める神父様。
彩子さんは「あの時会いに逝けばこんなに待たなくても良かったのにorz」とショックを受け、
早速地獄に落とされる為に目の前にいる神父様に罰当たりな行為を行なおうと決意しましたとさ・・・御後が宜しい容易でorz


[526] 526杯目 ちびた口紅味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
498 名前: ◆F2GlC87smI 投稿日:2006/01/16(月) 09:56:23 ID:4yPmjHUG0
【問題】
多くの人間の欲望を抱え全身を血に染めたあいつ。
私は、あいつに会おうと決意した。
私は、9時に寝ることが習慣になった。

状況を答えてください。

539 名前:498 ◆F2GlC87smI 投稿日:2006/01/16(月) 10:21:29 ID:4yPmjHUG0
【回答】
クリスマスの一月前。一人の子供がわくわくしています。

プレゼントを袋に詰めて、全身真っ赤な服を着たサンタさん!
会ってみたいけど、ママは「良い子になったら会えるわよw」と教えてくれた。
よーし、ママのお手伝いもして、つまみ食いも止めて、夜更かしするのもやめよっと!
そしたら、来てくれるよね・・・


[526] 526杯目 ちびた口紅味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
549 名前:ニート君 ◆l/KbOAX2h2 投稿日:2006/01/16(月) 10:45:20 ID:XBYs1N4c0
男は目の前の光景に驚愕した。
車のエンジンルームに車輪が突き刺されていたのだ。
男はしばらくしてほっとしたが、すぐに表情を曇らせた。

状況を説明してください。

660 名前:ニート君 ◆l/KbOAX2h2 投稿日:2006/01/16(月) 12:53:06 ID:XBYs1N4c0
男は激しい衝撃を感じ、はっと我に返った。
どうやら居眠り運転をして、追突事故を起こしてしまったようだ。
男はくらくらする頭を抱えながらも状況を把握しようと顔を上げた。
そして男は目の前の光景に驚愕した。

自分の運転していた車がトラックに突っ込み、
トラックの荷台の下に水平に装着されているスペアタイヤが
エンジンルームに突き刺さっていたのだ。

男はしばらく呆然、朦朧としていたが、自分に怪我がなさそうこと、
更にトラックが違法駐車していることで示談などで有利になると考え、ほっとした。

が、すぐに表情を曇らせた。
今はいいかも知れないが、後からむちうちなどの症状が出てくるかもしれない。
そして居眠り運転で追突した以上は道路にブレーキ痕が残っていない。
警察に届けたり、補償の話をする場合、明らかにこちらが不利だ。
それに相手は緑ナンバーのトラック。
検査、修理の間、就くことができない業務の補償も請求されるだろう。
しかも自車は損傷が激しく、車は動かないだろうから、逃走もままならない。
よしんば動けたところで、修理にせよ廃車にせよ、工場などから
足がつくだろうし、それをくぐり抜けても、第一新しく車を買わないといけない。

男の気は重くなるばかりだった…。


[526] 526杯目 ちびた口紅味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
672 名前:味噌がめ ◆kEtPiWuREM 投稿日:2006/01/16(月) 16:59:14 ID:rvL0pLBs0
【問題】「ド−ル・ナイト」
彼は人形を抱いて死んでいた。彼女を裏切ったために。
彼女は刻まれて焼かれた。彼を殺したために。
彼女を責める者はなかったが彼を咎める者もなく、
腐り落ちた彼を悼む者はあったが炎に包まれた彼女を惜しむ者はない。

どういうことでしょう?

734 名前:味噌がめ ◆kEtPiWuREM 投稿日:2006/01/16(月) 18:01:07 ID:rvL0pLBs0
【解説】
彼の死体が抱いていた人形こそ彼女。
しかし彼女はただの人形ではなく、等身大ダッチワイフでした。
しかも長年彼に愛用されているうちに九十九神でも宿ったのか、
彼を愛する、意志あるダッチワイフとなっていたのです。
元が元ですから動かせるのは使用部分のみでしたが、
彼女は毎夜彼女を抱く彼のために精一杯御奉仕していました。
しかし、ある夜彼は彼女を抱きながら、他の女の名前を呼んだのです。
これを許せるはずもなく、彼女は彼女をただのダッチワイフとして抱く
彼のモノを締め潰して殺してやりました。
連絡がないことを訝しんだ家族が彼を見つける頃には死体はすっかり腐り、
最中に心臓マヒでも起こしたのだろうと考えられました。
しかし因果応報と言うべきか、彼女もまた、こんな恥ずかしいものを
遺品として残すわけにもいかないという家族の手によって
ばらばらに刻まれてゴミ袋に詰められ、燃やされることとなったのでした。


[526] 526杯目 ちびた口紅味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
745 名前:空想皇帝 ◆mlX/T/kuso 投稿日:2006/01/16(月) 20:13:40 ID:6rcDf6EX0
【問題】[You,true?]

[シーン1]
穴に刺さった棒。
取れない。
力ずくで引き抜こうとする男に、女はやめてくれと哀願する。

[シーン2]
黒ずくめの女、カメコがチャイムを鳴らす。
男はカメコを招きいれる。

[シーン3]
男は、あの話を思い出した。
カメコとの約束…守るべきか、否か。


シーン1〜3を繋いで、
背後にあるストーリーを補完してくれたまえ。(_´□`)あぃ〜ん

817 名前:空想皇帝 ◆mlX/T/kuso 投稿日:2006/01/16(月) 21:16:45 ID:6rcDf6EX0
【解説】
ある日亀助が歩いていると、一人の女性が目に留まった。
どうやら、ブーツのヒールがマンホールの蓋の穴にはまって抜けなくなり、困っているようだ。
亀助は、助けてやろうと、彼女のヒールを掴み、力任せに引き抜こうとした。
「ダメーー!!そんなことしたら傷がついちゃう!そーっとお願いしますー!」
ダメ出しされた亀助が注意深く引き抜いたおかげで、
ヒールをそれほど傷つけることなく穴から外すことができた。
女は亀助に礼を言い、去っていった。

その晩、亀助の自宅のチャイムが鳴った。
出てみると、一羽の九官鳥が。
「カメコチャン。カメコチャン。オハヨー。オハヨー♪」
何だ、迷い鳥か?
近所の人のペットかもしれないし、とりあえず保護しておいてやるか。
亀助はカメコと名乗るその九官鳥を部屋に入れた。

鳥かごがないので、風呂場にカメコを入れ、ドアを閉めようとした。
「ゼッタイミチャダメヨー」
飼い主の口癖か?どんな暮らししとんねんww
その時亀助はふと思い出した。「鶴の恩返し」を。

そう言えば今日、女の人を助けたっけ。
女の人を助けた晩に鳥が来た…鶴の恩返しの逆バージョンだなw
鶴の恩返しでは、「決して見ないでくださいね」と言って、
自分の羽を抜いて機を織ってたんだっけ。
逆バージョンってことは…もしかして今カメコは女の人の姿に戻って
自分の毛を抜いて…(*゚∀゚)=3

どうしよう、超見たい( *´д`)'`ァ'`ァ
でも、全部抜くまで待てば、パイパンに( *´_i`)'`ァ'`ァハナヂ
ああどうしようどうしよう…


[526] 526杯目 ちびた口紅味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
830 名前:DOA ◆hYiqXVDGQA 投稿日:2006/01/16(月) 22:01:44 ID:1IF+bJkK0
[問題]
男に喜んでもらう為、女はこつこつと貯金をしていた。
そして女が貯金を使う日が訪れて……結果は無事、大成功に終わった。
成功後の女の姿を見て男は大いに喜び、
女は、男を殺した。

どうして女は男を殺したのでしょうか?

904 名前:DOA ◆hYiqXVDGQA 投稿日:2006/01/16(月) 22:54:58 ID:1IF+bJkK0
[解説]
面食いな彼のため、女は美容整形の資金をこつこつと貯めていましたが
しかしそのお金は、本来の目的に使われることはありませんでした。
貯金を使って女が受けた手術…それは美容整形でなく、堕胎手術でした。
女は妊娠していました。
それは女と結婚する気などまるでない男には厄介な問題事でしかありません。
男の説得により行われた堕胎手術は成功し、
邪魔な子供がいなくなったことに喜ぶ男。
女は自分が真に愛されていないことを知り、
愛するがゆえの憎しみで、男を殺したのでした。

つ「いのちだいじに」
つ「明るい家族計画」


[526] 526杯目 ちびた口紅味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
931 名前:べっこう飴 ◆RluEohmUAM 投稿日:2006/01/17(火) 00:35:26 ID:s9JYMPpG0
【問題】「ひどい素敵なホテル」
そのホテルのオーナーは、最近、宿泊する観光客の様子がおかしいことに気づいた。
ある種の客だけ、口々に「こんな立派なホテルだとは思わなかった…」と言うのだ。
オーナーには、彼らの言うことが腑に落ちない。

どういうことでしょう?

998 名前:べっこう飴 ◆RluEohmUAM 投稿日:2006/01/17(火) 01:09:11 ID:s9JYMPpG0
【解説】
イタリアでは、ホテルのランクを「最高級=ランク5(★★★★★)」〜「最低=ランク無し」で分類する。
そのホテルはランク3(★★★)で、高級ではないものの、上品な感じの良いホテルだった。
最近、そのホテルは世界に情報を発信すべく、公式サイトを立ち上げた。
訪れる客が多い、英語・ドイツ語・フランス語etc.、そして日本語対応のページも作成した。
ところが、日本語初級程度の人物に翻訳を頼んだせいか、
「ランク3のホテル」が「三流のホテル」と日本語訳されていたのだ。
そのサイトを見て訪れた日本人観光客は、
「三流っていうから期待していなかったけど、想像と違って立派じゃないか…」
と驚いた、というわけ。

…お粗末様でした。
元ネタは、某「ローマの一番よい三流のホテル」ですw
ご存じでない方はこのキーワードでぐぐってみてください。


[527] ★★ウミガメのスープ★★527杯目 男女の悲喜劇味 ▲ページ先頭 / ▼ページ末尾 / ▲前スレ先頭 / ▼次スレ先頭

[527] 527杯目 男女の悲喜劇味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
15 名前:青目 ◆qI4njD7Tc6 投稿日:2006/01/17(火) 01:35:01 ID:pjJcMi+x0
【問題】
ある雪国の話です。
その町には、古くから続く旧家がありました。
かつては富み栄えた家柄でしたが、今では古い家屋敷が残るのみ。
老いた母親と、息子とで暮らしていました。
ある日、その母親が雪道で足を滑らせて転び、足の骨を折ってしまいました。
自力で動けなくなってしまった母に、息子は言いました。
「母さん、ゆっくり養生してちゃんと治して下さい。昔使っていた離れを用意しますので……」
相変わらずの冷え込みが続き一週間ほどたったある朝、新聞を読み終えた母親が不意に息子を呼びつけました。
「母さん、なんでしょう?」
「……あのね、確かにあたしは老いたけどね、この耳はしっかり働くんだよ」
息子は青ざめました。

事情を説明してください。

30 名前:青目 ◆qI4njD7Tc6 投稿日:2006/01/17(火) 01:45:16 ID:pjJcMi+x0
【解説】
息子は、母親を殺そうとしています。
家の財政の再建のために、母の保険金が必要だったのかもしれません。
連日降り積もる雪が離れの古い建物の屋根に積もり、その重さで建物を押しつぶしてしまうのを待っていたのです。
母が足を折って自力で動けなくなった時、彼はこの作戦を思いつきました。
年老いた母は、雪降ろしの音がしないことから、自分のいる部屋の屋根の雪降ろしが行われていないことに気付いていました。
さらに、新聞に「○○地方 記録的な豪雪」という記事があり、息子の意図を読み、息子を呼びつけたのでした。


[527] 527杯目 男女の悲喜劇味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
54 名前:ぽむ ◆OBrG.Nd2vU 投稿日:2006/01/17(火) 02:28:17 ID:jMcSb0bB0
【問題】
幸福であるべき世界。

しかしAを前にするとBはすばやく通り過ぎてしまう。
そして復讐のようにBはAを遠くへ押しやる。

残るのは、悲しみか憎悪か、それとも恋しさか。


AとBが何かを答えてください。

112 名前:ぽむ ◆OBrG.Nd2vU 投稿日:2006/01/17(火) 03:03:52 ID:jMcSb0bB0
【解説】
「甘い恋は時間を過ぎ去らせ、そして時間は恋を過ぎ去らせる」


ヨーロッパ(多分)のことわざだったと思います。


[527] 527杯目 男女の悲喜劇味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
122 名前:空想皇帝 ◆mlX/T/kuso 投稿日:2006/01/17(火) 14:41:12 ID:2TDtUP350
【問題】「きこえるかしら」
ダラ奥の鱈子さんは、しょっちゅう失くし物をする。
使ったものを元の場所にしまわないからであろう。

そんな鱈子さんは、緊急連絡網のプリントもしょっちゅう行方不明にしてしまう。
連絡が回ってきても、次の人に回すためにはまずプリントを探さなくてはならず、
とても、「正確に・且つ迅速に」連絡を回すことはできない。

しかしある日、鱈子さんは、予期せぬ電話連絡であったのにもかかわらず、
きわめて迅速に次の人に伝達することができた。
一体何があったのだろうか?

181 名前:空想皇帝 ◆mlX/T/kuso 投稿日:2006/01/17(火) 15:35:02 ID:2TDtUP350
【解説】
子供が行方不明になった、と市内放送が流れた。
わが子の通う小学校の学区内。わが子と同じ学年。
もしかしたら、クラスメイトかもしれない。
慌てて連絡網のプリントを探し出し、住所の確認をしようとしたが、
連絡網のプリントには電話番号しか載っていなかった。
そこで、放送で伝えられた内容を元に、わが子に聞いてみた。
母「海子のクラスに、坊主アタマの子いる?」
子「うん。亀太郎くん」
母「亀太郎君、今日どんなカッコしてた?」
子「青いトレーナーに黒いズボン」
・・・一致しすぎ。本当に亀太郎君かも…

そのとき、電話が鳴った。
緊急連絡網を使った電話連絡だった。

「今日亀太郎君と遊んだ子がいたら、学校に電話してください」

という内容だった。
手に連絡網のプリントを持っていた鱈子は、
いつもより迅速に次の人に連絡することができた。


[527] 527杯目 男女の悲喜劇味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
191 名前:味噌がめ ◆kEtPiWuREM 投稿日:2006/01/17(火) 17:58:43 ID:UGG5S0kD0
【問題】「笑顔を下さい」
我に返った私は、人殺しと成り果てた自分の手を呆然と見つめた。
最初は彼女も楽しんでいたはずだ。そう、彼女は笑っていたはずではないか・・・
彼女の笑顔を、それだけを望んでいた私は
死の淵へと彼女の背を押しやってしまったのだ。

直前までの状況を推理して下さい。

253 名前:味噌がめ ◆kEtPiWuREM 投稿日:2006/01/17(火) 18:59:46 ID:UGG5S0kD0
【解説】
男には娘がいた。だが、男は仕事が忙しく、娘とほとんど遊んでやれない。
その日も、男は山ほどの仕事を終え、疲れ果てて家に帰ってきた。
そこへ、つけたばかりの庭のブランコから小さな娘が声をかけてきた。
「パパ! これ、どうやって遊ぶの?」
本当に遊び方を知らなかったのか、それとも父に構ってもらうためにわざとそう言ったのか。
どちらなのか男にはわからなかったが、それくらいなら、と
疲れた体で娘の背中を押して揺らしてやった。
「楽しいかい? 小さなお姫様。それじゃあ、もうパパは休んでいいかな?」
「ダメ、ダメよパパ! 休んじゃダメ!」
ブランコの楽しさか、滅多に構ってくれない父親が遊んでくれる嬉しさか、娘の声は弾んでいた。
滅多に聞けない娘の歓声に負けた男は、言われた通りにもっと押してやる。
娘はそれが本当に嬉しかったのだろう。それが魔法の言葉であるかのように
「ダメよパパ、休んじゃダメ!(No,daddy. Don't!)」と繰り返す。
その声に従って小さな背中を押してやると、娘の声はより高く、より大きくなる。
こんなに喜んでくれているんだ、娘が満足するまでつきあってやろう。
そんな義務感に駆られた男は、疲れきった体と頭で、
ただ娘の声に突き動かされるようにして娘の背中を押し続けた。
ブランコはどんどん大きく、どんどん高く振れていく。
愛しい娘の声もどんどん大きく、どんどん高く響いていく。
「No,no! Daddy! Don't!」
繰り返される娘の声が、いつしか悲鳴に変わっていたことに男が気付いたのは、
ブランコの紐を掴んでいられなくなった娘の体が宙を舞った時だった。


[527] 527杯目 男女の悲喜劇味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
267 名前:虫〜 ◆GTelB7Jplo 投稿日:2006/01/17(火) 19:26:24 ID:HtNiT+mP0
【問題】
「やってらんねーよ、亀山のヤツ…」
「まったくだ。…さて、こうやって偽装はしないとな」
「ああ、しかし意外と疲れるよな、これ」
「そういう時はムカつくヤツの顔を思い浮かべながらすると自然と力が入って……
 っと、ばれないように陰でやれよ?」
「わかってるよ」

部屋の扉を空けた亀山は言葉を失った。
亀山の目には、どんな光景が映ったのだろう?

318 名前:虫〜 ◆GTelB7Jplo 投稿日:2006/01/17(火) 20:06:54 ID:HtNiT+mP0
【解説】
今日も嫌いな亀山教員の授業をサボり、保健室でダベる生徒たち。
体温計を服にこすりつけ、温度を上げるよう工作している。
嫌いな亀山の事を思い浮かべながら……。


「あいつらはまたサボりか……今日こそはガツンと言ってやる!」
いきり立ち、保健室に乗り込む亀山。
しかしそこで彼が見たものは……
前かがみになって、「亀山ぁ」「亀山ぁ」とブツブツ呟きながら、シコシコやっている

少年たちの姿だった。

「………………」
亀山は静かに扉を閉め、そっと立ち去った。

元ネタ:にざかな「4ジゲン」


[527] 527杯目 男女の悲喜劇味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
332 名前:ぺんね ◆M2clACoxQA 投稿日:2006/01/17(火) 20:47:59 ID:HfaZGlQL0
【問題】
自殺。それが熟考の上での結論だ。
過ちとはいえ娘と妻をひき殺してしまうというとんでもない罪。
それを思えば司法が与えてくれる刑罰など贖罪には値しない。
己の罪をこれほども重く受け止めていた。
そう世間が認めてくれる死。
私が望むのはそれだけ。それ以外ない。
そのためにはまず、遺書だ。
私はペンをとった。

あれから5年が過ぎた。
私は生きてゆこうと思う。私の犯した罪を受け入れて。

さて、皆さんに問いたいのは、
私が私なりの決着をつけるために何をしたか、
またそのために5年という月日がなぜ必要だったのかと言う事だ。

386 名前:ぺんね ◆M2clACoxQA 投稿日:2006/01/17(火) 21:10:52 ID:HfaZGlQL0
【解説】
酔っ払い運転で私の家族を奪った、許しがたいあの男の罪。
例え何年か塀の中で暮らしたところで許されるはずが無い。
私は獄中のあの男に手紙を書き続けた。

手紙は交通事故で家族を亡くした一人の男の心中を訴えながらも、
図らずも不注意で人殺しとなった男への同情もにじませる内容にした。
不幸と孤独という共通点を軸に粘り強い働きかけを続けるうちに男は返事をよこすようになった。

いくつもの手紙をやり取りし、男の肉筆の手紙が手元に増えるごとに
私はそれを研究し、男の文章のクセと字のクセをどんどん上手に真似る事ができるようになっていった。

男が出所した事も男からの手紙で知った。
その頃には私は完全な男の筆跡と文章で遺書を書く事ができるようになっていた。

男が山中で首を吊って死んでいるのが発見されても、
ポケットの遺書のおかげで警察は己の罪の意識にさいなまれた上での
自殺とみなし簡単な確認作業をするだけだった。

警察をごまかす事が出来ても人殺しは人殺し。私の罪は消えない。
そしてあの男が死んだところで妻や娘が帰ってくるわけでもない。
しかし私には必要だったのだ。私なりの決着が。


[527] 527杯目 男女の悲喜劇味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
400 名前:竜巻 ◆AF62/fjchw 投稿日:2006/01/17(火) 21:33:59 ID:TxIkgZSu0
【問題】

一人の男が会いに来た。
俺は適当にあしらった。
もう一度男と思いがけない形で再会し、恐怖に震えた。

なぜ恐怖に震えたか、状況を説明してください。

450 名前:竜巻 ◆AF62/fjchw 投稿日:2006/01/17(火) 22:08:47 ID:TxIkgZSu0
【解説】1/2

深夜、仕事を終え自宅のあるマンションへと帰ってきた俺。エントランスを入ったところで足早にマンションから出て行く人とすれ違った。
次の朝、チャイムの音に目を覚ます。疲れと眠気のせいか、面倒だったのでインターホン越しに対応すると、モニターに写っているのは一人の警察官だった。
「昨夜、このマンションで殺人事件が起こったのですが、なにかご存知ありませんか?」
すれ違った人間のことが頭をよぎったが、面倒だったので「何も知らない」と適当にあしらった。
なおも警官はしつこく食い下がるが、何も聞き出せないことを悟ったのか帰っていった。

452 名前:竜巻 ◆AF62/fjchw 投稿日:2006/01/17(火) 22:10:15 ID:TxIkgZSu0
【解説】2/2

その夜、自宅でニュースを見ているとこのマンションで起こった殺人事件のことを取り上げていた。
どうやら犯人も捕まったらしい。犯人の男の顔写真が映し出される。
「今朝の警官やないか!」
昨夜顔を見られたとでも思ったのか、はたまた警察に目撃情報を流したりしないか気になったのか…。犯人は警官になりすまして俺のところに来たということか。もしあの時ドアを開けていたり、男を見たなんていっていたら俺は……

以上、今田耕司さんが以前にテレビで話していた自身の体験談が元ネタです。


[527] 527杯目 男女の悲喜劇味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
468 名前:こっくりこっくりこっくり ◆zeX0LUnepU 投稿日:2006/01/17(火) 22:23:09 ID:BlDanIhS0
【問題】
あなたがあたしを愛してくれるといったから。
他の男どもは高価なものちらつかせてあたしを釣ろうとしたけど
そんな見え透いたことしないあなただったから。
なにもかも捨てて、もっかいあなたのところにいったのに。
なんであなたはあたしを見てくれないの?

瞬札おkです
あたしのやっちゃったことを考えてください。
わかったかたは、誘導質問をおながいします

511 名前:こっくりこっくりこっくり ◆zeX0LUnepU 投稿日:2006/01/17(火) 22:50:32 ID:BlDanIhS0
【解答】
あたしはかぐや姫。
じいさまが5人の若衆に、入手困難な品物を申し付けた。
破産した男もいたわ。
そんななか、あたしの噂をきいた帝があたしを宮廷に呼ぶことになった。
帝はあたしを見てかなり気に入ったみたいだったし、
あたしも帝を好きになった。
でも、あたしが月に帰らなくちゃいけないときも、近づいていたの。
月からの迎えの牛車に、帝が「帰って来い」って叫んだとき、
あたしは地球に帰る決心をしたのよ。
だって、愛していたんですもの。
月の使者は、地球に帰るのを許してくれた。
そのかわり、地球人らしさを何もかも捨てて、という約束をしちゃったの・・
あたしは地球に戻ったわ。
愛する帝の顔をみたわ。

・・・恐怖に引きつっていたわ。
忘れてた・・。
あたし、地球人からみたらエイリアンだったのよね・・。
さよなら、帝・・・・・


[527] 527杯目 男女の悲喜劇味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
528 名前:まみまみ ◆Mami/3G25s 投稿日:2006/01/17(火) 23:08:46 ID:xE9lMHAR0
【問題】「料理人・海原の死」
男の名は海原雄亀。趣味は料理。
他に何一つ取柄のない彼だが、
料理に関してだけは、趣味とはいえプロ顔負けの腕前を持っていた。

ある冬の寒い日、そんな男の遺体が自宅アパートから発見された。

男の死因は餓死。
密室状態の部屋には摂取可能な水や食品が残されていたため、警察は事故または自殺と推定。
また、部屋に残されていた預金通帳の残額が急激に減っていたこと、
金が引き落とされたのと同時期に男が一人で高級ホテルや料亭などに出入りする姿が目撃されていたことから、
男が何らかの事件に巻き込まれた可能性もあると見て捜査を進めている。

近所に住む人は、彼の妻亀子が男を殺したのではないかと噂しあった。
亀子は必死に否定したが、誰も亀子の声に耳を傾けなかった。


男の死の真相、そして近所の住人が何故妻を疑ったのか、わかるだろうか?

705 名前:まみまみ ◆Mami/3G25s 投稿日:2006/01/18(水) 00:42:41 ID:fR2Dw6/d0
【解説】
男は失業してから妻の収入で暮らす主夫の身だったが、その状況をプライドが許さず、ストレスを溜め込んでいた。
それがある日爆発し、口論の末、妻を殺してしまった。

妻の遺体を押入れに隠し一息ついた男だったが、
普段であれば食事を作る時間になっても、料理をする気がまるで起きなかった。
男は妻を殺した後で疲れているのだろうと思い、外に食べに行くことにした。
自分の作る料理が既に有名店レベルであったので、それよりいいものを食べようと、
妻の預金で高級ホテルのレストランや高級料亭に行ってみた。
しかしどんな高級料理も、まるで美味しく感じられなかった。
一口食べては店を出て、というのを繰り返し、何軒目かの料亭で、
「ここも駄目だな、これなら俺の飯の方が1000万倍美味いだろ、なぁ亀子……」
いつものように妻の名を呼んでしまった時、彼はようやく気付いた。
食事がまずいのは、いつも隣にあった妻の笑顔がないからなのだ、と。
思えば、料理を始めたのも、妻が料理の下手な人だったからだ。
毎日料理をしていたのも、自分の料理を妻が美味しいと言ってくれたから。
いつも笑顔で、文句の一つも言わず、失業した自分を支えてくれていたのに、
それに感謝するどころか、自分のつまらないプライドのために、自分の手で殺してしまった。
男は激しい後悔に襲われ、妻の遺体の傍で泣いて赦しを請うた。
何日も飲まず食わずで男は泣き、遂には衰弱死した。

ところで、殺された妻は、幽霊となり男に取り憑いていた。
だが、男には霊感がなく、妻は男に何も伝えられなかった。
妻が何度「赦す」と言おうとも、男は泣き続けた。
目の前で夫が衰弱してゆくのに、実体のない妻は何も出来なかった。

男の遺体の傍に男が殺したと見られる妻の遺体があったこと、
「赦してくれ亀子」と泣き叫ぶ声が男の家から毎夜聞こえたこと、
そして料理が得意なはずの男が衰弱死というミスマッチに、
近所の住人は殺された妻が夫を呪い殺したのだと噂した。
妻は必死に否定したが、やはり妻の声は誰にも届かなかった。


[527] 527杯目 男女の悲喜劇味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
732 名前: ◆Booon/H0vE 投稿日:2006/01/18(水) 01:27:56 ID:G+RgesOW0
【問題】「家族」
とある、Aという男がいた。
彼の息子はとても珍しい病気にかかっていたが、
米の権威のある医者に見てもらい、なんとか手術を受けさせて無事治ったのだった。
しかし、日本に帰ったその直後、父は事故死してしまった。
遺書を残して。

彼はなぜ死んでしまったのでしょうか?

812 名前:◆PSBa/i4Pz6 投稿日:2006/01/18(水) 02:43:05 ID:G+RgesOW0
【解説】
Aの息子は数万人に一人という難病にかかっていた。
治療法がないというわけではなく、その手の権威に頼めば治るのだ。
しかし、そのためには渡米の費用、宿泊代、手術費などで途方もない3000万という巨額が必要だったのだ。
さらに、あと2週間以内に手術をしないと危ないという状態だった。

悩みに悩んだAは、息子のためとは言え銀行強盗をする決意をしたのだ。
そして、インターネットにて有志を募ると、Aも含め3人の人が集まった。
3人は綿密な打ち合わせの末強盗を決行、無事お金を手に入れたのだった。
しかし、ここでなんとAがお金を持ち逃げしたのだ。

ここでお金を持ち逃げされた後の二人は当然のようにAを探し始める。
なんとかお金を用意したAは、それを元に息子を無事渡米させ、手術を受けさせることに成功させたのだった。

しかしAにはまだやることが残っていた。
血眼になってAを探していた強盗仲間は、ついにAを発見する。
そう、Aは日本に残っていたのだ。
Aを捕まえて金の在り処を聞き出そうとした強盗仲間たちだったが、結局Aが居場所を言わないことに腹をたて、
事故に見せかけて車で轢き殺してしまったのだ。Aは死ぬ瞬間に笑っていた。

そのころ、手術に成功した息子は父親がいないことに気づく。
父親はどこに言ったのと聞くが、家族の誰もAが日本に残った理由を聞かされていなかったので、
とりあえず一刻も早く息子の顔をAに見せたくて、退院と同時にすぐに我が家へ帰った。しかし、そこにはAの姿はなく、変わりに遺書と生命保険証が入った袋がテーブルに置いてあった。

遺書には、「この手紙が読まれるころには、私はこの世にいないだろう。
      私は、息子のためとは言え銀行強盗という愚かなことをしてしまった。
      私の保険金の3000万が降りたら、その銀行にお金を返してほしい。 
      保険金が降りるまで待っていたら間に合わなかったんだ、許してくれ。
      なお、銀行強盗を実行した仲間の名前は△△と××だと、警察に知らせてくれ。
      ○○(息子)、無事に治ってよかったな。」
と書かれていたのだった。そう、Aは日本に残って強盗仲間にわざと殺され、その保険金でせめてもの罪をぬぐおうとしたのだった。


[527] 527杯目 男女の悲喜劇味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
825 名前:味噌がめ ◆kEtPiWuREM 投稿日:2006/01/18(水) 15:29:54 ID:cIMN0Zza0
【問題】「コン、コン」
職場にいたら真夜中にノックの音。ほんとにびっくりしたよ。
まああんな時間にノックの音がすれば誰だって驚くだろうけどさ。
しかもその音、ずーっと続くんだよ。コンコンコンコン・・・って。
何十分だか後にやっと止んで、不安に思いながらもその日は寝たわけ。
そしたらまた次の日、同じ時間にコンコンコンコン・・・って音がするんだよ!
ああ予想はしてたさ、そうじゃないかと思ってはいたけどさ・・・!
ここ何日かずっとそんなんだったんだよ、もう僕怖くて。
このままじゃ安心して寝てられないよ!どうすればいいいんだろう?
なんて思ってたら、昨日は音がしなかった。何で?

【亀夫問題です。質問は「僕」にどうぞ。
 お見合いのようなので複数質問щ(゚Д゚щ)カモーンです】

948 名前:味噌がめ ◆kEtPiWuREM 投稿日:2006/01/18(水) 17:28:56 ID:cIMN0Zza0
【解説】
僕、実は今世間で騒がれてる連続殺人犯なんだ。
時々お持ち帰りすることもある。食べる用とか、観賞用とかに。
その日は神社で夜食を食べてたんだけど、境内で音がするのに気がついた。
コン、コン、っていう、ノックみたいな音。
そっと外を覗いた僕は、そりゃあもう驚いたね!
いや、蝋燭頭につけて白い着物に鉄下駄っていう、レトロな丑の刻参りスタイルにじゃなくてさ。それも驚いたけど。
彼女が釘打ってる御神木、あの辺って僕のゴミ捨て場なんだよ!主に生ゴミの。
注連縄があるから誰も入って来ないし、御神木の栄養にもなるしでちょうど良かったんだ。
その埋められてるゴミを、うっかり彼女が見つけちゃうと困ったことになる。
なにせ僕が殺したのって1人や2人じゃないからね。
警察にばれちゃったら、まず間違いなく死刑だよ。
殺しちゃおうかとも思ったけど、彼女がここに来てるのを誰も見てないとも限らないしなあ。
そしたらここの神主の僕に容疑がかかっちゃうかもしれないし。
どうしようかしばらく迷って、やっぱ殺しちゃおう、と思った昨日に限って彼女は来なかった。
あれ、どうしたのかな、風邪かな−なんて思ってたんだけど、今日のニュースで納得したよ。
御神木に打ち付けられてた写真の人。あれ、昨日の僕の夕飯だったんだね!


[527] 527杯目 男女の悲喜劇味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
968 名前:オハヨーゴザマス ◆uUcqid1KvM 投稿日:2006/01/18(水) 18:25:46 ID:3ga3YQ0Z0
【問題】

男女が暗がりで顔を4〜5cmまで近づけ、何か小声でささやきあっている。
彼らに「恋人ますか?」と聞いたところ、「ノー。恋人ません」とのこと。
では彼らの関係は何なのでしょうか。

993 名前:オハヨーゴザマス ◆uUcqid1KvM 投稿日:2006/01/18(水) 19:05:50 ID:3ga3YQ0Z0
【解説】
ホテルの宿泊客と従業員ですた。
夜だったので、他の宿泊客の迷惑にならないように小声で
ドアをはさんで5cmほどの距離で話していたんです。


[528] ★★ウミガメのスープ★★528杯目 明るいレクター博士味 ▲ページ先頭 / ▼ページ末尾 / ▲前スレ先頭 / ▼次スレ先頭

[528] 528杯目 明るいレクター博士味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
12 名前:IQエンジン ◆e37VO7OAVo 投稿日:2006/01/18(水) 19:45:59 ID:MRAQgBHG0
【問題】 「人間って良いな」
 ある野菜を取り上げて、彼の業績をたたえる男。
その野菜とは?そしてその業績とは?内容を補完して話を完成させて下さい。

104 名前:IQエンジン ◆e37VO7OAVo 投稿日:2006/01/18(水) 20:53:12 ID:MRAQgBHG0
【解説】
 『素晴らしき哉、人生』などで知られる社会風刺や喜劇映画を得意とした偉大なる映画監督、フランク・キャプラ。
彼を讃えるパーティーの席上、スピーチに立ったのはこれまた米コメディー界の名優スティーブ・マーティンでした。
(代表作『サボテンブラザーズ』、『愛しのロクサーヌ』等)
そのスピーチの中で無声喜劇映画の三大巨人の一人、グーチョ・マルクスの言葉を引用し、彼の喜劇やコメディーの素晴らしさについて讃えました。
『玉葱を使えば人を泣かせることが出来る。しかし人を笑わせることのできる野菜を人間は作ることができない。』
・・・せっかく野菜もできない笑うと言う感情を持つ事ができる人間に生まれてきましたんですから
苦しい事や悲しい事があっても泣くのは嫌だ笑っちゃいましょうや 変に説教じみてしまったので
IQ名義になってから通算百題目(マラソンや別コテも含む)の小噺もこれにて失礼 御後が宜しいようでorz

元ネタ→三谷幸喜『三谷幸喜のありふれた生活4』


[528] 528杯目 明るいレクター博士味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
116 名前:街の灯の空に ◆HNLd8m8xHM 投稿日:2006/01/18(水) 22:30:22 ID:sMiyip/D0
【問題】「なるな」

罪を犯したその日から、俺はたった一つ、ある名前に怯え続けた
後に、名の知れぬ誰かにホッとしたのもほんの束の間
久方振りの、しかし聞き慣れた彼女の挨拶に俺は耳を疑った


彼が「罪を犯して」から「耳を疑う」までの経緯を説明してみて下さい

177 名前:街の灯の空に ◆HNLd8m8xHM 投稿日:2006/01/18(水) 23:06:49 ID:sMiyip/D0
【解説】
俺はちょっとした口論からついカッとなり、恋人を殺しその死体を埋めた
その日から俺の携帯への着信がおかしな事になった
誰から掛かってくるものであろうと、表示されるのは全て「彼女の名前」
初めの内は我慢していたものの、1ヶ月も経った頃には
俺は電話を取ることに酷く怯えるようになった。ノイローゼと言ってもいい

ある夜、携帯が鳴った。表示名は「非通知」
久し振りに見る彼女以外の名前が何故だかとても嬉しくて、俺は思わず電話を取った
「もしもし・・・」

「も し も ー し。 久 し 振 り 」

忘れもしない、彼女の声だった
そしてその声は、何だか俺のすぐ背後から聞こえてくるような
そんな気がした


[528] 528杯目 明るいレクター博士味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
194 名前:骨董海亀屋 ◆I4R7vnLM4w 投稿日:2006/01/18(水) 23:37:35 ID:F2sZHKzt0
【問題】
こんばんは、わたくし、江戸、いえ今は東京でございましたね、東京で骨董・海亀屋を営んでおります。
このたび、仕入れた商品のことで、ちょっと困っておりまして、皆様にご相談に上がった次第でございます。
その品というのは、下町で小さな店をやっている方が持ってきた帯でございまして、大変な上等な品でございます。
これに刺繍が入っているのでございますが、その方のお話によりますと、この帯はもともと先日亡くなったおかみさんのものでして、そこにおかみさんが刺繍したものだそうです。
その刺繍が問題でして、童が2人遊んでいる刺繍なんでございますね。
これがですね・・・・、夜な夜なケンカをするんでございますよ・・・・。
お互い「ボクが先に出るんだよ!」と言って譲らないのであります。
こまりまして、声をかけますと、「ボクたち、ここにいちゃイケナイんだよ!」というのです。
じゃぁ、どこへ行くのか?と聞きますと、それはこの童たちにもわからない様子でして・・・・。
一体全体どうしたら、ようござんしょうね??

(懲りずに亀夫問題チャレンジです!)

236 名前:骨董海亀屋 ◆I4R7vnLM4w 投稿日:2006/01/19(木) 00:04:49 ID:F2sZHKzt0
【詳細と後日談】
皆様のおかげで、帯が正しいところへ行き着きました。
この帯を持ってきた方のおかみさんは、もともとは武家のお嬢様の乳母の子供、つまり乳姉妹だったようです。
大変仲がよろしくて、同じ頃に嫁ぎ先が決まったのを喜んで、お嬢様がこの帯を差し上げたのですね。
お嬢様の方は華族様に嫁がれたのですが、3年経っても子供に恵まれず、針のむしろ状態だったようです。
一方、下町に嫁いだ乳姉の方は、子供はできたものの、流産を2回繰り返してしまいその後体調が快復せずに亡くなってしまったのです。
乳姉は、自分の子供の魂が幸せな家庭に生まれ変われるよう、できることならお嬢様のもとに産まれてくれるよう願って、
その刺繍をしてお嬢様に届けるつもりだったらしいのです。
ところが、ご主人が、妻の葬式費用を工面しようとしてその帯をうちに売ってしまったので、刺繍された童たちが騒いでいたのですね。
その後ですね、嬉しいことに、そのお嬢様のご出産のお知らせをいただきましたよ。
なんと男の子の双子だったそうでございます。
あの子たち、待ちきれずに一緒に出てきてしまったのですね。

私もホッといたしました。ありがとうございました。


[528] 528杯目 明るいレクター博士味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
252 名前:Camael@とある村人風味 ◆fuaQPLQ/I6 投稿日:2006/01/19(木) 00:38:18 ID:/5YpW+li0
【問題】「独白」
沈黙は金で雄弁は銀?
俺の話はちと違う。
沈黙は何ももたらさず、
雄弁は金よりもっとスゲェもの。

どんな話か推理しな!


※亀夫君問題ではありません。
Camaelが単なる某村人になりきった口調で、皆さんからの質問にお答えします。

312 名前:Camael@とある村人風味 ◆fuaQPLQ/I6 投稿日:2006/01/19(木) 01:58:12 ID:K8W53HfA0
【解答1/2】
おしゃべりな仲間の木こり・次郎(仮名)が女神から金銀その他の斧をもらったと聞いて、
寡黙だけど好奇心旺盛な木こり・太郎(仮名)も、斧を持ってその池に行ったそうだ。

太郎が池のほとりで木を切っていると、手を滑らせて斧を池に落としちまった。
太郎が困っていると、次郎の言っていた女神が池の中から金の斧を手にして現れた!

太郎「……(何が起こるんだろう。ワクワクテカテカ)」

女神「……(どう、私は女神よ?女神なのよ?何か言ったらどうよ、気の利かない男!)」

女神はご機嫌斜めの様子で、そのまま池に沈んじまった。
何も起こらなかったので、太郎は半ばがっかりしながら不思議に思ったらしいが、
太郎の何がいけなかったのか?

313 名前:Camael@とある村人風味 ◆fuaQPLQ/I6 投稿日:2006/01/19(木) 01:59:50 ID:K8W53HfA0
【解答2/2】
======ここで次郎の場合の再現VTR======

次郎が池のほとりで木を切っていると(ry
困っていると女神が金の斧を(ry

次郎「わあ、女神様だ。 き れ い だ な あ 」
女神「まあ…きれいだなんてそんな…。あなたにはこの金の斧をあげるわ」
次郎「ありがとう、女神様。 優 し い ん で す ね 」
女神「えぇーい!銀の斧も持ってけーー!」

======   VTR  イ亭 止  ======

次郎は金銀の斧に最初に落とした鉄の斧はもちろん、
この調子でダイヤの斧もゲットして持ち帰ってたらしいぜ!

太郎に足りなかったもの。
 それは女心のお勉強
 そして少しばかりの雄弁さ

こういう話さ!ちったあ勉強になったか?
じゃあまたな!See! You!!


[528] 528杯目 明るいレクター博士味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
323 名前:  ◆kKTaYcaggk 投稿日:2006/01/19(木) 12:49:42 ID:IffkudRa0
【問題】
医師Aが数日後に訪れる患者の治療のための書類を机に向かって黙々と書いていた。
その書類をAが書き終えようとしたとき同僚の医師Bが部屋に入ってきて彼に声を掛けた。
その声で机に向かっていたAは驚いた顔をして振り向きある事実に気づいたことを告げた。
一体彼は何にきづいたというのか?

376 名前:  ◆kKTaYcaggk 投稿日:2006/01/19(木) 13:28:40 ID:IffkudRa0
【解説】
A(実際は催眠療法士)は数日後に訪れる患者を催眠術で治療するために
彼の耳元で唱えて催眠状態に誘導する暗示文を作成していた。
黙々と文章を作成して集中していた彼はその暗示文を書いているうちに軽い催眠状態(肉体と意識が軽く分離した状態)になってしまっていた。
しかし彼はそのことに気づかないまま仕事を続けやがて同僚の医師に声を掛けられたことで催眠状態から覚めた。
彼はこのときの経験から目が開いていても催眠誘導用の暗示文を読んだり書いたりすることで一定の催眠状態に入るという事実を知った。
元ネタ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4584188386/250-7818207-4680232

おまけ
http://hidamari.tw-factory.co.uk/107_1/char/ch001.htm


[528] 528杯目 明るいレクター博士味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
399 名前: ◆j.OxilN2y2 投稿日:2006/01/19(木) 14:37:52 ID:u0Jd4WXh0
【問題】
佐藤は逃げていた。いつ来るとも分からない恐怖から。

「くそっ!こんなとこで捕まってたまるか!
 俺と同じ仲間たちはもうほとんど捕まってしまって今ごろは・・・。
 それもこれも、あの忌々しい王のせいだ!!
 捕まった仲間たちのためにも、俺だけは逃げ延びないと・・・。
 もう少しだ、あと少しで俺は自由なんだ・・・。」

さて、彼はどういった理由で逃げているのでしょうか?

455 名前:◆j.OxilN2y2 投稿日:2006/01/19(木) 15:33:06 ID:u0Jd4WXh0
【解説】
ここはとある王国。
急逝した先代王の後を継いだのは、傍若無人な振る舞いで有名なまだ18歳になる長男だった。
彼ら王の座につくものは、代々「佐藤」という苗字を持っていた。また、この王国の人民の中でも一番多い姓は「佐藤」だった。
このことが王の自己中な心に火をつけたのだろう。
「佐藤という姓を持つ者はわれら王の一族だけでいい!他の佐藤どもを消すいい方法は無いのか!」と言い始めたのである。
そこは悪知恵の働く王様、
「よし、こうしよう。これはゲームだ。明後日から一週間、午後の11時からの1時間鬼ごっこをする。
鬼に捕まったものは有無を言わさず処刑だ。このゲームに生き残れた佐藤はなんでも言うことを聞いてやろう。」という提案をしたのだ。
そして、それが決行された。

佐藤はその鬼から逃げていて、このゲームの最終日だったのだ。


[528] 528杯目 明るいレクター博士味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
465 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/01/19(木) 17:32:19 ID:rb5sljxS0
【問題】「これすべて主の定めたもうことなり」
君にだってわかっていただろう、こうなることは。
彼女は君に会うためにこうして生まれ変わったけれど、
それは運命の流れの一部に過ぎず、彼女が君を愛そうと愛すまいと、
君たちは出会い、別れ、そして彼女はまた別の運命の流れに翻弄される。
これはすべて定められていた君たちの運命。
君たちの出会いも別れも、所詮私が作ったものに過ぎないんだ。
だから素直になったらどうだい、いい加減、私に逆らわずいつものようにその口を開きたまえ。
そう、いい子だ・・・おいおい、これが最初で最後だからって、そんなに強く抱きしめたら・・・
あーあ、彼女がまっぷたつになってしまったじゃないか。
まあいい。ほら、もう一度口を開いて・・・
--------------
・・・畜生、まだ傷が痛む。手痛いしっぺ返しだったな。
この先が思いやられる。

状況を説明して下さい。

543 名前:味噌がめ ◆kEtPiWuREM 投稿日:2006/01/19(木) 19:09:39 ID:rb5sljxS0
【解説】
彼女(排泄物)と彼(肛門)の愛vs臨戦体勢の私の便意inトイレ

まあ結局は勝って出せた・・・が、排泄物と肛門が共謀して便秘にさせられていたので、
ちょっと切れたらしく、まだ痛む。
・・・切れ痔になってしまったかもだ・・・

【くだらない問題に付き合わせてしまって申し訳ありません・・・orz
 ちなみに運命の流れとは腸内活動、別の流れとは水洗トイレを指していました


[528] 528杯目 明るいレクター博士味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
554 名前:空想皇帝 ◆mlX/T/kuso 投稿日:2006/01/19(木) 22:02:14 ID:cjBKiXy/0
【問題】[仰げば尊し]
友が減っていく毎に、私は大切なものを捨てねばならなくなる。
だが、それはわが師が私に教え給うた、生きるための術なのだ。
大切なものを捨てると、死ぬことだってあると言うのに…。

わが師とは誰で、その「教え」とは一体何であろう?

625 名前:空想皇帝 ◆mlX/T/kuso 投稿日:2006/01/19(木) 23:08:01 ID:cjBKiXy/0
【解説】
私はカニバリスト。友と二人で海に出、遭難した。
もちろん、友を食べるために計画的にやったことだ。

わが師の教え…というか、私が彼の失敗から学んだこととは、
「友を食べ進めるにつれ、積み込んだ食料を海に捨てる」というものだ。
救助されたときに食料が手付かずで残っていると怪しまれるからである。

そう、私の計画は彼がかつて行ったものを模倣したものなのだ。
彼は船に積み込んであった食料に手を付けなかったため、
発見されたときに怪しまれてしまった。

失敗は成功の母。
私は彼の失敗から学んだ。
「友の肉を食べた分だけ、船内の食料を海に捨てる」
いきなり全部捨ててしまってもいいのだが、
友を食べつくしても救助されない場合、私が死んでしまう。

中途半端に友が残っている段階で救助されたら?
その時は
「友が鮫に襲われて、体を食いちぎられてしまった。
 せめて遺体を家族に渡してあげたいと思い、大事に安置していた」
とでも言えばいいさ。


元ネタは…
○○○゙ー先生、ありがとうございましたm(_ _)m


[528] 528杯目 明るいレクター博士味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
636 名前:カワセミ ◆38QD8TeA0k 投稿日:2006/01/20(金) 00:50:24 ID:1kFPd4Rv0
【問題】
私は奴を見た時、驚愕した・・・
そんな、馬鹿な!!!
短期間で、そんなに成長する筈が無い!
奴は常識では考えられられない程、変貌していたのだ!
そう・・・・奴の弱点は完全に無くなっていた。
ところがだ・・・3ラウンド経過した時だった。
奴の弱点が見え隠れし始めた・・・
やはり、弱点は確実に存在していたのだ。
そして・・・5ラウンド、奴は弱点をとうとう公然と明らかにしたのだ!
「そのほうが、カッコイイぞ!!」
観客席からは、こんな声が聞こえる。
それは、ルール違反じゃないのか!?
まぁ・・勝っても負けても奴がマスコミの注目を集めるのは間違いない・・・
そんなことを、思いつつ私の意識は途切れた・・・・

さて・・・状況を明らかにし、奴の弱点が何だったのか答えてください。

666 名前:カワセミ ◆38QD8TeA0k 投稿日:2006/01/20(金) 01:08:31 ID:1kFPd4Rv0
【解説】
私のパンチがヒットするたび、奴の頭が不自然に揺れる。
いや・・・・正確には、奴の髪の毛が不自然なのだ!
おかしい!おかしい!おかしい!!
もう、ボクシングの試合どころではない!
笑いを堪えるのに、私は必死になった・・・・
奴は弱点を隠していた、それも安易な偽装で・・・・
そう・・・・写真で見た奴の頭頂部は、確かに薄かった・・・
でも今の、奴の姿はどうだ!
フサフサじゃないか!!
そう、奴は絶っっっ対にヅラだ!
決定的な出来事は、5ラウンド目に起こった。
奴は、ヅラを取り外したのだ・・・・
燦然と輝く奴の頭を見た私は、完全に戦意喪失してしまった・・・
その時だ!奴の右ストレートが私の頬にヒットしたのは・・・
薄れ行く意識の中、私は思った・・・・
頼む・・・次から植毛にしてくれ・・・・

因みに・・・改変しましたが実話です。
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/sports/battle/news/20051214spn00m050015000c.html


[528] 528杯目 明るいレクター博士味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
685 名前: ◆.63AUIEoBU 投稿日:2006/01/20(金) 01:37:11 ID:k+Ly2ei10
問“Succubus”

女は男と深く愛し合っていましたが、男は若くして死んでしまいました。

時は流れ、
女は毎晩のように夜の町へ出かけ、男を誘惑し宿に連れ込んでいます。

女はいったい何をしているのでしょうか。

739 名前:◆.63AUIEoBU 投稿日:2006/01/20(金) 02:17:02 ID:k+Ly2ei10
解説“Mary”

女は男たちと交わり、HIVに感染させようとしています。

男は夜遊びをしており、それが原因でHIVに感染していました。
女は男からHIVに感染させられてしまったのです。
男は自分が感染者であることを隠したまま、女と交際を続けていました。
医者から初めて事実を聞かされた女は、男の裏切りに絶望し、恨みを抱きます。

女は自分をこんな目にあわせた男たち復讐することを決意します。
夜の町に出かけ、男を誘惑し、宿に連れ込んで交わるのです。

何も知らず満足そうに寝入る男を見下ろし、彼女は笑みを浮かべます。
彼女は口紅を取り出し鏡に文字を書き残すと、哀れな男を残してその場を立ち去ります。

“エイズの世界にようこそ”


下の文章は元ネタの部分を付け足したものです


[528] 528杯目 明るいレクター博士味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
763 名前:T ◆/EuGURXgUY 投稿日:2006/01/20(金) 12:00:28 ID:HqbRcCbP0
【問題】

彼は草花を大切に育てたせいで、
飼育代を超えた多額の請求をされるはめになった。

状況を説明してくだしあ。

793 名前:T ◆/EuGURXgUY 投稿日:2006/01/20(金) 12:41:03 ID:HqbRcCbP0
【解説】

彼は18年間、自宅の庭の草花を大切に大切に育てておりました。
しかし、伸びすぎた草花が標識を隠してしまい、事故が多発してしまったんだとか。
それにより、多額の賠償金を支払うよう裁判所から言い渡されてしまいました。

ちなみに、実際に起きた事件を元にしました。


[528] 528杯目 明るいレクター博士味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
822 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/01/20(金) 15:21:06 ID:NJWO+IR6O
【問題】
1.工事現場で男性が怪我をした。
2.食事中に女性が悲鳴をあげている。

2つの状況の繋がりを考えてください。

906 名前:梅うさ ◆rAeawWCfkU 投稿日:2006/01/20(金) 16:50:42 ID:NJWO+IR6O
【解説】
彼女は友人ふたりと地元のセルフサービスのレストランにきていた。
注文したスープを持って彼女はふたりより先に席につき、スープを食べ始めた。友人たちも席についてまもなく、彼女は口の中の異変に気づき、スプーンに吐き出した。
人間の指だった。
彼女はありったけの声で悲鳴をあげた。
状況を知った店内中がパニックになり、彼女はレストランに対して慰謝料を請求。
事件が解決してからもレストランは客がこなくなり、チェーンは倒産してしまった…。

彼女はクレーマーだった。
たまたま指を切断した男性から買った指を自分のスープの皿に混入させたのだった。


元ネタは「世界仰天ニュース」です。


[528] 528杯目 明るいレクター博士味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
928 名前:T ◆/EuGURXgUY 投稿日:2006/01/20(金) 18:03:51 ID:HqbRcCbP0
【問題】

ある出版社がとある本を出版しました。
その本には重複した部分がいたる所にあるのに、
誰一人として返品をしたりしていません。

一体何故なんでしょう?

950 名前:T ◆/EuGURXgUY 投稿日:2006/01/20(金) 18:31:54 ID:HqbRcCbP0
【解説】

重複している部分というのはルビだったので、
誰もクレームをつけず、返品もなかったのです。


[528] 528杯目 明るいレクター博士味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
961 名前:小梅姫 ◆iHIMEUwAtA 投稿日:2006/01/20(金) 19:26:52 ID:C1ZpQYjU0
【問題】
ある国には年の違う双子が大勢いるという。
なぜか?

995 名前:小梅姫 ◆iHIMEUwAtA 投稿日:2006/01/20(金) 19:49:40 ID:C1ZpQYjU0
【解説】
中国では一人っ子政策で、子供を二人産むと罰金を取られるのだが、
双子だけは例外。
ゆえに人手の必要な農村などでは、子供を二人産んでおいて
後から双子として届ける人も多いという。


[529] ★★ウミガメのスープ★★529杯目 指入りスープ味 ▲ページ先頭 / ▼ページ末尾 / ▲前スレ先頭 / ▼次スレ先頭

[529] 529杯目 指入りスープ味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
18 名前:味噌がめ ◆kEtPiWuREM 投稿日:2006/01/20(金) 20:46:20 ID:LMktxOIH0
【問題】「GIVE ME THE KEY!」
私は犯罪者であることを誇りとし、誇りに恥じない犯罪を犯すよう心掛けている。
今日もまた、あるものが欲しくなった。
しかしただ貰っていくだけでは芸がない。ということで、ちょっとした趣向を凝らしてみた。
四方がぶ厚いコンクリート、出口に鍵、小さな窓をひとつ。
閉じ込められて困り果てた彼に救いの言葉をかけてやる。
あるものをくれるなら鍵をやるよ、と。
予想通り彼は頷き、私は欲しいものを手に入れ、彼に鍵を渡してやった。
歓喜に、恐怖に、驚愕に、悲しみに、怒りに、そして絶望に。
くるくる変わる表情はなかなかに見物だったよ。
それでは、さようなら。

「私」はなにをしたのでしょう?

136 名前:味噌がめ ◆kEtPiWuREM 投稿日:2006/01/20(金) 22:09:57 ID:LMktxOIH0
【解説】
先日見かけた子供の目。綺麗な緑色をしたそれが、私はとても気にいってしまった。
とは言え、目だけ取って、後は全部捨てるなどというのではそこらの猟奇犯罪と同じだ。
そこで、こんなことをしてみた。
まず親御さんを誘拐して閉じ込め、ドアの電子ロックを開けないことには
外に出られないと納得してもらったところで、こう声をかける。
「娘さんが持っているあるものが欲しいんだけど、いいかな?
 それが手に入ったら、電子ロックの暗唱番号を教えてあげるよ」
その言葉の正確な意味を彼はわかっていなかったろうが、ともかく彼は頷いた。
親御さんの許可を得た私は、一緒に誘拐してきていた娘さんから
目的の緑の目玉を取り出して、残りは解答用紙として使ったんだ。
もちろんそのままじゃ大きすぎるから、剥いで丸めて窓から渡した。
彼はこれで出られると喜び、解答用紙についた血と肉に驚き、
解答用紙がなんなのか悟って、泣き喚き、怒り狂った。
やがて解答用紙を広げて答えを見たら、彼の顔は絶望に染まることだろう。

解答用紙の隅々にまで書き込まれた無数の数字。
そのどこからどこまでが暗証番号なのかは、もう私にもわからない。


[529] 529杯目 指入りスープ味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
148 名前: ◆kfw0DUzybg 投稿日:2006/01/20(金) 22:18:47 ID:Vv+oUc5f0
【問題】
極東軍事裁判においてとある日本兵が米兵に訴えられ死刑宣告をうけた。なぜか。

181 名前:◆kfw0DUzybg 投稿日:2006/01/20(金) 22:51:16 ID:Vv+oUc5f0
日本兵はごぼうを米兵に食べさせたところ彼は木の根っこを食わされたと
根に持って東京裁判で日本兵にそう証言した。
結果日本兵は捕虜虐待として死刑判決。
ちなみにごぼうを食品として扱うのは日本くらいらしいです


[529] 529杯目 指入りスープ味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
196 名前:こっくりこっくりこっくり ◆zeX0LUnepU 投稿日:2006/01/20(金) 23:20:55 ID:kO9V8E2B0
【問題】
「ジゴロ」
俺は、悦ぶ女を見るのが好き。
特に、素人っぽさが抜けていない女が大好き。
俺がぐちゅぐちゅに濡らしてやったら、
女たちはきゃあきゃあ言って、恍惚の表情をうかべるんだ。
罪の意識を持ちながらも抗えない子も多いのさ。


今日も目の前にかわいい子が座った。
かわいいのにすれてない感じがいいよな。
どうしてほしいんだ。
なんだって・・・
まいったな、あんたは玄人かよ。
俺は、この女を濡らさずに満足させることとなった。
この女を満足させた方法を考えてくれ。

241 名前:こっくりこっくりこっくり ◆zeX0LUnepU 投稿日:2006/01/20(金) 23:54:06 ID:kO9V8E2B0
【解説】
ジゴロかく語りき

俺は、吉野家のはやりだした3〜4年前、吉野家のバイトで働いていた。
ちょうど女子どもも吉野家に注目しだしたころだった。
そして、つゆだくがはやりだしたころでもあった。
つゆだくのオーダーをうけるたびに、
俺は女たちの丼の中のごはんをつゆで濡らしまくった。
みんなむさぼり食べてたよ。
カロリーが高いので、ダイエットしてそううな女たちは
ちょっと罪の意識を抱いていそうな顔してたよ。

その日、俺の目の前にかわいい子が座った。
その子のオーダーをきいて俺は絶句。
「!!!!!」
こいつ、ちゃねらーかよ。
そして、玄人なのかよ。
もちろん、俺は「ねぎだくとギョク」を提供して、その子を満足させた。
牛丼屋が牛丼ではなく、豚丼を売るようになって、俺はバイトを辞めた。


[529] 529杯目 指入りスープ味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
252 名前:べっこう飴 ◆RluEohmUAM 投稿日:2006/01/21(土) 00:25:20 ID:uxRs/s0X0
【問題】「悩める未亡人」
私は当家の執事でございます。
当家の主人は有名な大富豪でしたが、数ヶ月前、不幸にも他界なされ、
後には若い奥様が未亡人として残されました。

その奥様が、最近、なぜか急にオカルトに興味を持ち始めたようで…。
売れっ子の霊媒師を呼んで霊視を頼んだところ、
霊媒師は「旦那様には何か心残りがおありのようで…」と不気味なことを言うのです。
それ以降、奥様は「変な音が気になって眠れない」と疲れたご様子で、
ここ数日は憔悴したご様子で「ゆうべ、夫が…」と怯えたご様子でつぶやくばかり。
そして今晩、私を呼ぶベルの音がしたので駆けつけてみると、
奥様が寝室で倒れており、虫の息でいらっしゃったのです!

先程、奥様は救急車で運ばれていきました。
幸い一命は取り留めたようですので、奥様がお目覚めになるまでの間、
奥様の身に一体何があったのか、みなさんも一緒に考えてはいただけませんか?


※この問題は亀夫君問題です。
執事に質問したり指示したりして、事件の全貌を明らかにして下さい。
執事がみなさんの説明に納得できた頃、奥様が目を覚まして真相を教えてくれるはずです。

362 名前:大富豪の未亡人 ◆RluEohmUAM 投稿日:2006/01/21(土) 01:32:59 ID:uxRs/s0X0
【解説 1/2】
私、殺されかかったのよ。誰にって? 夫の姪だとかいう、あの強欲なオバサンに決まってるじゃない!
あのオバサン、夫の莫大な遺産が遺言で全部私に相続されるって知ったもんだから、
私を脅かして相続放棄させて、自分が遺産を全部横取りしようと企んだのね。
私が霊媒師に興味を持ち始めたことを嗅ぎつけたらしく、
「夫の亡霊が私に相続させることを嫌がって呪っている」なんて陳腐なシナリオを考えて、ね。
きっと私が夫を遺産目当てで殺したとでも疑っていたんでしょうね。失礼しちゃうわ。

それであのオバサン、親戚としてうちの屋敷に出入りできるのを良いことに、
心霊現象に見せかけるようなトリックを私の寝室に仕掛けたり、
買収した霊媒師を使って私に心理的圧迫を掛けたり、
夫の亡霊の扮装をさせた男を私の寝室の窓の外に立たせたりしていたの。
私もまんまと騙されて、夫が夢枕に立ったと思って怯えていたんだけれど、
根がタフな私だから、なかなか向こうの思い通りにならなかったのね。
おまけに今夜、ついに私が窓の外の亡霊の正体に気が付いてしまったものだから、
逆ギレした犯人は私を殺しにかかったというわけ。
犯人は執事の足音に気が付いて逃げていったみたいだけど、顔はしっかり見たから、じきに捕まると思うわ。

そりゃあ、私は世間では「財産目当てで結婚した女」だと思われているし、
それは否定できないけれど、だけど、本当は…本当に、私、夫のことが好きだったのよ。
それをちゃんと伝えないうちに、あの人、突然死んじゃったもんだから、それが心残りで…。
霊媒師の力が本物なら、夫にそれを伝えたいって思ったのよ。

それにしても、あのとき、執事が駆けつけてくれなかったら、本当に殺されていたに違いないわ。
本当に、良いタイミングで来てくれたわ! ありがとう!
――え? ベル、ですって?
私は鳴らしていないけど…?

364 名前:執事 ◆RluEohmUAM 投稿日:2006/01/21(土) 01:34:02 ID:uxRs/s0X0
【解説 2/2】
やっぱり、あれは奥様のではなくて、旦那様のベルだったのですね。
…そうか…そうだったんですね、旦那様…。
奥様を守るために、あのベルを鳴らして、私を向かわせたのですね。
あの霊媒師の言うことも、あながちデタラメではなかったのですね。

これですべて納得がいきました。
今し方、警察から連絡がありました。奥様を襲った犯人が捕まったそうです。
これで安心してお屋敷に戻れます。
みなさま、お付き合い頂き、ありがとうございました。
中の人ともども御礼を申し上げます。


[529] 529杯目 指入りスープ味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
389 名前:不運再起 ◆whl1PM97yI 投稿日:2006/01/21(土) 02:47:21 ID:y3+C9Nft0
【問題】
彼女にどうしても会いたかった彼は、無知ゆえに家族を死なせてしまった。
状況を説明してください。

439 名前:不運再起 ◆whl1PM97yI 投稿日:2006/01/21(土) 03:19:27 ID:y3+C9Nft0
【解説】
「あー、また「ウミガメロン」かよ。出ねぇなー、「魔法少女スプリ」のシール」
彼は食玩(シール入りウェファーチョコ)にはまっていた。
お目当ての「魔法少女スプリ」を求めるうち、随分とたまってしまったチョコ。
「さて、どうしようか…一人じゃ食べきれないし…そうだ!」
彼はチョコを一部飼い犬に食べさせることにした。
犬にとってチョコが毒だとも知らずに…。


[529] 529杯目 指入りスープ味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
522 名前:The peoples hero ◆SjLuktgpzQ 投稿日:2006/01/21(土) 16:49:47 ID:fPIpnYrA0
【ミステリー系問題】「虚言・詐欺・窃盗」

罵詈雑言の嵐
非難の言葉など、どれだけ浴びたのか既に覚えていない
彼が倒れたと聞いたとき、誰も信用する者などいなかった
そして、人々は嗚咽の声を漏らす

一体どういう事なのか順序だてて説明してみろ!

587 名前:The peoples hero ◆SjLuktgpzQ 投稿日:2006/01/21(土) 17:25:55 ID:fPIpnYrA0
【解答】
偉大なるレスラーがいた。
彼は観客に憎まれるヒールレスラーだ。
リング上で騙した相手は数知れない。

ある日、世間を騒がすニュースが流れた。
そのレスラーが心不全で亡くなったというのだ。
それを耳にした奴等は、また嘘をついていると思ったのだ。
だが、そのことが真実だと知り、
皆は涙を流して彼を追悼したのだ。
そう、彼は人として皆に愛されていたからだ。

彼の名は「エディ・ゲレロ」


[529] 529杯目 指入りスープ味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
607 名前:DOA ◆hYiqXVDGQA 投稿日:2006/01/21(土) 18:53:48 ID:mB2aLxJp0
[問題]
<誰かの願いがかなう頃>
男は私に願いを述べた。
そのありきたりな願いのために、私の体はバラバラになった。
これで男の願いは叶うのだろう。
数ヶ月後には訪れる幸せな光景を思い浮かべながら、
私の一生は終わりを迎えた。

さて、私は男の願いをどうやって叶えたのでしょう?

675 名前:DOA ◆hYiqXVDGQA 投稿日:2006/01/21(土) 19:48:31 ID:mB2aLxJp0
[解説]
見上げた夜空に、流れ星が一つ。
思わず男は願いを呟いた。
「明日の入試、受かりますように」
流れ星は、大気との摩擦で細かい欠片に崩れながらも、
燃え尽きることなく地上へとたどり着き、降り注いだ。
この日、落ちてきた隕石の欠片で頭を貫かれて人が亡くなる事故が多発した。
偶然にも死者は全て同年代の男女、それも志望校が同じ受験生ばかりだったという。
男は無事、志望校に受かることになった。
4月には、桜の下を満面の笑みで歩く男の姿が見えるだろう。
受験生が減り倍率が下がった為合格できたということを、男は知らない。

つ「がんがれ受験生」


[529] 529杯目 指入りスープ味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
686 名前:  ◆kKTaYcaggk 投稿日:2006/01/21(土) 21:48:24 ID:S0jJ86T30
【問題】
「会社のためだ仕方がない」
ある会社社長がが面識のない一人の資産家の死亡記事を見つけ呟いた。
そして自らの所有する別荘とビルを売却することを決めた。
しかしそれで得た収入は会社の為はおろか何にも使われることはなかった。
一体この会社社長の真意は?

763 名前:  ◆kKTaYcaggk 投稿日:2006/01/21(土) 22:40:17 ID:S0jJ86T30
【解説】
この会社社長は一代で成功した半生をまとめた自己啓発系のビジネス書がヒットしベストセラー作家となっていた。
そしてその最初の著作の成功以来帯には○年連続納税額日本一の会社経営者という文句がついて、
本の売り上げだけでなくその宣伝効果は会社の知名度と売り上げを大きく押し上げることになっていた。
ある日男はある資産家の死亡記事を見つける。
その息子はここ数年連続で長者番付の2位、ある程度の差はついていて安心していたがこの資産家かの死による相続税によって逆転される可能性がある。
男はすぐさま最も資産価値の高い別荘とビルを売却してその利益に掛かる税金を払うことで1位の座を守ったのだった。


[529] 529杯目 指入りスープ味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
780 名前: ◆cplnFO9T0I 投稿日:2006/01/21(土) 23:50:58 ID:bsJimyY8O
【問題】

[一日目]
気がついたら僕とお姉ちゃんはこの部屋にいた。
[二日目]
??…外から何か聞こえてくる…なんだろう!?……!!!
[三日目]
ああ…どうすればいいんだろう…
[四日目]
ひッ…!!うあぁぁぁ!!!!なんで…!どうして……!!!もしかして…??
[五日目]
うッ……!今日もか…。
えッ!?お姉ちゃん!?…うん。僕やってみる!!
[六日目]
だんだんなれてきた。
今日も行ってくるよ。

続く

781 名前:◆cplnFO9T0I 投稿日:2006/01/21(土) 23:53:31 ID:bsJimyY8O
【問題】

続き

[八日目]
うぅ…あぁぁ…!!!


この姉弟の8日間、そして最後の結末を答えて下さい。

830 名前:◆cplnFO9T0I 投稿日:2006/01/22(日) 01:02:12 ID:L3cu2mzqO
【解説1】

「僕」と「姉」は誘拐されこの部屋に閉じ込められた。
犯人は快楽殺人鬼。

7部屋列なった長屋状の部屋。真ん中に一本の溝が通っている。その向こうには固く閉ざされた扉が…

日が経つに連れて、姉弟はこの部屋の仕組みに気がついた。毎日溝に流れて行く肉片。一日一部屋ずつ殺されている…。そう遠くないうちに自分達も…。

姉は弟に、溝を潜り他の部屋へ行って様子を見て来て欲しいと頼む。小柄な弟はそれに従った。
他の部屋も弟達と同じ状況。殺された部屋は次にまた新しい人が連れてこられるようだ。

続く

831 名前:◆cplnFO9T0I 投稿日:2006/01/22(日) 01:03:51 ID:L3cu2mzqO
【解説2】

姉は一つの作戦を思いついた。弟は反対したが、助かるにはこの方法しかないのはわかっていた…。

とうとう八日目。姉弟達の番。
殺人鬼の足音が近づいてくる。
扉が会いた。
「やめて!!弟だけは助けて!!」姉は叫びながら背後の弟を庇う。チェーンソーの音が響かせながら男は姉に近づいていった。

続く

832 名前:◆cplnFO9T0I 投稿日:2006/01/22(日) 01:07:22 ID:L3cu2mzqO
【解説3】

その時!内開きの扉の陰に隠れていた弟は、勢いよく逃げ出し、外からカギをかけた……。

姉が庇っていたものは、弟が着ていた服に他の部屋の人達からもらった服を詰め込んだものだった。

「あはははははははは!!」
弟と他の人達の為に身代わりになった姉。最後は笑っていた…。


[529] 529杯目 指入りスープ味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
860 名前:悦ばしき実験 ◆o64WaCEHNg 投稿日:2006/01/22(日) 01:27:24 ID:9kxrTanZ0
【問題】
タイトル: 「これ、ほんとうに夢?」

彼は夢を見た。
これは、夢ではない。
私が生まれた。


状況を説明して下さい。

950 名前:悦ばしき実験 ◆o64WaCEHNg 投稿日:2006/01/22(日) 02:59:36 ID:9kxrTanZ0
【解説】
「彼」は、デカルト。
「私」は、近代的自我(コギト:「我考える、ゆえに我あり」)。
そして、「夢」とは……、
ここでは、問題文1行目の「夢」と、2行目の「夢」は別のもの。
夢A(彼は夢を見た)と夢B(これは、夢ではない)に区別して解説:

1. 夢A
ルネ・デカルトは、1956年、フランスに生まれた。 神学校寄宿生としてスコラ神学や数学・
自然学を学び、アンリ4世が創設したアカデミー(ポァティエ大学)で法学・医学を専攻。
勉学の傍らに、錬金術・魔術。占星術の文献も耽読した(最近の研究では、デカルトが秘密
結社・薔薇十字との思想的親近性を指摘もされている)。その後、学問に飽き足らない彼は、
各国を遍歴した。
当時のドイツは、教皇派・新教派で友敵を分つ三十年戦争(1618‐48)の最中であった。
デカルトは、旧教皇派のバイエル公マキシミリアンの旗下に入った。1619年、冬が始ったため、
ウルム近郊のノイブルクという農村に駐屯した。
独りで炉部屋で思索に耽る日々を送った。これまで、学習してきた神学や自然学のこと、学的
方法論のこと、人間の思考のこと、そして自己自身の思考…について。
1619年11月10日、突如「霊感に満たされ」、「この日驚くべき学問の基礎を見いだした」とい
う思いに心をとらわれ、その興奮とともに就寝した。
その後、彼は連続して三つの夢を見た。この夢体験は、『オリュンピカ』と題された手記
に数行記されているのみ(アドリアン・バイエ『デカルト伝』)。
デカルトは、その夢体験の内容を詳述はしていない。しかし、「霊感に満たされて」導か
れた夢において、学問一般の新たな基礎付けの構想を得た、というのが定説である。
後にライプニッツは、デカルトの夢体験に関心を示した。現代の研究家も、デカルトの幾
何学を模範とする科学方法論は夢の啓示に負うところ大と解釈した。
夢体験の内容をデカルトが語っていないため、確かなことは言えない。しかし、中世以来
のヨーロッパで支配的であったスコラ神学による認識論(11世紀に確立)に代わる、近代
的な科学方法論は、17世紀の三十年戦争期南ドイツ、ある炉部屋での「霊感」と「夢」に、
その出生の秘密を持っている。

951 名前:悦ばしき実験 ◆o64WaCEHNg 投稿日:2006/01/22(日) 03:05:30 ID:9kxrTanZ0
2. 夢B と「私」の出生 
デカルトは炉部屋での夢体験からの十年を超す思索を経て、1637年『方法序説』を発表した。
数世代にわたり伝承され、様々な人の手垢にまみれた既成の知識をしりぞけると、一人の
人間の直観を拠所としなければならない(幾何学的明証性)。既成知識ではなく、明晰な
真理から出発して、分析・総合・点検を繰返すことが説かれる(方法的懐疑)。
疑いを容れない真理に到達するため、既成学問だけでなく、日常の出来事も、数学的公理も、
自身の身体さえも疑わねばならない。
しかし、それでも最後には、どうしても疑うことができないものが残る − 疑っている
私自身の存在。
「私は、それまでに私の精神に入りきたったすべてのものは、私の夢の幻想と同様に、真  
 ならぬものである、と仮想しようと決心した。しかしながら、そうするとただちに、私
 は気づいた。私がこのように、すべては偽である、と考えている間も、そう考えている
 私は、必然的に何ものかでなければならぬ、と。そして「私は考える、ゆえに私はある」
 というこの真理は、懐疑論者のどのような法外な想定によっても
 ゆり動かしえぬほど、堅固な確実なものであることを、私は認めたから、私はこの真理
 を、私の求めていた哲学の第一原理として、もはや安心して受け入れることができる、 
 と判断した。(『方法序説』野田又夫訳)

絶対懐疑の境地は、『瞑想』(1641)でも悪魔の仮説で述べられる。
「天も、空気も、地も、色も、形も、音も、その他一切の外的事物は、悪魔が私の信じや
 すい心を罠にかけるために用いている、夢の計略にほかならない、と考えよう。また私
 自身、手も、眼も、肉も、血も持たず、およそいかなる感覚器官も持たず、ただ誤って、
 これらすべてのものを持っていると思いこんでいるだけだと考えよう」。
にもかかわらず、悪魔は、私までが「夢」の中の出来事だと騙すことは出来ない。
もし、私が「夢」の中の出来事だとしたら、その「夢」さえないはずだ。悪魔に騙され
ている最中にも、少なくとも騙されている私の存在は疑いようなく存在する。

954 名前:悦ばしき実験 ◆o64WaCEHNg 投稿日:2006/01/22(日) 03:08:45 ID:9kxrTanZ0
かくして、デカルトは絶対的懐疑論(悪魔のメタファーによる、「世界は夢」の仮説)の
絶頂で、疑いの余地のない、私の存在(「我あり」)の地平に到達した。それを最高原理
として、学問体形の構築が展望された(「我思う、ゆえに我あり」は、『方法序説』では、
フランス語で2回、1644年の『哲学原理』ではラテン語で1回記されている)。
そして、デカルトによる、疑うことのできない自我の発見は、近代的自我の出生の瞬間で
あった。
現代の科学・技術・生活は、この「私」の存在と「私」の認識を、その基礎としている。


3. デカルト的「私」の「夢」のあと?
デカルトの「考える私」(コギト)は、ライピニッツのモナド、カントの先験的統覚、
ヘーゲルの、絶対精神の道を祝福された「自己意識」へと様々な洗練化がなされた。

もちろん、デカルトは近代的自我の開祖として、近代の様々な負債を背負っている。
心身分離の元凶とされたり、「我思う、ゆえに我あり」自体が幻影であるとも言われ
てきた。
ヴィットゲンシュタインは、独我論の思考実験で、夢と現実のパラドックス
(夢の中で、夢と現実の区別は不可能)を解消したとも言われる。
ポストモダン派は、デカルト的自我が形而上学的捏造だと騒ぎ立てている。

でも、疑うことができ、しかもその存在までを疑うことが出来ない「私」に源泉を持つ、
ヨーロッパ的近代は、「夢」だったのだろうか? 
私も、「夢」の中の出来事? だとすれば、誰の?


[529] 529杯目 指入りスープ味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
977 名前:ぺんぎん ◆aZjgVdOsT2 投稿日:2006/01/22(日) 03:24:17 ID:bmkwhOTZ0
【問題】 「 エロ本が見付かった 」

俺の部屋にやって来た彼女がベッドの下のエロ本を見付けちゃったんだ。
そこで、慌てた俺は咄嗟にそれが兄貴の部屋にあったものだと誤魔化したんだ。
でも、相手が悪かった。彼女は瞬時に俺の嘘を見破ってしまったのさ。

どうしてそんな事になってしまったのか当ててみてくれ。

1000 名前:ぺんぎん ◆aZjgVdOsT2 投稿日:2006/01/22(日) 03:30:47 ID:bmkwhOTZ0
【解説】
エロ本を見付けられてしまった俺は咄嗟にこう言ったんだ。
「そ… それ俺のじゃないんだ。兄貴の部屋からこっそり持ち出したものなんだよ!!」
だが、エロ本の持ち主として選んだ相手が悪かった。俺は墓穴を掘ってしまったのである。
「そんなわけない!だってあなたのお兄さんは小さい頃から目が見えないじゃない!」


[530] ★★ウミガメのスープ★★530杯目 溝からデカルト味 ▲ページ先頭 / ▼ページ末尾 / ▲前スレ先頭 / ▼次スレ先頭

[530] 530杯目 溝からデカルト味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
34 名前:2度目なの ◆kL4CiY67Vw 投稿日:2006/01/22(日) 03:42:46 ID:6UDgM4eC0
タイトル:「誓い」

[問題]

2人の男がテーブルを挟んで座っている。
どうやら2人ともかなりのヘビースモーカーらしく、ひっきりなしにタバコを吸っている。
そして妙なことに、テーブルの上には諭吉さんが一枚置かれていて
2人はそれを指で動かす動作を何度も繰り返している。

いったいこの2人は何をやっているのだろう?

81 名前:2度目なの ◆kL4CiY67Vw 投稿日:2006/01/22(日) 04:04:13 ID:6UDgM4eC0
[解説]

2人の男は互いに禁煙を誓い、それを吸ったらタバコ一本につき1万円を払うという賭けをしていたのだ。
そして、一方の男が誘惑に負けて一万円を出してタバコに火をつけた。
しかし、もう一方の男もそれを見て我慢できなくなったのか同じくタバコに火をつけて
その一万円を押し返した。するとまた前者が・・・の繰り返し。
2人が同じ本数ずつタバコを吸えば、約束は破られず
お互い金を支払うことなくたっぷりとタバコを吸えるというわけである。
禁煙の誓い?アーアーキコエナイ


[530] 530杯目 溝からデカルト味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
104 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/01/22(日) 04:29:27 ID:0SYO0heu0
【問題】「それって?」
 友人の質問にニッコリと笑って答え、その後メモに何かを書き付ける男。
その事により彼の中学生時代からの夢が叶ったのだが。それって何なのだろうか?
内容を補完して噺を完成させて下さい。

168 名前:IQエンジン ◆e37VO7OAVo 投稿日:2006/01/22(日) 05:04:17 ID:0SYO0heu0
【解説】
 凝り性と言うか生真面目と言うか偏執狂と言うか、まあ一言で言えば典型的A型人間の亀雄君
(・・・A型の皆様大変失礼しましたorz)
勉学においても実学優先、「習った事は全て役立てたい」との理念に燃えていました。
そんな彼がかなり頭にきていたのが中一の英語。「『This is a pen.』なんていつ使うだよ(#゚Д゚)」
そう彼は教科書の最初に出てくる決して日常会話では使わない用な文章に腹を立ててしまったのです。
将来のために英語は絶対に必要になると必死に勉学に励む亀雄君。最初の躓きの所為で大変苦労しましたが、
苦心惨憺の結果ネイティブスピーカー張りの英語の達人になる事ができました。
 ある日、彼はある夢をかなえる為に友人で好奇心旺盛なメリケン人、ジム君を家に招きます。
家の中でジム君はテーブルの上に置いてあるわけの判らない形をしたオブジェを見つけます。
好奇心旺盛なジムくん早速そのオブジェに興味を持ち、早速亀雄君にこう尋ねました。「What is this? kameo」
その質問に願いが叶った興奮を隠しつつこう答えました 「This is a pen!!」
亀雄君はそう言うとこれがペンであることを証明する為に、
そのオブジェの頭をもぎ取り逆さにしてからメモ用紙に文字を書き付けました
そう亀雄君の夢とは日常会話で使わない用な文ならその状況を無理やり作ってその言葉を言ってしまうしまう事だったのです。
面白い事に眼がないメリケン人ジムくんが狂った様に大笑いする姿を目にした亀雄君の心待ちにしている事、
それは最近買収したバイオ会社に依頼して作らせている、食べれば美味しく無害なのが、
何処からどう見ても林檎に見えない林檎の完成だとか。・・・御後がよろしいようでorz


[530] 530杯目 溝からデカルト味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
185 名前:3度目の正直者 ◆kL4CiY67Vw 投稿日:2006/01/22(日) 05:23:51 ID:6UDgM4eC0
[問題]
俺はそいつが間違いを犯したのをはっきりと目にした。
そのことを周りに教えてやってもよかったのだが、
そうしてやる義務もないので黙っていた。
それに、黙っていた方が何かと得だったからな。
そして俺の思惑通り、その間違いのおかげで本来なら受けなければならないはずのペナルティーを逃れることができた。
しかし喜びも束の間、次の瞬間それ以上に大きなペナルティーが俺たちを襲ったんだ!orz

状況を説明してください。

250 名前:3度目の正直者 ◆kL4CiY67Vw 投稿日:2006/01/22(日) 05:56:45 ID:6UDgM4eC0
[解説]
80年代から90年代にかけて巨人のスラッガーでならした吉村貞章選手。足のけがをする前で、四番打者になるのも
時間の問題と思われた昭和62年のこと。後楽園球場の最後の試合となった10月18日。広島の投手白武が
2-1から投じた4球目がボール。なのにスコアボードが変わらなかったらしいのです。そのままカウントは2-4
となってしまい、本来ならこの時点でフォアボールのはずだったのです。しかし吉村選手は一塁に歩かされることなく
プレー続行。その後の8球目がレフトスタンドに飛び込む、吉村選手プロ入り初のシーズン30号本塁打。
しかも後楽園球場の最後の本塁打。吉村選手にとって、めちゃくちゃおいしい間違いとなったのでありました。

ちなみに「俺」とはそのときの広島のキャッチャー達川光男だ!
ちゃうねん!ホンマはあんとき既にフォアボールやってん!
(実際に達川氏がこう言ったかどうかは不明ですw)


[530] 530杯目 溝からデカルト味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
264 名前: ◆ZnXdqBF56. 投稿日:2006/01/22(日) 06:29:10 ID:lquLvWqj0
【問題】
彼の姿は、私の瞼にしっかりと刻みついている。
しかし、彼はもう戻らない。
私の所為で、彼は堕落してしまった。
彼は、もう戻らない。

状況を推理してください。

291 名前:◆ZnXdqBF56. 投稿日:2006/01/22(日) 07:00:09 ID:lquLvWqj0
【正解】
生卵を落として割ってしまった。

・・・ということでした。


[530] 530杯目 溝からデカルト味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
306 名前:SoapDish ◆WiyBm1u4SY 投稿日:2006/01/22(日) 17:08:48 ID:dnYh9D0u0
【問題】
さんざんな買い物をする若い女。
俺はその様子を目の当たりにして道を説いた気になっていたが、
結果、憧れの溜息をつく彼女にたしなめられた。

状況を推理して答えてください。

351 名前:SoapDish ◆WiyBm1u4SY 投稿日:2006/01/22(日) 17:45:11 ID:dnYh9D0u0
【解説】
テレビのセレブ海外旅行特集を見ていると、
隣にいた彼女が憧れのまなざしで「いいわね」と溜息。
ある芸能人は海外のブランド店で靴を迷った芸能人が
「あ〜ん決められない。じゃあ全部お願いしようかしら」
とその店舗の靴をまとめ買い。
「俺は、金持ちになったって、こんな金の使い方する女は嫌だね。
大体、迷惑だよ。あとから他の客が来ることも考えろっつーの」
と憤慨していると、彼女はふっと笑って
「あなただって同じくらいお金持ちになったら同じことしているわよ。
だって、このあいだうまい棒、箱ごと大人買いしていたじゃない?
もし、あなたが買ったケースが最後のケースだったら、そのあとで
うまい棒を楽しみに買いに来た子供は、とても悲しんだと思うわ」


[530] 530杯目 溝からデカルト味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
357 名前:SoupNovice ◆K90Yw2Y9ck 投稿日:2006/01/22(日) 18:35:56 ID:kevXED4f0
【問題】

そいつの仲間はみんな絶滅してしまったんだが、その種だけが今日まで生き残っている。そのためその種だけ研究が遅れている。何のことでしょう?

440 名前:SoupNovice ◆K90Yw2Y9ck 投稿日:2006/01/22(日) 21:32:46 ID:kevXED4f0
【解説】

仲間たちとは、神話上の王家たちのこと。
その種とは、天皇家。

王家ともなると規模の大きな遺構やモニュメントを残してくれるもの。しかし天皇家の場合は、皇室が現在も続いており、古墳の発掘を禁じているため研究が進んでいません。
もっともこれには、現存する家系の墓を暴くべきではないという感情論のほかに、遺跡の保存技術が進歩するのを待つべきだ、という科学的理由もあるそうです。


[530] 530杯目 溝からデカルト味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
472 名前:易牙 ◆8K6KrqWiWg 投稿日:2006/01/22(日) 21:54:02 ID:VFS2hp9n0
【問題】「ふすまの先」
ギッコン、バッタン。ギッコン、バッタン…
ふすまをそっと開く客人夫婦、
其の先には先程まで二人と一緒にいた女が、
先程と何も変わりが無い外見で只管作業を営んでいる。
其れを見て妻は夫に言う。
「ほら、幾等何でも其れはありえないって言ったでしょう。お話の世界じゃないんですから。」
しかし、二人は暫くすると息を呑む。
其れは二人にとって、「お話の世界」が現実であった方が遥かにマシであった…
そして、女の独り言を聞いた二人は家を後にする。

家では、一人残された女が袋を手に持ち、不敵な笑みを浮かべていた。

状況を説明して下さい。

522 名前:易牙 ◆8K6KrqWiWg 投稿日:2006/01/22(日) 22:16:30 ID:VFS2hp9n0
【解説】1/2
ある年の冬のことである。
夫婦は旅をしていたが、生憎吹雪に巻き込まれてしまい、立ち往生してしまっていた。
しかし、よく見てみると前方に民家があるではないか。
しめた、と二人は思い、民家に近付く。
民家には、女が一人で住んでいた。
「私達は旅の者です。申し訳ありませんが一晩泊めて頂けないでしょか?」
「ちょっと機織りの最中ですが、それでもよろしいですか?」
「ええ、勿論。」
「わかりました。では、よろしいですが織っている最中は決して中を覗かないで下さいませ。」
良かった、凍死は免れられた。とホッとしていると、奥の部屋より
ギッコンバッタンギッコンバッタンと、確かに機織り機の音が聞こえてきた。
「『見るな』と言っていたが、もしかして鶴が織っていたりしてな」と夫は言う。
「まさか。ただ恥ずかしいだけでしょう」
二人はそのまま寝ようとしたが、何もする事がなく、しかも「見るな」と言われては、逆に気になるもので、
好奇心に堪えきれず、遂に夫婦はふすまをそっと開けて中を覗いてしまう。
しかし、其処には鶴の姿は無く、女が先程見た侭の姿で機を織っていた。
「ほら、幾等何でも其れはありえないって言ったでしょう。お話の世界じゃないんですから。」
「そうd…ッ!」
「どうしたんですか?」
「おい…、あれを見ろ…」
「あれっていっt…ッ!」
二人が目にしたのは、
大変美しい真っ黒な布と、髪の毛を全て抜かれた、何人もの人間の頭部であった。
暫くすると機織り機の音が止む。そして女は呟く。
「あら、ちょっと足りないわね…。どうしましょう…
 でもいいわ、丁度良い『材料』がさっき手に入ったから…」
まさか、自分たちがあの布の「材料」になるのでは…
そう恐れた二人は、自分達の荷物もロクに持たず、あたふたと家を後にした。

523 名前:易牙 ◆8K6KrqWiWg 投稿日:2006/01/22(日) 22:17:17 ID:VFS2hp9n0
【解説】2/2
「うふふ、また儲かっちゃった」
女は先程まで夫婦の持ち物だった旅行袋から財布を取り出すと嗤った。

実はこれまでの女の行動は全て計画的に行なわれていたのだ。
すなわち、元々ある機織り機であらかじめ黒い布を途中まで織り、
蝋で作った精巧な死体(と言っても頭だけだが…)を辺りに転がす。
そして、旅の途中迷いこんできた(ここは山の峠にあり、利用者は以外と多いのだ)哀れな旅人が宿泊した際、
いわゆる「見るなの禁」を利用し、わざと先程の様な光景を見せる。
すると、夜の薄ぼんやりとした雰囲気もあり、
彼女は完全に「死体の毛から機を織る狂人」として映り、旅人は恐怖する。
そしてとどめの一言「あら、足りないわ…」により、次は我が身と恐れをなした旅人は、
着のみ着の侭飛び出す事が多い。
その為彼女は悠々と残された旅行袋の中から、
金(しかも旅行中とあってかなりの大金である)を手に入れる事ができるのだ…


[530] 530杯目 溝からデカルト味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
544 名前: ◆2PmZBVReNg 投稿日:2006/01/22(日) 22:36:11 ID:sNACfTBE0
買い物をして家を訪ねた俺は、その家の主人に殺された。
状況を推理してください

604 名前:◆2PmZBVReNg 投稿日:2006/01/22(日) 23:03:00 ID:sNACfTBE0
【解説】
俺はオオカミ。
おしろいやチョークでまんまと子ヤギを6匹騙して食べたは良かったが、結局お母さんヤギに殺されちまったぜ。
ヤギに殺されるなんて、全くツイてねぇ。まあブタに殺されたアイツよりはマシな結末だけどな…


[530] 530杯目 溝からデカルト味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
624 名前:みかん ◆I4R7vnLM4w 投稿日:2006/01/22(日) 23:24:18 ID:fxNkUFo80
【問題】
事件の起きた前の日、彼女は大豆を購入したという。
そして、事件当日・・・・・。
彼女の足下には、男が倒れ悶え苦しんでいた。
そんな男をみて、彼女は満足そうに微笑んだ。
どんな状況なのでしょうか?

697 名前:みかん ◆I4R7vnLM4w 投稿日:2006/01/22(日) 23:54:39 ID:fxNkUFo80
【解説】
男は女の上司で、セクハラばかりしていた。
女は、上司のセクハラを無視しつづけていたが、セクハラがやむことはなく、彼女は効果的な対抗手段を考えた。
そして、大量の豆を食べた翌日、上司が彼女のお尻に挨拶をしようと手と顔をちかづけたそのとき、盛大なオナラをしたのだった。
豆によるオナラは、相当に臭く、上司はその場に鼻を押さえて悶絶したという。
以後、上司はセクハラをしなくなった。


[530] 530杯目 溝からデカルト味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
717 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/01/23(月) 00:16:27 ID:00SbhZl80
【問題】
神妙な面持ちの集団に対し説明をしている男(ボス)。
「これは○○ですね」
「これは△△ですね」
「これは□□ですね」
やがて場が凍りついた。

何が起こったのか説明お願い。

801 名前:フェノレマー ◆DkHRU96.I. 投稿日:2006/01/23(月) 00:51:24 ID:00SbhZl80
【解説】
舞台は火葬場。
ボスはお骨を取り上げている係員。
「これはのど仏ですね」 お拾いになってあげてください。
「これは腰骨ですね」
「これは背骨ですね」
-------中略---------
「これはのど仏・・・ですね」

あれ? だってさっき・・・(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル


[530] 530杯目 溝からデカルト味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
825 名前:空想皇帝 ◆mlX/T/kuso 投稿日:2006/01/23(月) 13:46:49 ID:+0bakGrw0
【問題】[Sign Of Severeness]

突然襲ってきた[不幸]。

僕は[逃げる]ことしかできなかった。

為す術のないまま、徒に時は過ぎていったが、

やがて僕は[幸福]の兆しを[感じた]。

そして、[幸福]を信じて歩き出そうとしたそのとき、

僕は、[幸福]ではなく[更なる不幸]に出迎えられた。


状況を説明してくれたまへ。

864 名前:空想皇帝 ◆mlX/T/kuso 投稿日:2006/01/23(月) 14:39:27 ID:+0bakGrw0
【解説】
山中で、突然の雨に見舞われた。
気まぐれに軽装で登山していた僕は、雨宿りできる場所を探して走った。
そして、やっとみつけたボロボロの小屋に駆け込んだ。
ほとんど廃墟化していた小屋。
風雨をしのぐことはできたが、空腹を満たすことも、誰かに助けを求めることもできなかった。

どれくらい時が過ぎただろう?
僕は、いつしか雨音が聞こえなくなっていることに気づいた。
やっと雨が止んでくれたのか。これで下山できる。
僕はボロ小屋の戸を開けた。

僕の眼前には、真っ白な世界が広がっていた。
雨音が聞こえなくなったのは、雨が止んだのではなく、雪に変わったせいだったのだ。

下山の望みを絶たれた僕は今、次第に強くなる雪に今にも潰されてしまいそうな小屋の中で、
寒さに震えながら睡魔と闘っている…。


[530] 530杯目 溝からデカルト味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
881 名前: ◆.63AUIEoBU 投稿日:2006/01/23(月) 20:09:40 ID:Rl9+9ufC0
【問題】“Who am I”

わたしは生まれてからずっと狭い所に閉じ込められていました。
ところが、つい先ほど呪いをかけられてどこかへ連れ出されてしまいました。
もう、わたしはおしまいです。
いずれ誰からも忘れ去られてしまうことでしょう。

お願いです、どなたでもいいですからわたしを助けてください。

※質問には“わたし”が答えます。キーワードが出揃いましたら、解説を貼ります。

939 名前:◆.63AUIEoBU 投稿日:2006/01/23(月) 20:52:04 ID:Rl9+9ufC0
【解説】“I am me”

“わたし”は文字通り、問題中の“わたし”そのものです。
出題者である私のふとした思いつきから“わたし”は生まれました。
そして、先ほど出題されるまでずっと私の頭の中に閉じ込められていたのです。

“わたし”は〈質問されたら嘘偽り無く答えなければならない〉という呪いをかけられ、
解答者の皆さんが待ち受けるウミガメスレッドに連れ出されました。
そして“わたし”の正体を言い当てられ、問題が解決してしまうと“わたし”は用済みになります。
“おしまい”というわけです。
ひとたび問題が解かれれば“わたし”は過去ログ倉庫の奥深くにしまい込まれ、いずれは忘れ去られてしまうことでしょう。


“わたし”を助けるためには。
的外れな質問を延々と繰り返し、問題を解決させなければいいのですが…
残念ながら不可能ですね。

あるいは。
この問題を知った皆さんが別の場所でこの問題を出題する。
そして出題された人がまた別の人たちに〜〜〜
と繰り返せば、物語の伝播のなかで“わたし”は活き続けることができるでしょうが…
こんなへっぽこな問題では無理な話です。


最後に、忘れ去られると言う表現を使ってしまって非常に申し訳ありませんでした。


[530] 530杯目 溝からデカルト味■このスレ先頭 / △前問 / ▽次問
959 名前:まみまみ ◆Mami/3G25s 投稿日:2006/01/23(月) 21:45:28 ID:b7SDBuYo0
【問題】
ある家に仲の良い三姉妹がいました。
ある日、長女が机に向かって何事か呟いていたのを妹たちは聞きました。
その内容は、
「おっぱいがあるのが次女」
「悩みがあるのが三女」
というようなものでした。

長女は何をしていたのでしょう?

990 名前:まみまみ ◆Mami/3G25s 投稿日:2006/01/23(月) 22:01:14 ID:b7SDBuYo0
【解説】
長女は数学の勉強をしていた。
その時は、公式暗記のための語呂合わせを覚えているところだった。

「πr2=円の面積」
→ぱいあーるのじじょう→おっぱいあるの次女

「4/3・πr3=球の体積」
→3分の4(3の上に4)ぱいあーるのさんじょう→身の上に心配あるの三女


サイトトップ / ページインデックス / ▲ページ先頭 / 511-520杯目 / 531-540杯目